タイトル |
THE 4TH KIND フォース・カインド (2009年 アメリカ) |
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監督 | オラントゥンデ・オスサンミ | |
主演 | ミラ・ジョヴォヴィッチ | |
鑑賞日 | 2011年1月12日 | |
一言 | 予告編を見て滅茶苦茶怖そうだったのが鑑賞のキッカケでした。 結論、期待通りに怖かったです。 でも1つ注意点が。 予備知識無しで観た方が絶対に良い映画です。 ここから先はネタバレ書きますが、これを知って観てたら多分評価40点ぐらいやったと思います。 でも知らずに観たから存分に楽しめました。 簡単な粗筋を書きますと、未解決失踪事件が多発しているアラスカの某都市が舞台なんですよ。 で、そこでの女性心理学者の体験が映画のベースとなってます。 上手かったのは実際彼女が撮影した映像と映画として撮影して再現したシーンを並行に展開させていく手法。 これによって恐怖とリアリティが増しましたからね。 気が狂ってしまった患者が家族を射殺したり、寝ていた患者が突然麻原ばりの空中浮揚を行ったり といった映像は衝撃的過ぎました。 再現シーンよりもマスターの素材映像の方が断然怖かったもんね。 いや〜怖かった怖かった。 結論として宇宙人が人々をさらっていってる、って事になるんですがハチャメチャなそういう話も 信じる信じないではなく「受け入れる」感じに最後はなってしまってました。 女性心理学者の現在の映像、ってのが真実味を深めてましたしね。 痩せまくりっていうか窶れまくってましたから。 で、ネタバレですが実は嘘なんですよね。 「実際の映像」ってのが全部嘘。 実際の映像っぽく作りました、ってだけで本人出演シーンも役者が演じてるし、そもそもそういった事件すら無い。 見事に騙されてしまいましたよ。 いや、途中までは正直疑ってたんですよ。 これもブレアウィッチみたいな感じなんかな、と。 ホンマに実際の映像だったとしても、その女性心理学者が(売名行為か何かの為に)編集したんじゃないか、とかね。 信じるキッカケになった1つ目の映像が「警察からの資料映像です」ってくだり。 流石に警察が嘘つくのはやり過ぎやろ、と。 でも街全体で嘘ついてる、なんて事もありえるな〜と思ってたところにトドメですよ。 特典映像のミラジョボのインタビューですわ。 そこで恐怖体験を必死に語ってる訳です。 資料映像のあまりの衝撃に出演を決めた、とか云云感ぬん。 あ〜、これはホンマなんやろうなぁと思ってしまいましたね。 ブレアウィッチの時は「実際の映像」があまりにショボかったので "設定"感がアリアリでしたが今回はそうじゃなかったんで。 いや〜、見事に騙されました。 この感想書く為にネットで色々調べてて初めて知りました。 んで、冒頭に書いたように、これは知らない方が絶対に楽しめる映画だと思いました。 知ってたら絶対途中から粗探しばっかりしてたやろうからね。 |
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個人的評価 | 85点 |