06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第6節 

2006.12.6 アレーナ ハンブルク
3
1-1
2
2-1
ベリシャ(28分、ラフィ
得点
オリッチ(23分、PK)
ラフィ(84分) ジルコフ(65分)
サノゴ(90分)  
メンバー
1 ヴェヒター
GK
35 アキンフェエフ(C)
   
7 マハダビキア
4 ラインハルト
5 マタイセン
3 アトゥバ
  (69分 退場)
  (69分 33 ファイルヘイバー)
DF
24 V・ベレズツキ
2 センベラス
6 A・ベレズツキ
 
 
27 ラース
14 ヤロリーム
  (83分 17 サノゴ)
15 トロホウスキ
23 ファンデルファールト(C)
MF
22 アルドニン
39 タラノフ
  (77分 15 オディアー)
  (86分 37 コチュベイ)
17 クラシッチ
18 ジルコフ
20 ドゥドゥ
  (9分 50 グリゴリエフ)
 
 
22 ベリシャ
38 リュボヤ
  (75分 9 ゲレーロ)
FW
9 オリッチ
7 カルバーリョ
   
        ベヒター

マハダ  ライン   マタイ  アトバ

        ラース

   ヤロリム     トロホウ

        ラフィ

    ベリシャ  リュボヤ

布陣
        アキンフェエフ

    Vベレズ センベラ Aベレズ

クラシチ アルドニン タラノフ ジルコフ

        ドゥドゥ

     オリッチ  カルバリョ

sub
12 キルシュシュタイン GK GK 77 ガブロ
18 ハンペル MF FW 40 サルギン
11 ラウト FW
37 ヘニンクス  
アトゥバ イエローカード ドゥドゥ
V・ベレズツキ
アトゥバ レッドカード
出場停止選手 バグネル ラブ
ラヒミッチ
ギ ドゥメル
ヴィッキー
デヨング
コンパニ
ソリン
クリンクバイル
フィリンガー
戦線離脱中選手 ジョー
イグナシェビッチ

BYE,BYEアトゥバ

「ポルト×アーセナル」を観て結果を知ってしまったのでハイライト観戦です。
ここまで5連敗のHSVは当然突破の可能性はゼロ。
CSKAも勝ったとしても「ポルト×アーセナル」の結果次第で敗退が決まってしまう他力本願な状況。
結局他力も自力も叶わずで敗退になってしまったCSKAですが、この試合に負けてしまったのは非常に不幸でした。
まさか消化試合のHSVがハイテンションで来るとは思ってなかったやろうね。
そうHSVにはCSKA以上に負けられない理由があったのです。
ここまでCLだけでなく国内リーグでも散々な状態のHSV。
降格圏にドップリとハマりこんどる訳ですが、ここからの脱却の為にも「勝利」という結果が喉から手が出るほど欲しかった。
それはCSKAの「GLを突破したい」っていう想い以上にね。
それが21本のシュートに表れていました。
加えてCSKAにとって不幸だったのが「アトゥバ事件」です。
この試合でアトゥバは大変なブーイングを浴びてしまいました。
それもその筈。
軽い対応で先制のPKを献上したばかりでなく、2失点目のシーンでもあっさりとかわされてしまいましたからね。
スタンドから何を言われたのかは知らないけれど、それでも中指立てちゃマズいっしょ。
ベンチに退がってから更に3回も同じ行為をしてしまったアトゥバ。
交代直後に赤紙を出される、という珍しい事になってしまいました。
因にこの試合ではドゥドゥもベンチに退がってから黄紙貰ってます。
滅多に起こらない事ってのは続けて起きるものなんですね。
さてさて、そんな訳で「アトゥバ事件」以降は大変だったんです。
もうスタジアムは完全に静まりかえってしまいましたからね。
どんなプレーが起きても歓声1つ出ない。
なんとも不気味な静寂です。
とてもホームじゃない。
なのでこれはCSKA勝ったと思ったでしょう。
こんな最悪な雰囲気でホームチームが勝つとは到底思えんからね。
でもラフィだけは違いました。
この若きキャプテンはプレーだけでなく精神面でも完全に大人になったようです。
「絶対に勝つ」という想いが同点ゴール、逆転ゴールに繋がりました。
試合後、円陣を組んで喜ぶHSVイレブン。
まるで優勝したかの様です。
敗退が決まっているチームの光景にはとても見えませんが、HSVは確かに必要なモノをこの試合で手に入れました。
これで挽回出来れば良いのですが・・・。
CSKAはこんなテンションのHSVが相手だったのはアンラッキーだったとはいえ、例え勝ったとしても突破出来なかった訳なので悔やむべきは前節までの道のりです。
でも1敗しかしてないんだよね。しかも4試合連続無失点だったし。
この日もアキンフェエフは再三の好セーブを見せ、クラシッチ、ジルコフのアウトサイドも得点に絡みました。
このアウトサイドが決して下がらないので、5バックにならない所が良いよね。
特にジルコフの5人抜き独走ドリブルゴールは記録にも記憶にも残るゴールでした。
いや〜、この段階でサヨナラするには勿体無いチームですね。

興奮度:ー%

MOM:ー