09-10 UEFAチャンピオンズリーグ グループC 第6節

2009.12.8 ヴェロドローム
1
1-1
3
0-2
ルチョ(11分、)
得点
ロナウド(5分、直接FK)
  アルビオル(60分)
  ロナウド(80分)
メンバー
30 マンダンダ
GK
1 カシージャス(C)
   
24 ボナール
21 ディアワラ
19 エインセ
3 タイウォ
DF
4 セルヒオ ラモス
3 ペペ
18 アルビオル
2 アルベロア
 
 
6 E.シセ
  (62分 14 B・コネ
8 ルチョ ゴンサレス
7 ブノワ シェイル
MF
22 シャビ アロンソ
  (78分 6 M.ディアッラ
10 L.ディアラ
12 マルセロ
23 ファン デルファールト
  (72分 7 ラウル
 
 
9 ブランドン
  (78分 23 モリエンテス)
18 アブリエル
11 ニアング(C)
  (68分 28 ヴァルビュエナ
FW
20 イグアイン
  (63分 11 ベンゼマ)
9 C.ロナウド
   
        マンダンダ

ボナル  ディアワラ   エインセ  タイウォ

         シセ

     ルチョ   シェイル

 アブリエル          ニアング

        ブランドン

布陣
      カシージャス

ラモス  ペペ   ラウル  アルベロア

       アロンソ

   ラス       マルセロ

        ラフィ

   イグアイン   ロナウド

sub
40 アンドラーデ GK GK 13 デュデク
5 イウトン DF DF 19 ガライ
12 カボレ MF MF 5 ガゴ
17 エムビア     24 グラネロ
ブランドン
エインセ
イエローカード イグアイン
シャビ アロンソ
カシージャス
レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 ニステルローイ
カカ

大きな力の差

生死を懸けた最終節であります。
勝ち上がりの条件をおさらいしておきますと、マルセイユは勝利がまず絶対条件。
3-0以上の結果で勝てれば自力で突破が決定です。
それ以下の勝利ならば他会場の結果次第。
引き分け以下なら脱落。

一方のマドリーは勝てば1位抜けが決定。
エンパテでもとりあえず突破は確定。
負けた場合は少し複雑なんですが、ミランが引き分け以下の結果に終わった場合は突破。
たとえ負けても3-0以下の敗戦ならばミランの結果に関係無く勝ち上がれます。

という訳で、マルセイユはとにかく勝たなければいけないから序盤から攻勢に出ました。
アルコルコンに出来て自分達に出来ない筈は無い、というテンションだった事でしょう。
しかしながらロナウドのありえないFKで開始早々奈落の底に落とされます。
あの軌道、落ち方は何よ!?
ブッフォン、ツェフLVのGKだったとしても弾けたかどうか。
やっぱとんでもない選手ですわ。

これでマドリーは一気に楽になりました。
アウェイゴールを奪ったから5点取られない限り敗退の危険性は無くなりましたからね。
かといってマルセイユも諦める訳にはいきません。
5点は無理でもせめて勝って、チューリヒに願いを託さないとね。

その意気込みは結果にすぐ表れました。
タイウォの縦への鋭い突破から混戦になり、最後はルチョが押し込んで同点。
早い時間に追いつけたので、逆転へのイメージは膨らんだ事でしょう。

ただマドリーが慌てなかったのがマルセイユの苦しかった所でしょうか。
4失点までならOKという後ろ盾は大きいでしょう、やっぱり。
それにそんなんが無くても全然強いメンバーやからね。
徐々にチカラの差を見せていって、重要だった「次の1点」はマドリーがゲット。

しかしそれでも諦めないマルセイユ。
ニアングが身体を張ってPKを奪取します。
カシージャスにしては珍しく判断の悪かったプレーでした。
無理にスライディングに行く必要なんて、まるで無かったでしたから。
でもこのPKをルチョが失敗してしまいます。
カシージャスの裏を突いてはいたのですが、無情にもシュートはバーに弾かれました。
そしてその後、決定的な3失点目。
これもコボレ球がロナウドの足元に行っちゃったのは無情と言えば無情。
まぁロナウドにしては珍しく倒れてすぐに起き上がりましたからねwww
その御褒美でしょうか。
いつもならファウルをアピールして寝転がったままで、もしそうだったら産まれなかったゴールですからね。

結局はマドリーの完勝で、首位通過をしっかりと決めました。
クラシコもそうだったけど、これまでの個人技頼りではなく内容もしっかりとついてきた印象です。
厄介になってきたなぁ・・・。

マルセイユは残念ながら3位が確定。
やっぱり厳しいグループでしたね。