13-14 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg

2014.04.02 サンチャゴ ベルナベウ
3
2-0
0
1-0
ベイル(3分、カルバハル)
得点
イスコ(27分)
ロナウド(57分、モドリッチ)  
メンバー
1 カシージャス(C)
GK
1 ヴァイデンフェラー
 
15 カルバハル
3 ペペ
4 セルヒオ ラモス
5 F.コエントラン
DF
26 ピシュチェク
   (67分 23 シーバー)
25 パパスタソプーロス
15 フンメルス
37 ドゥルム
 
14 シャビ アロンソ
19 モドリッチ
23 イスコ
   (72分 24 イジャラメンディ)
MF
18 ヌリ サヒン
5 ケール(C)
   (74分 14 ヨイッチ)
11 ロイス
10 ムヒタリアン
   (64分 7 ホフマン)
19 グロスクロイツ
 
9 ベンゼマ
  (75分  21 アルバロ モラタ)
11 ベイル
7 C.ロナウド
   (80分 16 カセミロ)
FW
17 オーバメヤン
 
       カシージャス

カルバ  ペペ   ラモス  コエント

       アロンソ

   モドリチ    イスコ

 ベイル         ロナウド
       ベンゼマ
布陣

         バイデンフェラ

ピシュ  パパスタ   フンメル  ドルム

       サヒン    ケール

 ロイス      ムヒタリ    グロス

          オバメヤン

sub
25 ディエゴ ロペス GK GK 20 ランゲラク
2 ヴァラン DF DF 2 M.フリードリヒ
18 ナチョ   21 キルヒ
26 ホセ ロドリゲス MF FW 34 ドゥクシュ
イエロー カード グロスクロイツ
ケール
ロイス
レッド カード
出場停止選手 レバンドフスキ
マルセロ
アルベロア
ケディラ
ヘセ ロドリゲス
戦線離脱中選手 シュメルツァー
スボティッチ
S.ベンダー
ブワシュチコフスキ
ギュンドアン

圧倒的なる力の差

■試合前の状況

昨季も戦った両雄が、QFで再び相まみえます。
昨季はドルトムントが勝利したわけですが、今季は少し違う結果になるでしょう。

その根拠としては現在のチーム状況。
マドリーは今季も強い。
リーガでも首位争いを継続中、CLも安定して勝っております。

一方のドルトムントは、ブンデスで2位ではあるけどバイエルンとの差は天文学的。
既に優勝も決められちゃったしね。
そして何と言っても怪我人が多い。
把握してるだけでも↑の通り。
主力がゴッソリ抜けてるのが痛すぎるでしょう。
しかも長期離脱が多いしね。

そんでもって今日は大エース・レバンドフスキが出場停止。
ただでさえ人数確保が厳しい状況なのに、昨季マドリーを葬り去った張本人まで居ないとはね・・・。

って理由でドルトムントの苦戦は必至。
マドリーがゴレアーダ喰らわせてもおかしくないぐらいの状況です。
昨季勝った自信、お得意様意識でどこまでやれるか!?
シャルケの二の舞いにだけはなりなくない、という想いは選手もサポも一緒でしょうけどね・・・。


■あっさりとマドリー先制

開始わずか3分でした。
右サイドを簡単に崩して、最後はベイルが事も無げにPUSH。
試合前の懸念が現実になりそうなぐらい、イージーに決まった先制点。

これは虐殺のYO・KA・N・・・!?

う〜ん、ヤバイんでないの!!という立ち上がり。


■チャンスも作れないドルトムント

その後も一方的な展開が続きました。
ドルトムントはチャンスらしいチャンスも作れないまま、自陣に押し込まれます。
これはちょっと、力の差がありすぎるな〜という展開。

最初はね、ロイス左でグロスクロイツ右の方が良いんちゃうの?
とか
ロイスをトップに使って、オーバメヤン右WGにした方が・・・とか
色々思ってたけど、そんなレベルじゃなかったね。
そんな細かいハナシじゃなく、もう1部と2部の試合ぐらいな感じがした。

ここまで落ちてしまってるのか、ドルトムント!!という衝撃。


■2点目も簡単に

攻め続けていたマドリーが、必然的に2点目もゲット。
カウンターを一度は防いだドルトムントでしたが、その後いとも簡単にボールを奪われて・・・。

あ〜これで決まっちゃったなと思いました。
スコア上だけでも最小得点差なら、ヴェストファーレンに帰れば望みありましたけど2点差は無理や。


■その後も・・・

3点目もロナウドに自由に決められて万事休す。
3失点以外でもヴァイデンフェラーのパラドンが再三再四あり、それがなければシャルケと同様のスコアになっていた事でしょう。
もうね、やりたい放題。
やられたい放題やったから。

個人的MOMは、ヴァイデンフェラーやな。
それぐらい防いでましたから。
ロナウドとベイルのFK防いだの圧巻やったで。

マドリーのMOM?
う〜ん、誰が良かったというより全体のレベルが違い過ぎて個人は突出してなかったな。
ベイルのドリブルは際立ち、モドリッチのゲームメイクは冴え渡り、ディフェンスラインは文字通り安定し。

ドルトムントの「決めろよ!」ってチャンスは結局90分通して1度ぐらいでしたね。
層が薄いから投入メンバーに期待出来るわけもなく、って感じでズルズル敗戦。

ハッキリ言って2nd legも絶対無理です。
むしろ今日以上のスコアでやられてもおかしくないぐらい。

ドルトムント終戦です。
ま、このメンバーで良くやってると言った方が良いかもぐらいのメンツなんでね。