タイトル We are REDS!THE MOVIE 開幕までの7日間 (2014年 日本)
監督 金子陽太
伊藤衆人
主演 浦和レッドダイヤモンズ
鑑賞日 2015年12月30日
一言 意外に面白かったね。
レッズサポじゃないけど、これは観て良かったと思った。
むしろコアサポ以外の人が観た方が、色々と感じる所あるんじゃないかと。

ストーリーというか、構成はありきたりではある。
選手のインタビューやサポーターの声、町の人や家族がどうレッズに関わっているか、みたいな。
ある程度は想像出来る範疇で話が進んでいきます。
タイトル通り、ホーム開幕戦までの7日間が順番に進行していくんですね。
これは徐々にテンション上げていくという意味で効果的でした。
結果、試合当日に観客が集まってくる様子を見て鳥肌立っちゃいましたもん。
やっぱスタジアムに行く、ってイイネ〜。

っていう幸福ムードのまま馴れ合いで映画は終わるのかと思ってました。
ところがどっこい、いきなり暗いムードになります。
そう、あろうことか、この開幕戦で事件が起こっちゃうのよね。
「JAPANESE ONLY」
完全に忘れてたよ、そうか、この試合やったんか。

という事で、ここから一気に予定調和ムードからシリアスムードへ。
サポーターとは何か、みたいな話になります。
なんというか、結果的には作品としては重みが出る感じになって良かったよね。
(と、部外者は無責任に思ってしまう)
この後編みたいな映画も作られたそうやし、1つの軽率な行動がここまで影響与えるとはね。

ボーナストラック的に原口元気のラストゲーム映像が納められてましたが、あれは「JAPANESE ONLY」の後ではチョット蛇足やったかな。
ただ原口ファンでも何でも無いのに、泣きそうになってしまったのは事実。
いつの時代でも旅立ちというものは心揺さぶるものです。
個人的評価 60点