11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループA 第4節 |
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2011.11.2 アリアンツ アレナ
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3
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3-1
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2
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0-1
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ゴメス(17分) |
得点
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フェルナンデス(45分、ラベッシ) | ||
ゴメス(23分、シュバインシュタイガー) | フェルナンデス(79分、インレル) | |||
ゴメス(42分、クロース) | ||||
メンバー
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1 ノイアー |
GK
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1 デ サンクティス | ||
17 ボアテング 5 ヴァン ブイテン 28 バドシュトゥバー (77分 退場) 21 ラーム(C) |
DF
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14 カンパニャーロ 21 F.フェルナンデス 6 アロニカ (42分 8 ドッセーナ) |
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30 ルイス グスタボ 31 シュヴァインシュタイガー (53分 44 ティモシュク) 25 ミュラー 39 クロース 7 リベリー (80分 27 アラバ) |
MF
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11 マッジョ 88 インレル 20 ジェマイリ (84分 29 パンデフ) 18 スニガ (70分 退場) 17 ハムシク(C) 7 カバーニ |
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33 マリオ ゴメス |
FW
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22 ラベッシ | ||
ノイアー
ボアテン ブイテン バドシュ ラーム グスタボ シュバイニ ミュラー クロース リベリ マリゴメ |
布陣
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デサンクティス
カンパ フェル アロニカ マジョ インレル ズマイリ スニガ ハムシク カバーニ ラベッシ |
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sub
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22 ブット | GK | GK | 83 ロザーティ | |
13 ラフィーニャ | DF | DF | 2 グラーバ | |
23 プラニッチ | MF | 3 フィデレフ | ||
9 ペテルセン | FW | MF | 19 サンターナ | |
11 オリッチ | FW | 9 マスカーラ | ||
ボアテング バドシュトゥバー(×2) |
イエローカード | カバーニ F.フェルナンデス ジェマイリ スニガ(×2) |
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バドシュトゥバー(Y×2) | レッドカード | スニガ(Y×2) | ||
出場停止選手 | P.カンナバーロ | |||
ロッベン | 戦線離脱中選手 | ガルガノ |
魅惑のナポリ
ナポリは最後の最後まで楽しませてくれるな?。
魅力的なチームやわ?。
前半の内で、正直勝負は決したと思いましたよ。
約40分で、マリゴメがハットトリックを決めて3-0でしたから。
どのゴールも偶然の得点ではなかったしね。
2点目ぐらいかな、オフサイドやろ!と文句を言えるのは。
内容的にも圧されてたナポリでしたから、こりゃぁ後半も失点を重ねて大敗もあり得るな、って思ってましたよ。
ボールは保持出来ず、かといってカウンターも有効ではなく。
カバーニは2列目の左サイドで沈黙(やっぱ彼はコテコテのCFやと思うんですけどねぇ)し、ハムシクも守備に奔走するばかり。
マッジョの突破も出ず、これでは得点なんて無理、ましてや3点以上も奪うのなんて無理!無理!!
と思ってましたよ。
前半終了間際にCKから奪った1点も焼け石に水やなぁ?、と。
と・こ・ろ・が、です。
小さな事からコツコツと、じゃないけど、大量リード奪われてても1点1点積み重ねていく事が大事なんですよね。
後半も別にナポリペースじゃなかった。
前半よりはマシやったけど、それはバイエルンがそんなに点を取る事に関心を示さなくなった恩恵でしょう。
スニガが数分間で2枚のイエローを貰い退場した時には、これで正真正銘終戦や、と確信しました。
しかしここからがミラクルナポリ。
何故か審判がその後バトシュトゥーバーに帳尻退場を言い渡すと、勢いづいたのはナポリ。
直後のFKから、またしてもフェルナンデスがヘディングを叩き込み、勢いを加速させます。
にわかに活気づくナポリ陣営。
数的同数になっただけやのに!まだ同点になった訳じゃないのに!!
冷静に考えればそうなんですけど、人間心理ってのはそんなもんですわ。
ここから終了までの約10分間は、ホントにオモロかった。
これはもしかしてナポリ追いついちゃうんじゃねぇの??って雰囲気がバリバリあったからね。
相変わらず沈黙してるカバーニあたりがドカーーンと決めちゃうんじゃないのか、とか。
パンデフが昨季に続いて仕事しちゃうんじゃないか、とか。
(ここでパンデフを投入するマッザーリも相当なモンwww
アリアンツの観衆の反応を楽しみたかったんでしょうね。
相当なドSやでwww)
色々考えただけでワクワクですわ。
だから10分はアッという間に過ぎ去ってしまいました。
結局ドラマは起きませんでしたけど、最後の最後まで盛り上がりましたからね。
ラストのCKでデ・サンクティスが上がったは良いけど、危うくクリアボールを決められそうになったりとか(笑)
いやー、オモロかった。
前半で見限って寝なくて良かった。
これぞ「死のグループ」やで。
P.S.蛇足ですがシステムの話をしたいと思います。
ナポリの代名詞的に言われてる3-4-2-1ですが、この日は結構変化してました。
最初は正に3-4-2-1だったんですけど、アロニカが負傷退場してドッセーナが入ってからは4-2-3-1の様な感じに。
スニガが右SB、ドッセーナが左SBで、マッジョが右WH、カバーニが左WH、みたいなね。
で、スニガが赤紙退場してからは4-4-1というか4-2-3というか。
マッジョが空いた右SBに下がって、前線の3枚はラベッシ&パンデフ&カバーニに。
中盤の真ん中は、インレルとハムシクが切り盛り。
まぁあくまでも、システムは流動的ですがね。
3-4-2-1で戦ってる試合でも4バックっぽくなる事もあれば、5バックっぽくなる時間帯もあるし。
だから何が言いたかったか、っていうとシステムに固執したチームじゃないよ、って事です。
ユーベの4-2-4しかり、バルサの3-4-3しかり。
話題の取っかかりとするのは良いけど、それが全てじゃないですからね。