タイトル ヤバい経済学 (2010年 アメリカ)
監督 モーガン・スパーロック
アレックス・ギブニー
ユージーン・ジャレッキー
ハイディ・ユーイング
レイチェル・グレイディ
セス・ゴードン
主演 スティーヴン・D・レヴィット
鑑賞日 2016年1月24日
一言 オムニバス形式で、社会(経済)の仕組みを違った切り口から見ようという作品。
4つの話で、それぞれ監督が違うので↑の監督名は多くなってます。
逆に主演らしき主演は居ないんですけどね。
便宜上1人の名前を入れてます。

結論から言うと、期待したほどには面白くなかった。
自らユニークです、と言ってるほどユニークじゃなかったしね。

4つのテーマを羅列しておきますか。
「ロシャンダが別名なら」
「純粋さの崩壊」
「『素晴らしき哉、人生!』とは限らない」
「高校一年生を買収して成功に導けるか」

上から
名前が人生にどれぐらい影響を及ぼすか
八百長・不正について
アメリカの犯罪率は何故低下したのか
賞金制度導入で成績はUPするのか

という話ね。

一番薄っぺらく思えたのは相撲の話かなぁ。
日本を題材にしてるわりには調査不足というか。
アメリカから見た相撲八百長・かわいがり事件、
という視点では興味深く観られたけどね。
もっとエグい事実が一杯あったや〜んって思ってしまった。

子供を持つ親として、買収で成績が上がるのかってのは
集中して観る事が出来たよ。
やはりボーダーラインに居る子は頑張るけど、
元々最下層の子は頑張りませんでした、という結論。
下の子は下の子で、もう少し低い目標設定にしてたら結果変わったかもね。

中絶導入で犯罪率が下がった、ってのは至極まっとうな結論よね。
発展途上国の状態見ても「望まれなかった子供」の多さが
貧困→犯罪に繋がってるのは明白やし。
ただ当たり前の結論っぽいものではあったけど、
映像の見せ方とか展開は良かった。

名前についての話は、酷かったな。
スパーロックは所詮あんなもんと思ってたけど、やっぱりやった。
あれを一番最初に持ってくるってのは、映画としてマズイんじゃないかな(苦笑)
あそこで止めてしまう人もいると思うよw
個人的評価 50点