タイトル DRAGON BALL Z 神と神 (2013年 日本)
 
監督 細田雅弘
主演 野沢雅子
鑑賞日 2013年4月4日
一言 アニメを観るのすら何年ぶりでしょう!?
しかも映画館でアニメを観るのなんて、小学生以来の筈。
でもドラゴンボールですからね。
DB世代ド真ん中としては、これは観とかないとダメでしょ、って事で行ってきました。
鳥山明先生が今回は原作からキャラクターデザインまで殆ど携わったらしいしね。
流石にDBといえども、鳥山先生がノータッチでは観る気がしなかった。
ハリウッド版みたいに、怖いもの見たさで観る場合は別やけど。

えー、さてさてシリーズとしても17年ぶり?とかそんなんらしいのでメッチャ久々。
観客同様作成者側も懐かしさからなのか、結構なオールスターキャストを出してきましたね。
もうピラフ一味とか懐かし過ぎるやろ!!
天津飯とか牛魔王とか本家DBでは終盤出てこなかった面々もフルに出てきてたしな。

って事で、今回は格闘路線の話ではなく、楽しさメインな話でしたね。
初期DBって感じでした。
まぁ本来の鳥山先生ってこういう漫画家らしいので、当然と言えば当然か。
DB終盤のバトル重視なストーリー展開は、意向とは違ったものらしかったので。

一応ね、「最強の敵」として破壊神・ビルスとやらが出てくるんですよ。
しかしながら、そんなに緊張感はなく、悟空も純粋にバトルを楽しんでる感じでした。
ベジータだけはね、ガチで焦って、これまでのキャラにない振る舞いをしてましたが(苦笑)
まぁあれはあれで笑ったわ。
あれはズルい。先生あれはズルいわwww

序盤で圧倒的な力の差を見せてきた破壊神。
あれだけの差を悟空はどう埋めるんかなー、と思って観ててんけど結局最後まで埋まらず。
惜しいトコまではいったけどね。
あえて敵を倒さずにめでたしめでたしで終わらせたのが、今回の映画の全てを象徴してる気がしました。
つまりバトルを見せたかったんじゃないよ、っていう点がね。
だから「敵」として登場させたビルスも、ギスギスしたキャラにしなかったんでしょう。
アラレちゃんや初期DBが好きな世代にとっては100点満点の映画だったと思います。
個人的評価 75点