タイトル

マンダレイ (2005年 デンマーク/スウェーデン/オランダ/フランス/ドイツ/アメリカ)

監督 ラース・フォン・トリアー
主演 ブライス・ダラス・ハワード
一言 「ドッグヴィル」の続編です。
なんでも三部作らしいんで、後もう1本今後出来るハズ。
それはそれで楽しみなんですが、いや〜今回も中々でしたよ。
前作の衝撃度がハンパなかったんで、おもっくそハードル上げて観たから衝撃度は薄かったけどね。
って考えてたら自分自身がどんだけマゾやねん、と自分でツッコんでしまった。
この監督に求めてるものはエグさだって事に気付きました。
人間の持つどうしようもない駄目な部分ね、暗黒面ね、そういうのが観たくて映画を観てる事に気付きました。
だから今回わりかし万人受けするっていうか軽い内容(とはいえ一般的には重い)だったのでチョット不満。
我ながら言ってる事が無茶苦茶ですが・・・。
え〜今回のテーマは奴隷。
ではあったんですが、もっと具体的に言うと「自由」かな。
差別についても色々言いたい事はあったんでしょうが、突き詰めて言うと抑圧に対する自由とは、またそれに伴う責任とは、ってトコでしょう。
これはもう皆さん観て色々考えましょう。そして今の日本、自分の環境が"マンダレイ"かどうかを考えましょう。
個人的評価 65点