10-11 UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第2節

2010.9.28 アムステルダム アレナ
1
1-1
1
0-0
エル ハムダウィ(23分、スアレス)
得点
イブラヒモビッチ(37分、セードルフ)
メンバー
1 ステケレンブルグ
GK
32 アッビアーティ
   
2 ファン デル ヴィール
4 ヴェルトンゲン
3 アルデルワイレルド
5 アニタ
  (38分 7 スレイマニ)
DF
19 ザンブロッタ
13 ネスタ
33 チアゴ シウバ
77 アントニーニ
 
 
6 エノ
20 デ ゼーウ
  (79分 18 リンドグレン)
10 シーム デ ヨング
MF
21 ピルロ
16 フラミニ
  (52分 27 ボアテング)
8 ガットゥーゾ(C)
10 セードルフ
  (85分 20 アバテ)
 
 
9 エル ハムダウィ
16 ルイス スアレス(C)
11 エマヌエルソン
FW
11 イブラヒモビッチ
70 ロビーニョ
  (85分 9 F.インザーギ
   
       ステケレンブルグ

VDビル  ベルトンゲン   アルデル  アニタ

       エノ    デゼーウ

         デヨング

  スアレス           エマヌエルソン

        エルハムダウィ

布陣
        アビアティ

ザンビー  ネスタ   シウバ  アントニニ

         ピルロ

    フラミニ     リンギオ

        セードルフ

     ズラタン    ロビーニョ

sub
30 フェルホーフェン GK GK 1 アメリア
13 オーイエル DF DF 18 ヤンクロフスキ
23 オレゲール     25 ボネーラ
8 エリクセン MF FW 80 ロナウジーニョ
46 ヨゼフゾーン FW
エノ イエローカード ガットゥーゾ
フラミニ
ザンブロッタ
ロビーニョ
アントニーニ
レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 アンブロッジーニ
パト

古巣に恩返し

まだ第2節ではありますが、アヤックスにとっては正念場。
何故なら開幕節で負けてるから。
もしこのホーム戦を落とすような事があれば、上位2強と目されてる所に連敗っちゅう事になりますんで最早突破は絶望と言っても過言ではないでしょう。
数字上は当然可能性あるんですがね。

だから引き分けって結果は最低ラインかな〜。
勿論勝利が最高の結果だった訳ですが、負けなかっただけ良しと考えるべきか。
先制しただけに勝ちたかったなぁ。

先制点は素晴らしく美しかったですね。
スアレスの個人技で勝負アリ!!ではありましたが、エルハムダウィも囲まれながらも良く決めましたよ。
密集地帯になってたので「決まらんやろな〜」って思ってましたからね。
スアレスの股抜きは相手がネスタだったので価値倍増ですわ。

でもアヤックスは先制したけど追加点のチャンスは、あんまり無し。
個人的に残念だったのはデヨング君の出来。
ものすっごく良い評判を聞いていたので期待していたのですが、まだまだでしたね。
中盤の底のエノとデゼーウが頑張ってただけに、もうちょっとヤッてくれたらチャンス増えたんやろうけど。
アニタの怪我でスレイマニが投入され、それまで左FWを務めていたエマヌエルソンが左SBに下がった事によって攻撃力が増したんですが、それも時間限定でありました。
長くは続かなかった。

勿論チカラ的にも経済的にもミランの方が上なのは間違い無くって、実際ミランの方がチャンス多かった。
ロビーニョがしっかり決めてたら負けてたでしょうね。
ズラタンのポストプレーは相変わらずブレがなく、アヤックスDFは前を向かせないようにするのがやっと、って印象。
そして一番取られたくないであろう人物に同点弾を決められてしまいました。
(しかもアシストがセードルフというオマケ付き。元アヤックスラインですわ)
これでズラタンは公式戦3戦連発。
ここ5試合で5得点ですから文句のつけようがありませんね。
思えば昨季も序盤は点取りまくってたね。
まだ連携がしっくりいってない筈の序盤の方で爆発するって、どういう事なんでしょうか?
いや、今季は終盤も爆発するかもしれないんですけどね。
ズラタンへのアレナの反応が気になってたんですが、特別大きなブーイングはありませんでしたね。
ブーイングあったのは事実ですが、特別ズラタンやからって感じでもないし。
思えば後味悪くユーベに移籍した04-05シーズンの試合でさえ特に荒れた事も無かったので、当然といえば当然か。
でもセードルフみたいに特大な拍手も無かったけどね。
セードルフは嬉しいやろうね、あんだけ称えられたら。
まぁアヤックス云々を別にしても「オランダ人」としてセードルフは賞賛に値するプレーヤーなんでしょうけど。

ミランのシステムは4-4-2もしくは4-3-2-1って感じでした。
ズラタンがCFにどっしりと構えて、その後ろにロビーニョとセードルフがいる感じ。
ロビーニョはセードルフよりも前にいる時間が多かったので、ロビーニョを2トップの1人とカウントすれば4-4-2だし、セードルフと並列と考えれば4-3-2-1ですわ。
中盤の3列目は右からフラミニ、ピルロ、ガットゥーゾの並び。
闘犬は右サイドにいる事が多かったので、個人的には左だった事に驚き。
むしろフラミニが左サイドってイメージありますからね。
まぁ左右どちらでも大した差はないんでしょうが。
そのフラミニは途中でボアテングと代わったんですが、ボアテングが入ってミランの攻撃は良くなりました。
個人的にはガッカリですわ、フラミニってガナの時はあんなに良い選手だったのに今やボアテングにも負けちゃってるのか、と。

あとアムステルダムアレナの雰囲気は最高でしたね。
超久々のCL本戦ですから、そりゃ燃えるでしょ。
燃えすぎて発煙筒まで燃やしてたのはチョットやり過ぎでしたけどね。
ただ気持ちは解るよ。