08-09 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第3節 

2008.10.21 オリンピコ
2
1-0
1
1-1
デルピエロ(5分、アマウリ)
得点
ニステルローイ(66分、エインセ)
アマウリ(49分、ネドベド)  
メンバー
13 マニンガー
GK
1 カシージャス
   
21 グリゲラ
33 レグロッターリエ
  (HT 4 メルベリ)
3 キエッリーニ
28 モリナーロ
DF
4 セルヒオ ラモス
3 ペペ
5 F・カンナバロ
16 エインセ
 
 
22 シッソコ
19 マルキジオ
  (37分 7 サリハミジッチ)
32 マルキオンニ
11 ネドヴェド
MF
8 ガゴ
23 ファン デルファールト
  (76分 15 ドレンテ
10 スナイデル
 
 
8 アマウリ
  (78分 9 ヤクインタ)
10 デルピエロ(C)
FW
17 ニステルローイ
20 イグアイン
  (54分 11 ロッベン)
7 ラウル(C)
   
        マニンガー

グリゲラ  レグロ   キエリニ  モリナロ

      シソコ   マルキジオ

マルキオンニ            ネドベド

      アマウリ  デルピエロ

布陣
      カシージャス

ラモス  ペペ   カンナ  エインセ

        ガゴ

    ラフィ   スネイデル

 イグアイン        ラウル

      ニステルローイ

sub
12 ケメンティ GK GK 25 デュデク
15 クネゼビッチ DF  DF 12 マルセロ
29 チェリエ MF   21 メッツェルダー
20 ジョビンコ FW  MF 18 デ ラ レッド
  24 ハビ ガルシア
アマウリ イエローカード
レッドカード
出場停止選手
ゼビナ
トレゼゲ
ブッフォン
カモラネージ
ポウルセン
ティアゴ
ザネッティ
アンドラーデ
戦線離脱中選手 グティ
M・トーレス

至高のビッグマッチ

戦前の大方の予想はマドリー有利だったみたいです。
というのもユーベは直前のセリエで連敗。
公式戦で言うと最近5試合で3分2敗ですからね。
しかも点が取れない。
セリエでは7試合戦って2点目を取った事が無い。
一方のマドリーは、直前のマドリードデルビーを適地でモノにする勝負強さを今季も発揮しています。
なので、大方の予想も納得。
少なくともマドリーは勝ち点を持って帰るだろう、と思うのが普通。

でもユーベは腐ってもユーベでしたよ。
セリエの試合観られないので今季初ユーベでしたが、中々オモロかったね。
やっぱ伝統のチカラを感じるよね。
特にマドリーが相手だと名門対決ですから、歴史がありますから、盛り上がりますよね。
実際ユーベが滅茶苦茶スペクタクルなフットボールをしているか、っていうとそうでもないねんけど、緊迫した切迫した試合を披露してくれました。

選手層が薄いなかで、マルキージオ、レグロッタリエの2枚を負傷退場で失うというのはとんでもない誤算だったでしょうけど、それをも乗り切れるだけのメンタリティがありましたよ。
それはマドリーがロッベンを入れただけで全く別のチームになれるぐらいの変貌を見せられたのとは対照的な構図でした。

この試合で目立った選手はというと、まずはデルピエロ。
鮮やかすぎる先制ゴールは、これぞアレックス!!というものでした。
パス&ゴーの単純な動きだけでカンナバーロをかわしたわけですが、そのシンプルさにこそ光るものがありますよね。
あとシュート技術は衰えないんだな、と実感しました。
それとユーベではシソッコがバリバリ働いてましたね。
中盤で獅子奮迅。
ベニテスのチームでは上手くハマりませんでしたが、やっぱり元々能力がある選手なので使い方次第で脅威となりますよね。
いや、リバプールでも良い試合は幾つかあったよなぁ〜、そういえば。
あとはやっぱネドベドかな。
決勝ゴールのインターセプトから突進、クロスという一連の流れは皆が知っているネドベドさんそのものでしたよね。
最初は左SHでしたが、マルキジオの負傷交代以降はCHの位置でプレーしていたのですが、なんかコッチの方がハマっている感じすら受けました。
2、3年後でも良いのでJリーグに来てくれたら良いのにな。多分まだまだ全然やれる筈です。
マドリーでは前述したように、途中投入からゲームの表情を一変させたロッベンと決定力の高さを見せつけたニステル、それから中盤で王様ぶりを発揮していたスナイデルと危険な香りを漂わせ続けていたラフィが目立ってましたよね。
ってか全員オランダ人ですな・・・。
あとは裏切り者カンナバーロに対するブーイングがオモシロかったよね。