タイトル 31年目の夫婦げんか (2012年 アメリカ)
監督 デヴィッド・フランケル
主演 メリル・ストリープ
鑑賞日 2016年1月19日
一言 期待してた感じとは違ったな〜。
熟年夫婦のあり方、みたいな感じはどうなのかというのが気になって観たのですがね。
自分自身の約20年後を想像しつつ。
ただ、なんというか予定調和な展開だけで残念でした。
ちんたらちんたらした展開で非常に眠かったし。

簡単にストーリーを。
タイトル通りの結婚31年目の夫婦の話なんですよ。
変わり映えのしない毎日に嫌気がさした嫁が、
旦那を引き連れてカウンセリングを受けに行きます。
夫は全くノリ気じゃなくて、それなりに仲良くやってるしエエやんけ、という気持ち。
嫁側の「もう一度新婚生活のような気持ちで」というノリとは溝があります。

って、まぁその気持ちは解るよ。
しかもカウンセリング料も法外やしね。
信用ならん、って気持ちは解る。
でも旦那(トミー・リー・ジョーンズ)のキャラ設定がイマイチ定まってない感じでね。
そこが凄く残念だったのよ。
基本的には亭主関白っぽいのに、肝心な所では嫁に押し切られる。
豪快さが中途半端というか、カウンセラーに対してもガツンと文句言うんじゃなくて、
グチグチと煮え切らない感じで言うだけ。
キャラが伝わってこないのよね。
で、これは役者の問題じゃなくて脚本の問題でしょう。

監督は監督で「プラダを着た悪魔」の人やから、期待しててんけどね〜。
ガックリな映画でした。
もっとリアリティが欲しかった。
個人的評価 40点