11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループC 第6節 |
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2011.12.7 ザンクト ヤコブ パルク
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2
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1-0
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1
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1-1
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シュトレラー(9分) |
得点
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ジョーンズ(89分) | ||
A.フライ(84分、シャキリ) | ||||
メンバー
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1 ゾンマー |
GK
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1 デ ヘア | ||
27 シュタインヘーファー 19 アブラハム 6 ドラゴビッチ 3 パク チュホ |
DF
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12 スモーリング 15 ヴィディッチ(C) (44分 6 J.エバンス) 5 ファーディナンド 3 エヴラ |
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24 カブラル 34 G.シャカ (83分 11 チッパーフィールド) 17 シャキリ (90+4分 14 シュトッカー) 20 F.フライ |
MF
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4 P.ジョーンズ 13 朴 智星 (8分 27 マチェダ) 11 ギグス |
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13 A.フライ (88分 21 クスンガ) 9 シュトレラー(C) |
FW
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10 ルーニー 17 ナニ 18 A.ヤング (64分 19 ウェルベック) |
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ゾンマー
スタイン アブラ ドラゴ パク カブラル シャカ シャキリ Fフライ Aフライ シュトレラ |
布陣
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デヘア
スモリン ヴィダ リオ エヴラ ジョーンズ 朴智星 ギグス ナニ ヤング ルーニー |
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sub
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23 コロンバ | GK | GK | 34 リンデゴール | |
29 コバチ | DF | MF | 24 フレッチャー | |
31 ズーア | FW | 25 L.バレンシア | ||
35 パク グァンリョン | 28 ギブソン | |||
G.シャカ F.フライ |
イエローカード | A.ヤング エヴラ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
ヤピ ヤポ | 戦線離脱中選手 | アンデルソン クレバリー エルナンデス |
大番狂わせ
超大興奮な一戦となりました。
これだからチャンピオンズは、オモシロい!!!!!
勝ち上がり条件をおさらいしときますか。
ユナイテッドは引き分けでもOKなのに対して、バーゼルは勝利が絶対条件。
ホームだけどユナイテッドに勝つのは至難の業なので、誰もがユナイテッドの突破を予想していた事でしょう。
普通に考えればユナイテッドが勝つのが順当な結果、バーゼルは引き分けでも「頑張ったね」って感じですから。
な・の・で、このバーゼルの勝利は、とびっきりのサプライズでしたよ。
前半早々に先制したじゃないですか。
開始10分も経たずに先制攻撃が効いた訳ですけど、この時点でもバーゼルの突破は全く予想してなかった。
ああ、これで試合がオモシロくなったわ、ぐらいにしか思ってなかった。
先制点にも繋がったシャキリのサイドアタックは良かったけど、それ以外にはユナイテッドを脅かすタレントはいてなかったからね。
前半バーゼルがリードして終えた段階でも、いつかユナイテッドが追いつくやろう、という感想。
で、後半に入り、どんどん時間は経過していくわけですよ。
ユナイテッドには、焦りも出てきますわな。
ウェルベック、マチェダと攻撃的な選手を次々と投入しますが、ゴールは割れず。
これに関しては、ユナイテッドが悪かったというよりもバーゼルが良かった。
バーゼルは下手に守りに入らなかったのが良かったよね。
途中までパス本数やパス成功率もユナイテッドと殆ど同じ数字やったけど、それだけパスサッカースタイルを貫き通していたんですよ。
ガッチガチにゴール前を固めるんじゃなくて、あくまでも自分達のフットボールをやろう、っと。
この姿勢は素晴らしかったよね。
左SBのパクチュホがボールロストが多かったり、ミスが多かったりして完全に穴でしたけど、そこも全員でカバーしてたよ。
ナニに好き放題やられてたけど、なんとか全員で防いでたよ。
中盤の底もプレスが甘くて、ディフェンスラインの前がかなりの危険ゾーンでしたが、そこもなんとかかんとか防いだよ。
そして産まれた2点目。
またしてもサイドからの崩し。
フライのダイビングヘッド。
熱狂するスタジアム。
燃える発煙筒。
こりゃぁユナイテッド沈没か!?
堕ちちゃうのか、昨季のファイナリストが!!!
残り時間は僅か。
粘るユナイテッド。
セットプレーから泥臭く押し込み1点差。
流石はファイナリスト。
流石は名門チーム。
しかし時間が無い。
残るはロスタイム。
しかししかし、ロスタイムと言えばファーギータイム!!
何かが起こるファーギータイム!!!!
幾多のドラマを起こしてきたファーギータイム!!!!!
最後の最後まで見応えのある攻防でしたね。
所詮「他人の喧嘩」ですが、手に汗握ったよ。
燃えたよ。
そしてやりきったよバーゼル。
素晴らしい勝利!!
誰にも文句言われる筋合いのない勝利!!!
直接対決でユナイテッドを破ったんですから、堂々のR-16進出です。
かつてリバプールにも辛酸を舐めさしたバーゼルですが、今度はユナイテッド。
イングランドの大御所を破るその姿に「プレミアキラー」の名が付けられる日もそう遠くないのではないでしょうか?