タイトル デッド・カーム/戦慄の航海 (1988年 オーストラリア)
監督 フィリップ・ノイス
主演 ニコール・キッドマン
鑑賞日 2016年1月23日
一言 ラスト以外は良かったサスペンス。
日本では劇場未公開ですが、アメリカではヒットしたというのも頷ける作品。
オーストラリアの映画、って事で「マッドマックス」のジョージ・ミラーも制作で携わってます。
そして、まだ有名になる前のニコールが主演。
ニコールってオーストラリアから地位を確立していったんやね。全然知らんかった。

舞台は、ほぼ船の上だけで完結してます。
親切心から漂流者を助けた夫婦でしたが、それがキッカケで災難に巻き込まれ・・・っていうストーリー。

キチガイっぷりが凄く出てて良かったね。
ちょっと発言に疑問を持っただけで「俺が悪いって言うのかーーーー!!!」
ってな具合のキレっぷりww
いや〜、巻き込まれちゃったねぇ。
幼い息子を事故で亡くしてしまった、という傷心旅行だったのに、とんだ災難ですよ。

ニコールの逞しさ、旦那の豊富な海洋知識、と見所は満載。
漂流者のアブナイ男っぷりも良かった。

だから、余計にラストが勿体無かった。
「実は生きてました」ってのは王道な展開やけど、今回に関しては蛇足。
旦那を見つけて無事助かりました、っていう所で〆て良かったと思う。
どうせ殺すなら、その前に殺ってても全然良かった訳やしね。
あそこで急に超B級感が出ちゃったな〜。
個人的評価 65点