12-13 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第1節 | |||||
2012.9.19 アリアンツ アレーナ | |||||
バイエルン | 2 | 1-0 | 1 | バレンシア | |
1-1 | |||||
シュバインシュタイガー(38分、ロッベン) | 得点 | バルデス(90+1分、ビエラ) | |||
クロース(76分、バドシュトゥバー) | |||||
メンバー | |||||
1 ノイアー | GK | 1 ジエゴ アウベス | |||
21 ラーム(C) | DF | 12 ジョアン ペレイラ | |||
17 ボアテング | 4 ラミ | ||||
4 ダンテ | (90+3分 退場) | ||||
28 バドシュトゥバー | 20 R.コスタ | ||||
3 アリ シッソコ | |||||
8 ハビ マルティネス | MF | 21 パレホ | |||
(69分 30 ルイス グスタボ) | 24 T.コスタ | ||||
31 シュヴァインシュタイガー | 8 フェグーリ | ||||
10 ロッベン | 7 ジョナス | ||||
39 クロース | (63分 16 バルデス) | ||||
7 リベリー | 17 グアルダード | ||||
(HT 25 ミュラー) | (71分 15 ビエラ) | ||||
14 ピサーロ | FW | 9 ソルダード(C) | |||
(63分 9 マンジュキッチ) | (88分 14 バラガン) | ||||
ノイアー ラーム ボアテン ダンテ バド ハビマル シュバイニ ロッベン クロース リベリ ピサーロ |
布陣 | ジエゴ ペレイラ ラミ リカルド シソコ パレホ ティノ フェグリ ジョナス グアルダド ソルダード |
|||
sub | |||||
22 シュタルケ | GK | GK | 13 グアイタ | ||
11 シャキリ | MF | DF | 18 ビクトール ルイス | ||
36 ツァン | MF | 28 ベルナト | |||
44 ティモシュク | 32 ポルトゥゲス | ||||
イエローカード | R.コスタ | ||||
T.コスタ | |||||
ラミ(×2) | |||||
レッドカード | ラミ(Y×2) | ||||
出場停止選手 | |||||
マリオ ゴメス | 戦線離脱中選手 | ||||
圧倒的な実力差 | |||||
かつてはビッグイヤーを懸けてファイナルで相まみえた両チーム。 そんな因縁の対決だったんですが、月日は残酷です。 現在の両者には大きな実力の隔たりがありましたね。 スコアこそ最小得点差。 つまり結果だけ見れば、バレンシアにも勝ち点を得るチャンスはあったように見える。 ですが、実際はその可能性は殆ど無かったと言い切って良いでしょう。 ゲーム序盤から圧倒的にボールを支配し、攻め立てていたのはバイエルンでした。 防戦一方だったバレンシアにチャンスらしいチャンスなんてものは無く、得点の臭いは皆無でした。 グアルダードなんて殆どカメラにすら映らなかったし、フェグリは千載一遇のチャンスを判断ミスで逃すし。 ジョナスもソルダードもてんでダメで、両SB及びボランチの攻撃面での貢献度は低々。 ティノ得意のミドルも空砲やったなぁ。 バイエルンの良さばかりが目立った序盤から中盤にかけての試合展開。 先制ゴールも華麗やったしね。 崩して崩して、左から右に振って、最後はシュバインシュタイガーがゲットです。 最後の場面だけ見ればシュートがDFに当たった事によってコースが変わったラッキーゴールの様にも見えます。 実際ディフレクトした事によって、ヂエゴ・アウベスにとってはノーチャンスなシュートでした。 でもあれだけ崩されたわけですから、バレンシアにとって「アンラッキーな失点」では決してない。 3列目のシュバイニが、あの位置(ペナルティエリア内、GKのすぐ近く)にいた事が全てを物語ってますよ。 シュバイニはハビマルの恩恵を受けて、比較的自由に動けてましたね。 後半なんて左SH?みたいなポジションの時間帯も多かったし。 シュバイニ自体がポリバレントってのもあるけど、ハビマルがピボーテの位置でしっかりと基準点を作れてるから周りが自由を謳歌出来るんですわなー。 これでもまだまだ全てを出し切ったわけじゃないけどね。 戦い慣れてたバレンシアが相手だった、ってのも大きいかな。 まぁ上々のCLデビューでしたわ。 2点目も華麗なゴールでしたね。 クロースの鮮やかなミドルシュートだったんですけど、これにしても別に「クロースの個人技」で片付けられる得点じゃないからね。 最後は個人技やったけど、チームで取った得点ですよ。 それにしてもクロースはやっぱり天才やなぁ。 随所にセンス感じるわ。 こういうバイエルンが攻めに攻めた試合やと余計にクロースの良さが引き立ちますよね。 際立ちますよね。 観てて非常に楽しいプレーヤーやで。 今ではミュラーに大きな差をつけてる感じすらする、数年前は全くの逆やったけど。 ミュラーは後半から出てきたけど、やっぱりイマイチやったなぁ。 基本は右SHやったけど、それならロッベンが右のままの方が良かったんちゃうん?って感じもしたし。 ミュラーは2トップの一角とか、1トップの直ぐ下とかがピッタリくるんかなー。 ちょっと伸び悩んでる感じがする。 バドシュトゥバーは左SBでも、しっかりと技術ある所を見せつけてたのにね。 バイエルンのほぼ完璧なゲームだっただけに、終盤ロスタイム近くでのドタバタは如何なもんかと思った。 非常にバイエルンらしくないよね。 バルデスにヘディング喰らって失点したシーンなんですけど、もうその数分前からバレンシアに得点入る空気プンプンしてましたもんね。 これはバレンシアが良くなったと言うよりは、バイエルンがフワッとしてたんですよ。 「これはやられるでーー」という雰囲気がバッシバシと感じられましたもん。 あれはアカンわ。 バイエルンなら、ちゃんと締める所は締めないと。 で、その後がもっとバタバタ。 ロッベンが高速ドリブルでPKを獲得→ラミ退場→マンジュキッチPK→アウベスSTOP!!! なんじゃこれ(笑)っていうね。 アウベスは「PKストッパー」の貫禄を見せたんですけど、いやはや。 ロッベンがそのまま蹴ったら良かったのになぁ。 昨季CLファイナルでのリベンジも兼ねてね、自分で獲得したわけやし。 マンジュキッチって新加入やのに、そんなに信頼されてんの?? なんだかねー。 せっかくパーフェクトに近い試合やったのに、残念な終わり方でしたわ。 |
|||||