タイトル

ホテル・ルワンダ (2004年 イギリス/イタリア/南アフリカ)

監督 テリー・ジョージ
主演 ドン・チードル
一言 舞台は民族対立による大量虐殺が行われているルワンダ。
その中で弱者を守った1人のホテルマンの実話を映画化したのがこの作品。
これは単なる「お涙頂戴」モノとは、一味違いましたね。
2時間がアッという間でした。
虐殺シーンがホントに残酷で、下手なホラー映画よりもよっぽど恐い。
この映画のテーマは一貫していました。
虐殺シーンを撮ったTVマンが主人公に「この映像をニュースで流しても、人々は"恐いね"と言うだけでディナーを再開するだろう」と言いました。
これが全てだと思います。実際関係無い人間の思考はこうでしょう。
監督もそれが解ってるから、こう言うセリフを言わせたのでしょう。
"この映画を観終わった後に、「恐いね」だけで終わらせてほしくない"っていう想いがあるんじゃないでしょうか。
この映画の舞台はアフリカですけど、こういう事は世界各地で現在、過去問わず起こってますからね。
個人的評価 100点