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06-07 UEFA チャンピオンズリーグ グループD 第1節

2006.9.12 スタディオ オリンピコ
4
0-0
0
4-0
タッデイ(67分、トッティ
得点
 
トッティ(76分、タッデイ  
デロッシ(79分、ピサーロ  
ピサーロ(89分  
メンバー
32 ドニ
GK
12 シュトコフ
   
2 パヌッチ
21 フェラーリ
13 キヴ
22 トネット
DF
33 スルナ
3 ヒュブシュマン
18 レバンドウスキ
26 ラット
 
 
16 デ ロッシ
20 ペッロッタ
8 アクイラーニ
  (62分 7 ピサーロ)
11 タッデイ
30 マンシーニ
  (87分 77 カッセッティ)
MF
4 ツモスチュク(C)
6 ドゥリャイ
29 マリカ
36 エラーノ
9 マツザレム
  (72分 19 ガイ)
  (81分 38 ジャジソン)
 
 
10 トッティ(C)
  (80分 9 モンテッラ)
FW
25 ブランドン
  (63分 17 アガホア
   
          ドニ

パヌッチ  フェラリ   キヴ  トネット

          デロッシ

      ペロッタ   アクイラニ

 タッデイ            マンシニ

          トッティ

布陣
         シュトコフ

スルナ  ヒュブシュマン   レバンドウスキ  ラット

      チモスク  ドゥライ

 マリカ      エラノ     マツザレ

         ブランドン

sub
1 クルチ GK GK 1 プレティコサ
14 ファティ MF DF 8 レオナルド
28 ロージ     32 スビデルスキー
35 オカカ FW FW 20 ビエリク
アクイラーニ イエローカード マリカ
ツモスチュク
ヒュブシュマン
レッドカード
メクセス 出場停止選手 フェルナンジーニョ
ヴチニッチ
マルティネス
戦線離脱中選手

まやかしのスコア

シャフタールとしては悔やんでも悔やみ切れない敗戦でしょう。最終的にこんなスコアになるなんて、前半終了した時点で誰が想像したでしょう?前半はシャフタールペース。ローマがボールを持たしている感も無くは無かったが、決定機はシャフタールばかりにありました。これは開幕したばかりのセリエの影響もあったでしょう。まだ開幕戦しか戦っていないローマに対して、シャフタールは既に6試合も国内リーグを消化しています。この時点でのコンディションの差、ってのが及ぼす影響は大きいからね。チームの完成度も違いました。結果的には前半に幾つもあったチャンスを決めれなかったブランドンのおかげでの大敗です。でもブランドンを責めても仕方無いからね。最後のシュート以外は素晴らしい動き出しだったし。それに対して少ないチャンスを立て続けに決めて4点をもぎ取ったローマ。ブランドンがどうこうでは無く、チーム力の差ですわ。ブランドンさえ決めてりゃ逆のスコアで終わっていてもおかしくなかったのですが、まぁ良い風に言うとローマは勝負強い。悪いながらも大勝出来る、ってのはある意味賞賛の対象です。試合を左右する点として「運」もあります。実際ローマは得点するまで全然ピリっとしてなかったからね。それがタッデイの足下にセンタリングが上手く抜けて来るという「幸運」があって先制出来た訳ですよ。そこからチームが加速しましたからね。2点目もある意味幸運。タッデイのシュートがダフったボールがトッティに渡りましたから。ただトッティのシュート技術はとんでもなかったけど・・・・。ドリブルで3人抜けに成功したもののシュート技術の無さから決めれなかったマリカとは対称的です。シャフタールの運の無さとしてはマツザレムの負傷退場があります。言わずもがなのチームの中心プレーヤーですからね。彼が交代してからはカタチすら作れなくなりました。それと同時に3点叩き込まれたのは偶然じゃないでしょう。マツザレムに代わったガイが準備不足から僅か9分で代えられてしまうドタバタっぷりまで引き起こしてしまいました。シャフタールも内容としては感触得られたかもしれませんが、それ以上に悪い雰囲気でウクライナに帰っていると思われます。ローマにとっては悪いながらも大勝出来たし、ピサーロがフィットする良い機会にもなったし、スコアを鵜呑みにする訳にはいかないけど、まぁ旨い酒が呑めるでしょう。しかしローマのユニは何で灰色やったんやろ?GKだけがいつもの「ローマカラー」でしたが、どういう意味??シャフタールが白やったから敢えて灰色にする必要も無いと思うのですが。CL仕様???あと、書き忘れててんけど、ローマのスタイルについて。噂の「0トップ」が気になってこの試合を観たのですが、噂は本当でした。便宜上1トップ的な位置にいるトッティが2列目に下がると同時に2列目の4人が一気に上がり、トッティからのパスを受けれる体勢になる。確かにダイナミックで美しかった。しかもこの日のローマはどう考えてもさっきから書いてる様に「完璧には遠い出来」だったので、余計に驚かされる。50%ぐらいの状態でこれだけスペクタクルなんですから、MAX時を考えると・・・。でもこのスタイルってさ、トッティいなきゃインパクト半減以下ですよね。トッティの判断力の高さと視野の広さと技術の高さとワンタッチパスのセンスがあってこそ成り立つスタイルなのでは無いでしょうか?このトッティと同じ様な事が出来る選手は世界にも数える程しかいません。諸刃の剣ではあるけど、その威力は絶大やなぁ。まだ片鱗を楽しんだぐらいですがね。

興奮度:75%

MOM:トッティ