10-11 UEFAチャンピオンズリーグ SF 1st leg

2011.4.26 アレーナ アウフシャルケ
0
0-0
2
0-2
 
得点
ギグス(67分、ルーニー)
  ルーニー(69分、エルナンデス)
メンバー
1 ノイアー(C)
GK
1 ファンデルサール
   
22 内田 篤人
32 マティプ
21 メッツェルダー
2 サルペイ
  (73分 3 エスクデロ)
DF
20 F.ダ シウバ
5 ファーディナンド
15 ヴィディッチ(C)
3 エヴラ
 
 
14 パパドプーロス
18 フラード
  (83分 31 ドラックスラー)
17 ファルファン
11 バウムヨハン
  (53分 12 クルゲ)
MF
16 キャリック
11 ギグス
25 L.バレンシア

13 朴 智星
  (73分 8 アンデルソン)
 
 
9 エドゥ
7 ラウル
FW
14 エルナンデス
  (73分 18 スコールズ
10 ルーニー
  (83分 17 ナニ
   
        ノイアー

内田  マティプ   メッツェ  サルペイ

      パパド  フラド

  ファルファン          バウム

      エドゥ  ラウル

布陣
     ファンデルサール

ファビオ  リオ   ヴィダ  エヴラ

   キャリック  ギグス

バレンシア         朴智星

    チチャリート  ルーニー

sub
33 ショーバー GK GK 29 クシュチャク
5 プレスタン DF DF 12 スモーリング
16 アリ カリミ MF   21 R.ダ シウバ
15 ハリステアス FW   23 J.エバンス
メッツェルダー
サルペイ
イエローカード F.ダ シウバ
レッドカード
出場停止選手
ヘーベデス
ガブラノビッチ
フンテラール
パンダー
戦線離脱中選手 オシェイ
ブラウン
ハーグリーブス
ベルバトフ
フレッチャー

Manu × ManU

普通に考えればユナイテッドの方が強いだろう。
しかしながら、国内リーグでは低迷しながらもバレンシア、インテルを次々と下し大会の「台風の目」的な存在になっているのはシャルケ。
もしかしたらもしかするかも、と番狂わせの期待漂う一戦でありました。

でも結果は順当にユナイテッドの勝利。
シャルケサポからすれば、ホームでまざまざと実力差を見せつけられた感じでしょう。
国内リーグ10位と国内リーグ1位のチームが戦ったら、そらこうなるわなっていう。


シャルケは攻守に全く良い所なし。
いや、ノイアーだけは良かったか。
ファーギーが今すぐに(ファンデルサルが引退する来季に向けて)ノイアーを獲得するんじゃないか?ってぐらいに神がかってましたよ。
結局、何本止めました?
集計してないから判りませんが、パラドン祭りなんてレベルを超越してましたよ。
途中から大ピンチを止めても「おっ!」とも思わなくなったし、大ピンチが来てもピンチだと思わなくなった。
それぐらいにシュートストップが"日常"になったんですわ。
いやはや、なんちゅうGKや・・・。

逆説的な話ですが、そんだけノイアーが目立つほど崩されまくったシャルケDFって、どうなん?ってハナシですよ。
マティプとメッツェルダーのCBコンビは、とにかくスピードも無いし対人にも強く無いし、どうしようもない出来。
メッツェルダー昔は良いDFやったのになぁ。
ルーニーやチチャリートのスルーパスに全く対応出来てなかったからね。
更に酷かったのが左SBのサルペイ。
笊ペイとは良く言ったもんで、正に笊でしたわ。
ここを切り崩されまくって、どんだけチャンス作られた事か。
この左サイドは前のバウムヨハンも散々な出来だったので、完全に穴となってしまいましたね。

って考えると内田は良くやってた方なのかも。
別に目立ってわけでもないし、好プレーも特に思い出せないのですが悪かったプレーも無かったしね。
日本人初のCL準決勝という大舞台で普通にプレー出来た事は評価しなければいけないのかもしれません。
理想と高く持つなら、そんなんで満足してたら駄目なんでしょうが。

さてユナイテッドの話をしますか。
前述したように圧倒的に試合を支配していたので、特に危ない場面も無かった。
リオとヴィダはラウルとエドゥを完封したし、ファビオとエヴラの両サイドも、前のバレンシア、朴智星と共にサイドを制圧。
中盤ではキャリックとギグスにルーニーまで絡んで好き放題。
そして前線のチチャリートはノイアーを脅かし続けました。

前半こそノイアーのパラドンのせいで無得点でしたが、後半の連続ゴールで一気に試合を決めると、後は遊ぶ余裕まで。
週末のプレミアに向けて次々と前線を温存し、最後はナニの1トップになってましたからね。
終盤全くプレッシングもかけずに遊ぶ姿に、この日一番のチカラの差を感じましたよ。
そんなに余裕なんや、と。
まぁ2nd leg、夢の劇場オールドトラフォードで3点差付けられて負けるなんて到底考えられへんからな〜。

P.S.ちなみに今日の先制点が大会最年長得点記録となりました。
ギグス、37歳148日で達成です。
ってか今季はこの記録更新されまくり。
サネッティが破るまで8、9年ブランが保持してたのにね。
今季はサネッティが破り、すぐさまピッポが破り、そして今日ギグスが破り、ですから。
しかもブランの時と違って来季もこの記録が更新されそうな気配満載ですからね。
ギグスもピッポも、それからサネッティにだって得点のチャンスは十二分にありますから。