ミラン、ドン引きにより塩試合

■序盤はロッソネーロの攻勢

なんかモタモタしてましたねバルサ。
バタバタしてる間に、あっさりと先制点献上。
マスチェラーノのクリアミスが発端だったとはいえ、そのシーン以外にも何度もチャンス作られてましたからね。
一気に出鼻を挫いてやろうというミランの魂胆に対して、バルサはあまりにも無策でした。
無策っつうか、無防備っつうか（苦笑）
横綱相撲すんのはエエねんけど、実際失点してたら世話ないからなーww


■ボールを支配し同点に

先制した事により、ミランは引き籠もりに。
となると、当然試合とボールを支配するのはバルサ。
ほぼハーフコートマッチの展開に以降はなりました。
若干両者ダレてる時間帯はあったにせよ、「ミランの時間」は最後まで訪れませんでしたよ。

そんな状況でしたので、同点にするのは難しくなかった。
ま、メッシのシュートは難しいシュートでしたけどね。
あの体勢から決めるとは流石やで！！
とても病み上がりには思えん。
ディフェンスも詰めてきてたし、なかなかのゴラッソでしたわ。


■崩せないバルサ

同点にしたまでは良かってんけど、後もう1歩が足りなかったバルサ。
ほぼ9人で自陣深く引き守る赤黒軍団を崩せませんでした。
サパタとコンスタンが足速いのが厄介やったなー。

このエンパテをどう見るか、ってのは人によって分れるやろうな。
数日後に控えたクラシコに向けて弾みをつけたかった、ってのは全クレが思っているでしょう。
攻撃陣に躍動感が無かったのは非常に気掛かりな面でもある。

ただねー、あれだけ守られたら崩すのは難しいって。
これはもうペップ時代からの永遠の課題やねんけどねー。
それにこの試合に関しては無理する必要もなかった訳で。
GLの3試合目、ここで引き分けても勝ち点は7に積み上げられる。
残り3試合で3ポイント取れば、ほぼ勝ち上がれる計算ですから遮二無二勝ちに行く必要はありません。

例えば、今日絶対勝たなければいけない試合でした、ってのなら終盤マスチェラーノに代えてテージョみたいなオプションもあったかもですが。
そこまでやる必要も無いしね。
ミランが引き分けでも良い、ってんなら別にこっちも引き分けでも良いよって所ですわ。
セスクが真ん中でメッシが右ってオプションも試せたし、そして割と良い雰囲気漂ってたし、OKなんじゃないですかね。
プジョルも休ませられたし。


■ミランはこれで良いのか？

繰り返しになるけど、勝ち点だけ考えればミランも引き分けでも悪くない結果でした。
でもホームのサンシーロで守りに守って引き分けって、ね。
プライド的にそれで良いの？って思いましたよ。
チャンスを作ろうともせず、カウンター頼み。
世界と渡り合える強力アタッカーをベンチに控えさせてまで、やる戦いかね？
ミラニスタがそれで納得してるんなら、ヨソの家の事なんで何も言いませんが・・・。

カカが意地見せて精力的に動きまくってたのが、わずかな救いやったけど。