11-12 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg |
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2012.3.13 アリアンツ アレナ
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7
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3-0
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0
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4-0
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ロッベン(11分) |
得点
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ミュラー(42分、ロッベン) | ||||
ゴメス(44分、バドシュトゥバ) | ||||
ゴメス(50分、リベリ) | ||||
ゴメス(61分、リベリ) | ||||
ゴメス(67分、リベリ) | ||||
ロッベン(81分、シュバインシュタイガー) | ||||
メンバー
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1 ノイアー |
GK
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1 ゾンマー | ||
21 ラーム(C) 17 ボアテング 28 バドシュトゥバー 27 アラバ |
DF
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27 シュタインヘーファー (70分 4 デゲン) 19 アブラハム 6 ドラゴビッチ 3 パク チュホ |
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30 ルイス グスタボ 39 クロース 10 ロッベン (82分 44 ティモシュク) 25 ミュラー (70分 31 シュヴァインシュタイガー) 7 リベリー (79分 23 プラニッチ) |
MF
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24 カブラル 34 G.シャカ 17 シャキリ (80分 31 ズーア) 20 F.フライ (61分 14 シュトッカー) |
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33 マリオ ゴメス |
FW
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13 A.フライ 9 シュトレラー(C) |
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ノイアー
ラーム ボアテン バドシュ アラバ グスタボ クロース ロッベン ミュラー リベリ マリゴメ |
布陣
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ゾンマー
スタイン アブラ ドラゴ パク カブラル シャカ シャキリ Fフライ Aフライ シュトレラ |
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sub
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22 ブット | GK | GK | 23 コロンバ | |
26 コンテント | DF | DF | 29 コバチ | |
9 ペテルセン | FW | MF | 8 ヒュッジェル | |
11 オリッチ | 10 ヤピ ヤポ | |||
ボアテング | イエローカード | カブラル シュトレラー |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
ヴァン ブイテン | 戦線離脱中選手 |
戦闘態勢突入
1st legはバーゼルが1-0で勝利。
つまりバイエルンは2-0以上の勝利を収めないと勝ち抜けません。
バーゼルに1点でも取られようもんなら3点以上が必要になってきますからね。
これは客観的に観るには非常にオモシロいシチュエーションの試合ですわ。
って事で観ました。
どちらを応援してたかというと、勿論バーゼル。
ユナイテッドに続きバイエルンまで倒したら、オモロいやーーん。
まずは前半。
バイエルンが圧倒的に攻めてましたね。
ボールを離さず支配し続け、殆どの時間を相手陣内で過ごしました。
必然的にチャンスはバイエルンに訪れ続け、バーゼルは防戦一方な感じに。
それでもバーゼルは良く守ってましたよ。
しかも人数をかけて守るだけの守備じゃなくて、ラインもそこそこ高かったし。
マイボールになったら、ちゃんとショートパスで繋いでたしね。
敵地で劣勢な状況にあっても、自分達のアイデンティティーは崩さないよ!っていうプライドは垣間見えました。
こういう所が、このチームに好感を持てる所ですわ。
しかしながら、バイエルンにとっては好都合とも言えるんですよ、バーゼルの哲学は。
ゴール前にバスを並べるような守り方をされた方が、ハッキリ言って嫌ですからね、是が非でも得点が必要な方のチームからすれば。
なので前半の3得点というのは、ある意味必然のゴール数ですよ。
1点目にしても「ラッキー」では片付けられないのよね。
ロッベンの前にボールが転がってきたのは確かに偶然の産物ですが、確率の問題なんですよ。
攻める回数が多ければ、それだけ幸運にも恵まれるんです。
前半のバーゼルが何回バイエルンゴールを脅かしましたか?
また、脅かすような仕掛けをしましたか?
片手で足りるぐらいですわ。
それだと確率的にも幸運に出会う可能性は低いのですよ。
2点目、3点目に関しては完全に崩したゴール。
ロッベンの個人技と、セットプレーの完成度の高さ、という感じです。
とりあえず「ノルマ」の3得点を前半だけで達成したバイエルン。
これで事故的に失点したとしても、まだ余裕がありますからね。
アリアンツも安心した雰囲気で、後半へ。
バーゼルからすれば、兎にも角にも1点を取らなければ何も始まらない状況。
1点取れば、「もう1点取られたら敗退」っていう心理的恐怖にバイエルン及びバイエルンサポを誘う事が出来ますからね。
しかし、そんな思惑を開始早々マリゴメが打ち砕きます。
リベリーの左からのクロスを巧みにボレーで合わせて4-0。
ゲームオーバーです、ジエンドです。
こっからバーゼルが3点取るなんて、流石に無理だ。
試合終了です。
と、こんな私の思いはバーゼルイレブンも同じだったみたいです。
集中の糸が切れたのか、ここからバーゼルは立て続けに失点を喰らいます。
リベリーとロッベンに両サイドを切り崩されまくる。
そして中のマリゴメは、ひたすら合わせるだけ。
4得点の荒稼ぎとなりました。
勝負が決した終盤の試合の興味といえば、もうマリゴメが5得点するかどうか。
これのみ。
先週のメッシに引き続き、2週連続1人マニータ達成なるか!っていう所のみでした。
まぁ残念ながら、達成は出来なかったけどね。
ってか4点目決めて以降は、彼にチャンスボールすら来なかった。
もっと皆お膳立てしたっても良いのになー。
チーム内で、あんま好かれてへんのかなぁ(^o^)
バーゼルは、シュトッカーだけは最後まで諦めてへん感じでしたが、そんな彼の奮闘もゴールへは結びつかず結局0-7で終了です。
これにてバーゼルの挑戦も終了。
得点差ほど実力差は無かったですから、胸を張ってスイスに帰って良いと思いますよ。
バイエルンは直前のブンデス(ホッフェンハイム戦)に続いての7得点勝利。
2012年に入ってから、負けや引き分けが重なり(ブンデスでは)首位ドルトムントに差をつけられてる感じになってしまってましたが、ようやくエンジンかかってきたかな。
ここからバイエルンのラストスパートが始まるのでしょうか。
ドルトムントにとっても、そしてQFであたるクラブにとっても、これはチョットした恐怖ですよ。
圧倒的な戦力を誇っている事は、今更言うまでもないですからね。