審判が主役

■2つの大きな判定

まず主審の話からしないといけない、ってのは非常に嫌なもんです。
でも今日の試合に関しては、この話は避けて通れないでしょう。

PK判定とレッドカード判定。
この2つのジャッジが試合の行方を左右した事は間違いありません。

うーーん、どっちもユーベ側からしたら厳しい判定やったなー。
まずPKについて。
どっちも引っ張り合ってたやろ、って感じやもんな。
それにファウルがあっても無くても、どのみちキーパーボールやったやん、って思うし。

レッドカードの判定も、ファウルですら無い気がする。
主審は「肘打ちした！」みたいなジェスチャーしてたけど、リプレイで見るかぎりそれは絶対にやっていない。
手が顔に当たった程度。
キエッリーニの方がロナウドよりも速くボールに追いついていたし、イエローにすら値しないと思ったんですけどね。


■ユーベの戦い方に対する疑問

数的不利となって以降、防戦一方となったユーベ。
ジョビンコが投入されるまで、前線にボールすら渡らないような状態になってました。

これはねー、完全にコンテの采配ミスだったと思いますよ。
キエッリーニが退場となり、CBの穴埋めにジョレンテに代えてボヌッチ投入したでしょ。
これが必要無かったと思うんですよね。
中盤の選手を最終ラインに回して、4-3-2みたいにした方が良かったかと。
4-4-0-1で2ライン作って守ってましたけど、あれでは攻められっぱなしになるのも当然ですわ。
ベンゼマがあり得ないシュートミスしたので追加点こそ免れましたがね。

ってか、退場前の戦い方もなんだかなーって感じやった。

いつもの3バックではなく4バックをチョイスしたのは良かったとは思う。
マドリーの1トップに対して3バックじゃぁね、無駄が多いからね。
でも中盤より前の構成が意味不明だった。
大体の時間帯は↑図のような感じ。
マルキジオが右、テベスが左で、ジョレンテが真ん中な3トップっぽくなってる時もあり。
ピルロが底で、その前にビダルとポグバが並ぶ3センターみたいな中盤になってる時もあり。
ただいずれも、それぞれの選手の特色が出やすかった布陣ではないと思う。

マルキージオはサイドアタッカーじゃないでしょ？
ポグバも左SHの選手じゃないでしょ？
ビダルも中盤の後ろの位置では、いつものダイナミックさが全く出てなかったなー。


■ジョビンコの躍動

非常に良かったよね。
劣勢の中、フォローが少ない中、持てるチカラを遺憾なく発揮していたと思います。
やっぱ才能あるよな。
あの状況で存在感出せるねんから、なかなかのもんやで。

テベスも試合通して才気を放ってたし、ジョレンテも意地のゴールしたしFW陣は及第点だったと思いますよ。
ま、コンテの欲しい欲しい病に終わりは無いやろうけど。


■マドリーは、・・・

マドリーに対する感想が、あんまり無い・・・。
なんと言うか、昨季と大して変わっていないというか。。。
そら、アンチェロッティ色を出すにはまだまだ時間かかるやろうけどね。
あんまり面白くないスタイルは変わらずですわ。
ベイルも全く見せ場なかったし、イジャラメンディ、イスコも同様。
ベンゼマは言わずもがな( ﾟдﾟ )

ロナウドの決定力だけやね、恐いのは。
あのシュートセンスは、ハンパないよな。
先制点、簡単そうに決めてたけど結構難しいであれ。