タイトル |
ハンニバル・ライジング (2007年 アメリカ/イギリス/フランス) |
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監督 | ピーター・ウェーバー | |
主演 | ギャスパー・ウリエル | |
鑑賞日 | 2011年1月26日 | |
一言 | レクターシリーズ第4弾です。 俗に言うビギニングもので、今回はレクター博士の幼少から青年期までを描いております。 商売目当てのシリーズ派生作品ならば観る気もしなかったでしょうが、トマス・ハリス原作やし大丈夫かな、と思って鑑賞。 ただそれほど期待していたわけじゃなかったので、意外と言っては失礼ですが内容良かったよ。 最初の戦争シーンから緊迫感ありまくりで、妹の無残な最期が狂人化に繋がったのね、と納得。 レクターシリーズを知らない人でも単なる復讐モノとして楽しめたのではないでしょうか。 狂気とスリルはレクターならではでしたし。 日本人女性(レディ・ムラサキ)の役を中国人が演じている事に違和感を覚えた人もいるようですが、私は全然気にならなかったです。 だってフランス人の役をアメリカ人がやっててもハッキリ言って気付きません(無名の役者の場合)からね。 別にそんなんはどうでも良い話です。 刑事がレクター青年を捕まえられないのはチョットどうかな〜って思いましたけど。 捜査甘すぎるでしょ。 あとレクターが頬肉ばかりを狙って食べてたのはシェフが「魚に限らず頬肉が最高に美味い」って言ったから? 復讐の為に喰うならば頬肉に限ったハナシじゃないもんね。 シェフの言葉を真に受けてたならば、お茶目で意外に可愛い奴じゃないかと思う。 レクターが、こんなにヒーロー的な感じで進む話も珍しいよね。 演じた彼もホプキンスばりの名演技でしたよ。狂っていくさまが見事でした。 |
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個人的評価 | 70点 |