12-13 UEFAチャンピオンズリーグ グループD ダイ5セツ  
   
  2012.11.21 シティ オブ マンチェスター  
  シティ 1 0-1 1 マドリー  
  1-0  
  アグエロ(73分、PK) 得点 ベンゼマ(10分、ディマリア)  
  メンバー  
  1 ハート GK 1 カシージャス(C)  
             
  5 サバレタ DF 17 アルベロア  
  4 コンパニ(C)   (73分 退場タイジョウ  
  33 ナスタシッチ 3 ペペ  
    4 セルヒオ ラモス  
    5 F.コエントラン  
         
  3 マイコン MF 6 ケディラ  
  42 トゥーレ ヤヤ 14 シャビ アロンソ  
  13 コラロフ 22 ディ マリア  
    (HT 14 ハビ ガルシア)   (87分 18 R.アルビオル)  
  21 D.シルバ 19 モドリッチ  
  8 ナスリ   (68分 21 カジェホン)  
    (60分 32 テベス) 7 C.ロナウド  
         
  10 ジェコ FW 9 ベンゼマ  
  16 アグエロ   (75分 2 ヴァラン)  
    (88分 7 ミルナー)    
             
             ハート
   サバレタ  コンパニ  ナスタ
マイコン      ヤヤ      コラロフ
      シルバ    ナスリ
        ジェコ アグエロ
布陣          カシージャス
アルベロ  ペペ   ラモス  コエントラ
      ケディラ  アロンソ
 ディマリア   モドリチ    ロナウド
          ベンゼマ
 
   
  sub  
  30 パンティリモン GK GK 13 アダン  
  6 レスコット DF DF 24 ナチョ  
  18 バリー MF MF 8 カカ  
  11 シンクレア FW FW 10 エジル  
  サバレタ イエローカード アルベロア(×2)  
  マイコン セルヒオ ラモス  
  トゥーレ ヤヤ シャビ アロンソ  
  ハビ ガルシア    
  ナスリ    
    レッドカード アルベロア(Y×2)  
    出場停止選手    
    戦線離脱中選手    
     
             
  敗因ハイインはマンチーニ  
シティ終戦です。
死のグループにて脱落したのは、マンチェスターシティとなりました。

グループ最下位でこの試合を迎え、もう勝つしかない状況だったシティさん。
勝ったとしても他力本願な状況には変わりないんですけど、それでも勝つしかなかったシティさん。
同点には追いついたものの、勝てませんでしたね。

敗因はね、もう毎試合言ってる気がしますけど采配ですよ、采配。
マンチーニの采配ですわ。

なんで最初3バック、もとい5バックで入ったんですかね?
意味が不明。
そんなに後ろを気にする必要があったのか。
サバレタをCBにしてまで、ね。

非常にバランスが悪かったと思いますよ。
後ろに人が多く、前線は薄かったので攻撃に移った時にボールの出しどころが少なすぎた。
それでボールを失ってしまい、また守勢に回らなければいけなくなる、という悪循環。
普通に4-4-2とか4-2-3-1でやったらエエのにな。
ボランチがヤヤの1枚だけやったから、そこの薄さも突かれ、結果ナスリがカバーしなければいけなくなってましたしね。
ナスリは、あの位置じゃ活きませんわな。
勿体無い。

それにディフェンスラインに人が多すぎると、各々の集中力も途切れがち。
その典型が失点シーンでしょう。
右サイドからのディマリアのクロスに、左サイドから上がってきたベンゼマが飛び込んで合わせた場面。
マイコンもサバレタも全くベンゼマを見てませんでしたからね。
完全なるボールウォッチャーになってました。
で、失点後はお互いに責任をなすりつけあうのみ。
ま、そうなるわな。

そんな訳で序盤はマドリーの攻撃シーンばかりでしたからね。
こりゃアカンわ、と思いましたよ。
マイコンもコンパニも簡単にロナウドに抜かれまくってたしな。
ケディラが突破に成功した場面も、人が多すぎる事による弊害の典型例だったと思います。
ケディラの決定力の無さに助けられ1失点で済んだけどな。
ケディラには感謝せなアカンで、マンチーニは。
モドリッチやアロンソも中盤で自由を謳歌しとったな。
そらあんだけスペースあったら、やりたい放題やわな。

さてさて、流石のマンチーニもヤバイと思ったのか4-1-3-2へ変更してきましたよ。
前半の中盤あたりからね。
サバレタを左SBへ移し、マイコンを右SB、コラロフを1列前へ。
ただこれでもナスリの守備負担は変わらず。
中盤は「1-3」ではなく、ナスリが下がって「2-2」になってる状況の方が長かったぐらい。
自然と攻撃はシルバ頼りになりますわな。

シルバはね、頑張ってたよ。
ホンマに輝いてた。
攻撃の軸として、中心として別格の働きでしたよ。
前後半通じてシティで一番可能性があった選手やと思います。

だからこそ、シルバをもっと活かすためにもナスリをあの位置で使うのは勿体無かったし、ヤヤの良さも消えてしまってた。

で、後半からそこを変えてきましたよ、マンチーニ。
コラロフに代えてハビガルシアを入れてようやく普通の4-4-2に。
最初からこれでやれよ、と。
これによってナスリもヤヤも本来の動きが少しは出来るようになってきてましたよ。
でもねー、一度狂った歯車を戻すのは難しい。
それに1点リードされてる、って状況やったからね。
最低でも2点が必要、ってプレッシャーは重かったか。
アグエロが上手く倒れて(笑)得たPKによる1点どまりでしたね。
アルベロアは可哀想やったけど、まあ彼は今まで散々悪い事してきたから同情の余地はありません(苦笑)
ロナウドも同様やね。
この試合では明らかなファウルを全く取ってもらえず、取られないから同レベルのファウルをずーーとされ続ける、という可哀想な状況になってました。
でも彼も同情の余地は無いよ(苦笑)
今まで散々(以下略

まあ審判の恩恵がなかったら、マドリーが普通にアウェイ勝ちしとったやろうな、って試合。
シティは結局最後まで迫力ある攻めを出せませんでしたからね。
前述したようにシルバは良かったし、マイコンも攻撃面では全盛期のキレが戻りつつあったし、と悪い部分ばかりではなかったけどね。
ただ全体的には勝ち点に値するような試合は出来てませんでしたわ。

敗退も妥当な所やね。
そして監督は即刻解任すべきやと思う。
もうずーーーーーと長い事、同じ事ばかり言ってますが。
シティの金満オーナーはアブラモビッチと違って気が長いんやなー。。。