11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループA 第3節

2011.10.18 シティ オブ マンチェスター
2
1-1
1
1-0
O.G.=マルチェナ(43分)
得点
カニ(4分)
アグエロ(90+3分、シルバ)  
メンバー
25 ハート
GK
13 ディエゴ ロペス
   
5 サバレタ
4 コンパニ(C)
6 レスコット
13 コラロフ
DF
12 サパタ
5 マルチェナ
2 G.ロドリゲス(C)
15 カタラ
 
 
34 デ ヨング
  (62分 
16 アグエロ
42 トゥーレ ヤヤ
11 アダム ジョンソン
  (40分 
18 バリー
21 D.シルバ
19 ナスリ
  (80分 
7 ミルナー
MF
20 ボルハ バレーロ
21 ブルーノ ソリアーノ
10 カニ
  (82分 
14 マリオ ガスパール
8 デ グズマン
  (89分 
26 マルコス グジョン
11 エルナン ペレス
  (80分 
18 ムバラク
 
 
10 ジェコ
FW
22 G.ロッシ
   
          ハート

サバレタ  コンパニ   レスコト  コラロフ

      デヨング   ヤヤ

  アダム     シルバ   ナスリ

          ジェコ

布陣

        ロペス

サパタ  マルチェナ   ゴンサロ  カタラ

     ボルハ   ブルーノ

  カニ   デグズマン   ペレス

        ロッシ

sub
30 パンティリモン GK GK 1 セサル サンチェス
2 リチャーズ DF DF 4 ムサッキオ
15 サビッチ   FW 23 ヘラルド ボルダス
22 クリシー     41 ホセウ
イエローカード カタラ
G.ロッシ
マリオ ガスパール
ディエゴ ロペス
レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手

Tonight〜♪ I'm a football〜 star〜♪

ハラハラドキドキで非常にオモロい試合でした。
私はビジャレアルを応援しておりました。
ここまで2戦2敗で後が無いからね。
そんな崖っ淵状態で戦わないといけない相手がシティさん、とか無情すぎるからね。
どんだけ「死のグループ」やねん!
息つく暇も無いよね。
しかもシティさんも1分1敗ですから、まぁまぁヤバい状態。
なので相手の油断や取りこぼしもあんまり期待出来ない状態だったのです。
ここで負けたら終わりですよービジャレアルー。
なんとか勝ってくれー。

って思ってたから、開始早々のカニのゴールには発狂ですよ。
キターーーーーーーー!!!!ですわ。
防戦一方を覚悟してたからね、まさかまさかの先制点。
デグズマンが高い位置でボールをカットし、ロッシがミドルシュート。
ハートがこれは防ぎましたが、コボレ球をカニが押し込みました。
土砂降りの雨をロッシは上手く利用しましたね。
デグズマンもナイスボール奪取&パス。
そしてカニの素晴らしいPUSH。
伊達に10番付けてへんで。

これで試合は断然盛り上がった。
予想通りの「攻めるシティ」と「守るビジャレアル」って構図だったから、この1点が無かったらリンチもあり得たからね。

シティではコラロフが元気でした。
左サイドを崩しまくり、高精度クロスにハイパワーFKにとバリエーションも多彩。
突破力もあるし、守りも中々だし、流石は昨季鳴り物入りで入団しただけの事はあるわ。
クリシーの加入も良い刺激になってそうやし。
試合全体通しても、この試合のMOMと言っても過言でない働きでしたよ。
この日はナスリもシルバもイマイチだったから、いつもは「攻撃のアクセント」でしかないコラロフが「攻撃の中心」って感じになってましたからね。

そんなコラロフのクロスをマルチェナがクリアしきれずにゴールに押し込んでしまい、シティさんに同点ゴールが入ります。
まぁマルチェナは責められません。
失点の原因としては、その前の段階で崩された事とデリケートな所にクロスを上げられた事に尽きるからね。
でも前半はリードして折り返したかったよなー、ビジャレアルとしては。
もうチョットやっただけになぁ・・・。
そんでもって、この「もうチョット」は後半にも繰り返されてしまうのです・・・。

さて後半。
殆ど守ってばかりだった前半のビジャレアルでしたが、後半はそれなりにボールも持てたし、それなりに攻める事も出来ていた。
前半の内容なら4,5点取られても不思議ではありませんでしたが、後半のリズムを保つ事が出来たらエンパテ、あわよくば勝利も!って内容。
でも攻撃に厚みが全く無かったからなぁ。
ロッシの単独突破のみじゃ流石にキツイ。
もう2人、いや最低でも後1人は絡む事が出来ていたらなぁ。。。

時間が過ぎるごとに、徐々に勝利が遠のいていくシティさん。
前述したようにナスリとシルバが、あんまり元気無かったし、病み上がりで投入されたアグエロも目立てず。
バリーやミルナーを投入した所で劇的には変わらんしなぁ。
タイプ的にはアダム・ジョンソンは途中投入で効くタイプやねんけどね。

さてさてビジャレアルは勝てなかったけど、引き分けで首の皮1枚繋がったかなぁ?、と思ってたロスタイム。
なんだか不穏な空気は流れていたのです。
最近この空気はローマデルビーでも感じたぞ、って思ってました。
もうとにかく守り切ってくれーーーー、って思ってたロスタイム3分。
不安は現実に、です。
ここで決めますか、アグエロ!!!!!!
スターとして産まれた男は、やっぱり違うよね。
それまでは全然活躍出来てなかったのに、ラストワンプレーで決めちゃうもんね。
しかも空のゴールに押し込むだけ、もしクンがいなくても後ろで詰めてたジェコが決めてたやろうっていう画に描いた様な「ごっつぁんゴール」。
それでも決めればヒーローなんです。
決めるからスターなんですよね。
ビジャレアルの夢を砕くロスタイム弾。
そして、このプレーがラストプレーとなり試合終了。
うぅむ。。。劇的過ぎるやろ・・・。

数字の上ではビジャレアルにもチャンスはまだ一応あります。
でも正直これで終わったなぁ。
ここで引き分けられていたら、なんとかなったかもしれんが・・・。
正直、この「死のグループ」の犠牲者として6戦全敗もあり得るかもなぁ・・・。

まぁフットボールの醍醐味は存分に味わえた試合だったので満足は満足だったんですけどね。
これでビジャレアルが勝ってたら、もっと最高だったけど。

あ、そういや試合終わってからOASISの曲流れてたね。
あれは粋な計らい。
テンション上がったよ(笑)