12-13 UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg
 
  2013.4.10 ユベントス スタジアム
  ユーベ 0 0-0 2 バイエルン
  0-2
    得点 マンジュキッチ(64フン、ハビマルティネス)
    ピサーロ(90+1フン、シュバインシュタイガー)
  メンバー
  1 ブッフォン(C) GK 1 ノイアー
           
  15 バルザーリ DF 21 ラーム(C)
  19 ボヌッチ 5 ヴァン ブイテン
  3 キエッリーニ   (35分 17 ボアテング)
    4 ダンテ
    27 アラバ
       
  20 パドイン MF 31 シュヴァインシュタイガー
    (69分 33 イスラ) 8 ハビ マルティネス
  21 ピルロ 10 ロッベン
  22 アサモア 25 ミュラー
  6 ポグバ 7 リベリー
  8 マルキージオ   (80分 30 ルイス グスタボ)
    (79分 24 ジャッケリーニ)        
       
  9 ヴチニッチ FW 9 マンジュキッチ
  27 クアリアレッラ   (83分 14 ピサーロ)
    (66分 32 マトリ)  
           
             ブッフォン
    バルザリ  ボヌチ  キエリニ
 パドイン     ピルロ     アサモア
      ポグバ     マルキジオ
       ヴチニチ クアリアレラ
布陣           ノイアー
ラーム  ブイテン   ダンテ  アラバ
     シュバイニ  ハビマル
 ロッベン    ミュラー     リベリ
        マンジュキッチ
 
  sub
  30 ストラーリ GK GK 22 シュタルケ
  4 M.カセレス DF DF 13 ラフィーニャ
  11 デ チェリエ     MF 11 シャキリ
  13 ペルーゾ     FW 33 マリオ ゴメス
  ボヌッチ イエローカード マンジュキッチ
    レッドカード  
  リヒトシュタイナー 出場停止選手  
  ビダル  
    戦線離脱中選手 クロース
     
           
  実力ジツリョクトオりの結果ケッカ
ユーベにとっては、厳しい試合が予想されてはいました。
とにもかくにも2点は取らなきゃいけない状況でしたから。
しかも無失点で抑えてようやく延長に入れる、というね。
闇雲に攻める訳にもいかない、という難しさもあったやろうからね。

ユベンティーノ達が頭に描いてたのは、カンプノウでバルサがミラン相手にやったアレ。
そんでもって、前日のドルトムントの粘り。
そういうのをユーベにやってほしいと願っていたでしょう。

しかし、残念ながらそれは叶わず。
まぁ奇跡ってのは頻繁に起こらないから奇跡なのであってね。
普通はこういう結果になるもんなんですよ。
今のドイツとイタリアの力関係をそのまま現わした結果になったよ。

試合が決まったのは、マンジュキッチのゴールが入った64分。
これで終戦となりましたね。
残り約30分で4点が必要になったユーベ。
ドルトムントの様な情熱もなく、諦めムードでその後の時間を過ごしましたしね。
象徴的だったのは、ロスタイムに決められたゴール。
この時点では、完全に集中力も途切れてたわな。

では、バイエルンの先制点が決まるまでの約1時間はどうだったのか?
うーん、五分五分って感じやったね。
スコア通りのイーブンな試合でしたよ。
ノイアーの信じられないパラドンもあれば、負けじとブッフォンもパラドン返ししてたし。
GKが良いと試合が締まると言いますが、正にそうだったと思います。

ユーベに不満があるとすれば、コンテ采配やね。
前半はまぁ良いでしょう。
上にも書いたように、遮二無二得点を狙いにいく、って訳にもいかんからね。
でも後半からは勝負懸けても良かったんちゃうかなー。
もっと大胆にいっても良かったんちゃうかなー。
3バックに固執する必要は無かったと思うんですよね。
2点必要やってんから、もっと攻撃的に行って良かった。

なんせ最初の交代が失点してからのものやったからね。
4点が必要になってからマトリ入れてもねー。
しかもFW同士の交代やったから、結果的に攻撃にかける人数という意味では変わってないし。
FWの枚数増やす=攻撃的、ではないけれでも戦術の幅が無いのもどうかと思うで。
それ以降も同じポジションでの選手交代が続きましたし。
マルキージオoutジャッケリーニinで、ようやくシステムも変わるのかと思いきや、変わらずそのままのポジションに入りましたし。
うーむ、うーむ。
なんだかなー。

そういうのも含めて、2試合トータルで力負けやったかな。
特にエクスキューズが出せない敗戦だったと思いますよ。

P.S.
マンジュキッチが受けたイエローは可哀想やったな。
全くファウルでも何でもなかったから。
むしろ蹴られたのはマンジュキッチの方やったしね。
蹴られるのは黄紙貰って次節出場停止になるわ、踏んだり蹴ったりとは正にこの事やな。
ご愁傷様でした。