11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第5節

2011.11.23 エミレーツ
2
0-0
1
2-1
ファンペルシ(49分、ソング)
得点
香川(90+2分、レバンドフスキ)
ファンペルシ(86分、ベルメーレン)  
メンバー
13 シュチェスニー
GK
1 ヴァイデンフェラー
   
6 コシエルニー
  (83分 
20 ジュルー
4 メルテザッカー
5 ヴェルメーレン
11 アンドレ サントス
DF
26 ピシュチェク
27 F.サンターナ
15 フンメルス
29 シュメルツァー
 
 
17 ソング
16 ラムジー
8 アルテタ
14 ウォルコット
  (85分 
2 ディアビ
27 ジェルビーニョ
  (74分 
30 ベナユン
MF
22 S.ベンダー
  (25分 
7 ライトナー
5 ケール(C)
  (64分 
18 ルーカス バリオス
11 ゲッツェ
  (29分 
44 ペリシッチ
23 香川 真司
19 グロスクロイツ
 
 
10 ファン ペルシ(C)
FW
9 レバンドフスキ
   
        スチェスニ

コシルニ  メルテ   ベルメ  サントス

         ソング

     ラムジー   アルテタ

 ウォルコト          ジェルビ

        ファンペルシ

布陣
        バイデンフェラ

ピシュ  サンタナ   フンメル  シュメル

     ベンダー   ケール

 ゲッツェ    香川    グロスクロ

       レバンドフスキ

sub
21 ファビアンスキ GK GK 20 ランゲラク
26 フリンポン MF DF 25 オボモイエラ
23 アルシャビン FW MF 16 ブラシュチコフスキ
29 シャマフ     21 ギュンドアン
ラムジー
ウォルコット
ベナユン
イエローカード シュメルツァー
レッドカード
出場停止選手
ウィルシェア
サニャ
戦線離脱中選手 スボティッチ

可能性のある限り・・・

まだ全チームに可能性があるグループF。
しかしながら、この日の結果如何によっては一気に決着します。

瀬戸際に立っているのはドルトムント。
ここで引き分けるか負けるかしたうえに、他会場のマルセイユがホームで順当に勝てば脱落が決定。
そんでもって、普通に考えれば結構その確率は高いですからね。
ただ直前のブンデスではアウェイでバイエルンを下しております。
その前の試合でも5点取ってるし、現在公式戦6試合負け無しとようやくブンデス王者らしくなってきた。

でも好調さで言えば、ガナの方が上やわな。
現在公式戦8試合負け無しやからね。
チェルシー相手にアウェイで5点取って勝ったりもしてるし。
ドルトムントは必勝が求められる試合やけど、厳しいよなぁ・・・。

そんな訳でキックオフ。

前半の展開は五分五分やったかな。
ポゼッションとしてはガナの方が高かったやろうけど、ドルトムントも押されっぱなしって訳じゃなかったからね。
レバンドフスキの際どいミドルとか、香川の絡みとか惜しいシーンもあった。
ただ誤算としては、前半30分を待たずして交代枠を2つも使わなければいけなかった事か。
ベンダーとゲッツェが立て続けに故障・・・。
特にゲッツェの離脱は痛すぎるで" (>o<"")"

さて後半。
徐々に地力の差が出てきてるかなぁ?、と思ってたら案の定ガナが得点。
またしても決めたのはファンペルシーです。
なんなんだ、最近のこの男の異常な得点率は!!
2011年に入って、一体何点取ってんねん??

この先制点自体は、殆どソングの得点と言っても良いものだったんですよ。
左サイドで3人抜きドリブルを披露した時点で勝負アリでしたからね。
でも決めたのはファンペルシー。
決める所にいるのがファンペルシー、と言うべきか。

さぁこれで苦しくなったドルトムント。
こっから2点取るのはキツイよ。
前半を観た限り、勝つなら「1-0」以外考えられないような展開やったからね。
2点は厳しい。
クロップは最後の切り札バリオスを投入するも、有効な手とはならず。
香川もGKとの1対1(角度は無かったけど)を決められなかったプレー以降は、徐々にフェイドアウト。
ってか、それは前線の5人全員に言えるねんけどね。

こうなると、次の得点もアーセナルですわ。
CKからアッサリと、そしてまたしてもファンペルシーに決められる。
ヴェルメーレンにも簡単に前に入られ過ぎやし、ファンペルシーをフリーにしてる意味も分からんし。
ドルトムントが得点するならセットプレーぐらいしか無いかな、って思ってたけど、まさかやりたかった事をやられるとはね。
そんでもってファンペルシーですよ。
ドフリーで、ただ押し込んだだけやったけど、やっぱり「そこに居る」んですわ。
それまでのヴァイデンフェラーのパラドンも空しく、絶望的な2失点目。
あぁ、ドルトムント終わったか・・・。

ロスタイム、香川が1点返したけど時既に遅し。
これでGL敗退かぁ?、と思いきやマルセイユ負けとる!!!
なんとホームで負けとる!!!!!!!!!!!!
首の皮一枚繋がったで、ドルトムント。
まぁ依然状況は厳しいけどね。
最終節、ホームでまずはマルセイユに勝利しなければなりません。
これが絶対条件。
しかもただ勝つだけじゃなくて、4点差以上つけて勝たなければいけません。
でもね、もし勝ったとしてもオリンピアコスが勝つか引き分けるかしちゃうと終了なんです。
オリンピアコスはガナ相手でホーム戦だから、勝ち点を取る可能性は非常に高い。
ガナは消化試合やからね。
うーん、冷静に考えれば一番可能性が高いのはオリンピアコスか!?

という訳で、前途は多難過ぎるドルトムント。
でも可能性はまだあるのです。
最終節のデスマッチ、これは見逃せませんなぁ。