11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループE 第5節 |
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2011.11.23 バイアレナ
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2
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0-0
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1
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2-1
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デルディヨク(73分、サム) |
得点
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ドログバ(48分) | ||
フリードリヒ(90+1分、カストロ) | ||||
メンバー
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23 レノ |
GK
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1 ツェフ | ||
2 シュバーブ (57分 9 シュールレ) 5 M.フリードリヒ 21 トプラク 24 カドレツ (71分 19 デルディヨク) |
DF
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2 イバノビッチ 4 ダビド ルイス (69分 33 アレックス) 26 テリー(C) 17 ボジングワ |
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8 L.ベンダー 6 ロルフェス(C) 27 カストロ 13 バラック 18 サム |
MF
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7 ラミレス 16 ラウル メイレレス (80分 12 ミケル) 23 スターリッジ 8 ランパード 10 マタ (66分 15 マルダ) |
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11 キースリンク (83分 4 オツィプカ) |
FW
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11 ドログバ | ||
レノ
シュバブ フリードリヒ トプラク カドレツ ベンダ ロルフェス カストロ バラック サム キースリンク |
布陣
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ツェフ
イバノ ルイス テリー ボジン ラミレス ラウル スタリジ ランプス マタ ドログバ |
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sub
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36 ギーファー | GK | GK | 22 ターンブル | |
3 ライナルツ | DF | MF | 20 マクイクラン | |
17 オルテガ | MF | FW | 9 F.トーレス | |
31 N.ヨルゲンセン | FW | 21 S.カルー | ||
キースリンク バラック カドレツ |
イエローカード | イバノビッチ ラウル メイレレス |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
アドラー バルネッタ |
戦線離脱中選手 | エッシェン |
散るのか!?チェルシー
中々の混戦となっているグループE。
意外にチェルシーがもたついてますからね。
一応4節終わって首位ではあるんですが、全く予断を許さない状況なんですよ。
この試合に勝てば突破が決まるんですが、もし引き分けや負ける事があれば大変大変。
最終節バレンシアとデスマッチを行わなくてはいけなくなります。
なので、状況としては現在2位のレバークーゼンの方が少し有利な感じもする。
この試合に引き分ける事が出来れば、最終節潰し合ってるのを横目にゲンクに勝てば良いだけですからね。
まぁ「ゲンクに勝つ」っていうのが前提条件なので、ゲンクから見たら失礼な話やけど。
という訳で、チェルシーは白星を、レバークーゼンは勝ち点1を狙いに行ったであろう試合。
結構見所多かったですよ。
実力的って言うか、資金力の面から言うても圧倒的に上なのはチェルシーの筈なんですよ。
でもね、直前のプレミアでリバポに負けた例を出すまでもなく非常に不安定な状態なんですわ。
だからこう言っちゃアレやけど、良い試合になりましたわな。
本来ならチェルシーが優位に進める感じになるねんけど、五分五分やったからね。
ポゼッションもパス本数も走ってる距離も途中で出たデータは、殆どイーブンでしたから。
まぁそれでも個の力は上だよ、っていうのをドログバが見せてくれました。
先制点の場面なんですけど、DF2人のマークなんて全くモノともしてなかったからね。
なんて事ないパス1本からフィニッシュですから。
いや?、年俸が違いますわ。
なのでレバークーゼンとしては、皆で力を合わせないと戦えないのですよ。
ベンチも含めて全員で戦わないとね。
監督も攻撃的な選手を投入するしかありませんわ。
シュールレとデルディヨクを投入して、総攻撃です。
左右のラテラルを代えての投入ですからね。
(細かい話っていうか、ちょっと疑問点があります。
右は2列目に入ってたカストロが下がるっていう普通のパターンやってんけど、左はなんかキースリングがやってなかった?
最初はザムが下がるんかな?って思っててんけど、どうもザムは2列目のまま。
じゃぁ誰?って見てたら金髪で長身の奴がいてるのよね。
カメラが遠くてハッキリとは分らへんかったし、時間帯によってってだけかもしれへんねんけど。
でも交代した時は明らかに左SBの位置におったからなぁ・・・。
キースリングって、CFからSBまでこなせるんか??)
そして、この采配は的中します。
投入されたばかりのデルディヨクが早速同点ゴールをゲット。
ザムと絶妙なコンビネーションでしたわ。
これで当面のミッションはクリアしたけど、ホームの大観衆の前で手を緩める筈がありません。
最高のドラマをプレゼントしないとね。
で、ロスタイム劇的決勝弾ですよ!!
なんか入る予感がプンプンしてたCK。
かつてはセットプレーといえばチェルシーのお家芸みたいな感じでしたけど、お株を奪いましたわ。
沸き上がるバイアレーナ。
このスタジアムって、アウェイ側のゴール裏が無い(あるにはあるねんけど狭い。殆ど貴賓席っていうかVIPの部屋みたいなのがあるから)ので良いですよね。
相手チームの五月蠅いサポーターがいないから、100%応援されてる感じがあって。
さてさて、この勝利でGL突破を決めたのはレバークーゼン。
おめでとうございます。
チェルシーは最終節勝つか0-0の引き分けなら突破出来ます(よね?)。
つまり負けるか、2-2以上の得点が入っての引き分けならサヨナラ。
まぁスタンフォードブリッジやし大丈夫やろう、って言えないのが今のチェルシーですから・・・。
最後に個々の選手の話しときますか。
古巣対決となったバラックですけど、それなりに良い出来だったと思います。
オーバーヘッドシュートとか、その直後の振り向きざまボレーとか惜しい場面もあったしね。
チェルシーでは、スタリッジの充実ぶりが光ってたね。
とにかく速い!!!
逆にマタやランプスは冴えてなかったなぁ。
そして2失点のディフェンス陣ですが、なんか脆さがそこかしこにあるのよね。
最終節、死闘になる予感大ですわ。