タイトル エビデンス -全滅- (2013年 アメリカ)
監督 オラトゥンデ・オスンサンミ
主演 スティーヴン・モイヤー
鑑賞日 2015年11月18日
一言 いや〜、やられたよ。
完全に騙された。
低予算映画やと油断してたら、ウラかかれちゃったよ。

基本的には、よくある「何故かカメラ持ってました」系の映画。
ガスバーナーを持った殺人鬼に襲われるバスの乗客達の様子を、「たまたま」撮影してました、ってな具合でね。
カメラ何台もあるのにはワロタwww

と、まぁそういう強引さもあったからツッコミ所満載のB級映画やと思って油断してたんです。
犯人もどうせ生き残った主人公格の女性(女優志望)なんやろうと。

ところが、どっこいですよ。
2人の共犯やったとはなぁ・・・。
しかもその為にカメラを持っていってたという事で。
たまたまではなく、仕組まれた記録やったのよね。

しかも現場に編集したバージョンの記録だけを残し、捜査を攪乱させるという用意周到ぶり。
あの短時間でそこまでは無理やろう(苦笑)というツッコミはあるけどね。

それと警察が壊れた映像をバッシバシ修復して解析していってたけど、それも予想してたって事になっちゃうしね。
(本編の流れとは関係無いけど、この解析シーンは格好良かった)

あと最終的に「私達が殺しまくりました」っていうネタバレVTRを報道各社に送ってますが。
到底逃げ切れるもんじゃないと思う。
警察から釈放されて時間も無い状態やったし、海外に高飛びなんてのは不可能でしょう。
なので捕まるリスク高すぎで、現実的じゃないけど、それでもコッチは騙されたので何も言えません。

うーん、この監督結構やるなぁ。
「4TH KIND」も良かったし。
あれも手持ちカメラ風で予算かかってなかったけど。
ちょっと1本ぐらい大作撮らせてもエエんちゃうかな?
個人的評価 70点