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10-11 UEFAチャンピオンズリーグ SF 2nd leg

2011.5.4 オールド トラフォード
4
2-0
1
2-1
バレンシア(26分、ギブソン)
得点
  
フラード(35分)
ギブソン(31分、バレンシア)  
アンデルソン(72分)  
アンデルソン(76分、ベルバトフ)  
メンバー
1 ファンデルサール
GK
1 ノイアー(C)
   
21 R.ダ シウバ
  (60分 3 エヴラ)
12 スモーリング
23 J.エバンス
22 オシェイ(C)
DF
22 内田 篤人
4 ヘーベデス
  (70分 25 フンテラール)
21 メッツェルダー
3 エスクデロ
 
 
18 スコールズ
  (73分 24 フレッチャー)
25 L.バレンシア
28 ギブソン
8 アンデルソン
17 ナニ
MF
14 パパドプーロス
17 ファルファン
  (75分 32 マティプ)
11 バウムヨハン
  (HT 9 エドゥ)
18 フラード
31 ドラックスラー
 
 
9 ベルバトフ
  (77分 7 オーウェン
FW
7 ラウル
   

       ファンデルサール

ラファ  スモリン   エバンス  オセイ

         スコールズ

バレンシア ギブソン   アンデルソン  ナニ

         ベルバトフ

布陣
        ノイアー

内田  マティプ   メッツェ  サルペイ

      パパド  フラド

  ファルファン          バウム

      エドゥ  ラウル

sub
29 クシュチャク GK GK 33 ショーバー
15 ヴィディッチ DF DF 2 サルペイ
11 ギグス FW MF 13 シュミッツ
14 エルナンデス     16 アリ カリミ
ギブソン
スコールズ
アンデルソン
イエローカード エスクデロ
レッドカード
出場停止選手
ブラウン
ハーグリーブス
戦線離脱中選手 ガブラノビッチ
パンダー

ターンオーバー

ユナイテッドがアウェイ勝ちした事によって、ほぼ消化試合となってしまった2nd leg。
それを証明するかのようなユナイテッドのスターティングメンバーでした。
大胆なローテーション、みたいな見方もあるかもしれないけど週末のチェルシー戦の事を考えたら当然でしょ。
シャルケとのチカラの差は1st leg観ても、まざまざやったからね。

そしてそれをオールドトラフォードの舞台でも証明したユナイテッドでありました。
ユナイテッドも強いし、シャルケも弱いね、これは。
多少は競った試合になるかと思ってたんで、ここまで圧倒的な差が出るとは意外でした。

ユナイテッドのボール回し、ピッチを広く使った攻撃、両サイドの突破力、組織され整備されたディフェンス、全てにおいてシャルケとは違いましたよ。
大きく点差が開いた事によって、シャルケの気力が・・・って点があったにせよね。

しかしまぁ、ユナイテッドは層厚いですわ。
今回の(1st legから)ファンデルサールとバレンシア以外全て入れ替えたメンバー構成について「2軍、2軍」と言われてますけど他チームならレギュラー、って選手ばっかりやからね。
バルサが圧倒的に負けてるとしたら、この層の厚さですわ。
決して2軍ではないよ、彼等は。

そんなユナイテッドで良かった選手について振り返りたいと思います。
まずはスコールズやね。
中盤の底に君臨し、おもしろいようにパスを捌いてました。
あれだけ左右に散らされると、シャルケの対応は後手後手になりますわな。
翻弄、という言葉がこれほど相応しい状況ってありますか?と。

そのスコールズとトリオを組んだギブソン、アンデルソンも精力的でした。
ギブソンは最初の1アシスト1ゴールで一気にノッた印象だったし、負けじとアンデルソンも終盤の2ゴールで結果出しました。
3人共イエロー貰ったのは笑えたけどね。
こんな試合で退場なってファイナル出場停止とか勿体なさすぎる、って思って観てたんですが2枚目はセーフでした。

バレンシアとナニの両サイドも良かった。
とにかく突破しまくってましたよね。
対応するシャルケディフェンスにとっては地獄だったか。
エスクデロは多少止めてたけど、内田は抜かれまくってたなぁ。
内田に関してはオシェイにまで股抜きされてたし・・・。
あのオシェイにですよ!
別にアンチ内田じゃないけど、これは良い勉強になったんじゃないでしょうか。

シャルケで光っていたのは、やはりラウル。
1トップで張ってた前半よりも、エドゥの後ろに構えた後半の方が持ち味出てたね、やっぱり。
ってか、こんなん誰もが知ってる事じゃない?
ラングニックって知将やと思ってたんですけど、この采配は不可解でしたね。

不可解と言うか笑ってしまうぐらいの采配がもう1つあった。
攻めに出る為にフンテラールを投入しヘヴェデスを投入した70分頃の交代劇がそれ。
この交代によって空いたCBにパパドプロスを下げたまでは良かったんですが、パパドプロスのポジションをやる奴が誰もいなくなったっていうね。
一応フラードが下がってきてはいてんけど、彼の役割はそんなんじゃないので案の定DFラインのスペースはガッラガラ。
そしてそのスペースを好き放題に使うユナイテッド。
あっさりと3点目ゲット。
ようやくラングニック中盤の底にマティプを投入・・・っていやいやいや(笑)
どうなるか解らへんかったんかな~。
あまりの素人采配に失笑ものでしたわ。
シャルケベスト4進出の立役者、みたいにラングニックは言われてますし過去のイメージから実際そうだと思ってたんですけど、マガトの遺産っていう側面も大きいんじゃないでしょうかね?