タイトル

宇宙戦争 (2005年 アメリカ)

監督 スティーヴン・スピルバーグ
主演 トム・クルーズ
一言 久しぶりに驚くほどのクソ映画に出会いました。
あまりのネタっぷりに、むしろビックリです。
ツッコミ所満載過ぎるやろ!!

話は簡単。
宇宙人の侵略を通して家族の絆や愛を描いてます。
まぁ定番の、"いかにも!"なアメリカ映画ですわ。

で、酷いのが主人公の行動とオチ。
基本的にトムは逃げまくるのみ。
まぁ一般人なんだから当然なんだけど、その逃げ惑う姿に共感出来る要素はゼロ。
別れた妻の家族を守る、って設定もありきたり過ぎ。

んで、それ以上にオチが最悪。
宇宙人がね、圧倒的に強いのよ。
軍隊が手も足も出ないぐらいに次元が違う強さ。
(戦闘シーンもネタかと思うぐらいヤバかった。。。なにせ軍隊のレベルが第二次世界大戦レベル。イマドキ戦場でデカい電話とか使わんやろ〜)
なのでバッドエンドかな、と思ってたんですよ。
でもアメリカの家族愛を描く映画がハッピーに終わらない筈がありませんでした。
ラスト5分での強引なオチづけからの地球軍の大逆転勝利。
地球の空気に含まれていた微生物が弱点なんだってさ。
そりゃ無いわ。
しかも死んだと思ってた家族は全員生きてるし、嫁の実家は全くの無傷やし。
なにからなにまで都合良すぎでしょ??

これは完全な駄作だと思うのですが、何故かWOWOWでもトップな扱い。
大物監督と大物俳優の共作だから?

それにしてもスピルバーグは何故これをリメークしようと考えたのでしょうか?
半世紀も前の映画ですよ。
わざわざ掘り出してくるレベルには思えんのだが。
個人的評価 20点