11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループD 第2節

2011.9.27 サンチャゴ ベルナベウ
3
2-0
0
1-0
ロナウド(25分、ベンゼマ)
得点
 
カカ(41分、ロナウド)  
ベンゼマ(49分、カカ)  
メンバー
1 カシージャス(C)
GK
1 フェルメール
   
4 セルヒオ ラモス
19 ヴァラン
2 R.カルバーリョ
17 アルベロア
DF
2 ファン デル ヴィール
3 アルデルワイレルド
4 ヴェルトンゲン(C)
5 アニタ
 
 
6 ケディラ
14 シャビ アロンソ
10 エジル
  (84分 16 アルティントップ)
8 カカ
  (75分 22 ディ マリア
7 C.ロナウド
MF
16 テオ ヤンセン
  (51分 6 エノ)
8 エリクセン
10 シーム デ ヨング
 
 
9 ベンゼマ
  (75分 20 イグアイン
FW
9 シグトルソン
7 スレイマニ
  (71分 11 エベシリオ)
21 ブーリヒター
  (83分 25 セレーロ)
   
        カシジャス

ラモス  バラン   カルバリョ  アルベロ

      ケディラ アロンソ

 エジル     カカ     ロナウド

        ベンゼマ

布陣
        フェルメル

ヴィール  トビー   フェルトン  アニタ

        ヤンセン

    エリクセン   シーム

 スレイマニ          ブリヒタ

       シグトルソン

sub
13 アダン GK GK 22 シレセン
18 R.アルビオル DF DF 13 オーイエル
11 グラネロ MF   17 ダレイ ブリント
24 L.ディアラ   MF 19 ブリキン
R.カルバーリョ イエローカード
レッドカード
マルセロ 出場停止選手
ヌリ サヒン
ペペ
F.コエントラン
戦線離脱中選手 ボイレセン

アヤックスに差す光

わりと競った試合になると思ってました。
最初のビッグチャンスもアヤックスだったし、ボールポゼッションも互角(最終的にはアヤックスが上回ったのかな?)だったし。
あわよくばアヤックス勝ち点1持って帰れるんじゃないか、と。

まぁ結果的には、そんな話は夢物語だったんですけどね。
でも入り方は悪くなかったし、全体を通じた戦い方も良かったと思う。
結果が出なかったのは、マドリーの方が試合巧者だったという事でしょう。
要所、要所は締めてきましたからね。

高速カウンターから少ないタッチで華麗に奪った先制点しかり。
崩さなくても点を取れる所を見せつけたカカのミドルの2点目しかり。
シャビアロンソの大きなサイドチェンジとカカのワンタッチ目の巧みさが光った3点目しかり。

全力全開でやってる感じはなくとも、キッチリと抑える所を抑えてきた感じでした。
これが強さ、地力の差ってやつですかね。

印象に残ったのはカカ。
2点目を決めて大喜びしてましたけど、あの感情の爆発にチーム内の立場を垣間見ましたよ。
あれぐらいのミドルシュート、カカの実力から考えれば容易い話でしょ?
実際ミラン時代は何本も決めてたじゃないですか。
だから本来あんなにガッツポーズする程のゴールではない。
ロスタイムの劇的な決勝弾とかでもなく、ただの追加点やったしね。
つまり、それだけカカの置かれている立場がキツイって事でしょうね。
バロンドールにも輝いた大スターが現状ベンチ要員なんですから。
「エジルの控え」「エジルとの併用は可能?」みたいな扱いを受ける選手じゃないんです、元々は。
だからアヤックスを応援してた私ですが、このゴールはチョット嬉しかったですね。
まだまだ出来るよ、カカ!!

ではアヤックスの話もしますか。
前述したように、そんなに悪くは無かった。
しかしながら、このヤングアヤックスとマドリーには大きな力の差があったのも事実。
壁は非常に高かったよ。

良かった選手ですが、まずはヴェルトンゲン。
アルデルワイレルトと組むCBのコンビも悪くなかったし、攻め上がりも豪快でありました。
キャプテンマークが輝いてたよ。
やっぱアヤックスの主将は、あれぐらい豪快じゃないとね!

左エストレーモのブーリヒターも良かったね。
何度かセルヒオラモスをスピードでブッチ切ってましたが、非常に痛快でしたよ。
右サイドのスレイマニが全然突破出来なかったのとは対照的でしたね。

逆に期待してたエリクセンやシームデヨンクは、持ち味を発揮していたとは言い難いプレーぶり。
マドリーの豪華絢爛な中盤相手じゃ流石に厳しいわなぁ。

ま、これからですよこれから。
可能性は見えたので良かったですよ。