13-14 UEFAチャンピオンズリーグ グループB 第4節

2013.11.5 ユベントス スタジアム
2
1-0
2
1-2
ビダル(42分、PK)
得点
ロナウド(52分、ベンゼマ)
ジョレンテ(65分、カセレス) ベイル(60分、ロナウド)
メンバー
1  ブッフォン(C)
GK
1 カシージャス(C)
     
4  M.カセレス
5 バルザーリ
19 ボヌッチ
22 アサモア
DF
4 セルヒオ ラモス
2 ヴァラン
3 ペペ
12 マルセロ
     
21 ピルロ
8 マルキージオ
23 ビダル
6 ポグバ
10 テベス
   (82分 27 クアリアレッラ)
MF
14 シャビ アロンソ
   (71分 24 イジャラメンディ)
6 ケディラ
19 モドリッチ
11 ベイル
  (75分  22 ディ マリア)
7 C.ロナウド
     
14 F.ジョレンテ
   (88分 12 ジョビンコ)
FW
9 ベンゼマ
   (81分 20 ヘセ ロドリゲス)
     

           ブッフォン

カセレス  バルザリ   ボヌッチ  アサモア

            ピルロ

マルキジオ  ビダル   ポグバ   テベス

           ジョレンテ

布陣
        カシージャス

ラモス  バラン   ペペ  マルセロ

       シャビアロンソ

    ケディラ      モドリチ

ベイル              ロナウド

         ベンゼマ
sub
30  ストラーリ GK GK 25 ディエゴ ロペス
5 オグボンナ DF DF 15 カルバハル
11  デ チェリエ     17 アルベロア
20 パドイン MF MF 23 イスコ
33 イスラ       
ボヌッチ
ピルロ
イエローカード ヴァラン
モドリッチ
レッドカード
キエッリーニ 出場停止選手
リヒトシュタイナー
ヴチニッチ
戦線離脱中選手

ミスから大味なゲームに

■順調マドリー、不調ユーベ

GLも半分が終わり、折り返しとなった第4節。
ここまで3戦全勝と順風満帆なのはマドリー。
このトリノの地でも勝利を収め、後を消化試合に出来れば最高な感じでしょう。

一方のユーベは、2分1敗と勝ち星なし。
セリエでは2位ながらも2連覇中のチカラは見せているだけに、この成績は不思議な感じ。
ま、コペンハーゲン、ガラタサライとは殆ど差が無いので、ここで勝利すれば全く問題はありません。


■前半はユーベ

ユーベのシステムは、ほぼ前回のマドリー戦と同じでした。
前回は4-4-2気味になる事も多かったですが、今回は完全なる4-1-4-1。
前回も、今日みたいな形で推移してる時間帯もありましたしね。
コンテ的には手応えを感じてるんでしょうかね?
個人的には、そんなにしっくりときてる印象は無いんですが・・・。

ただ、前半はユーベがほぼ支配していました。
チャンスも多かったし、マドリー陣内に入り込んでいる時間が長かった。
PKは、ヴァランのスライディングを上手く誘った、って感じでしたが、それも攻めてたから出た副産物やしね。

マルキージオのヘディングを、カシージャスが神がかりセーブで掻き出した場面がありましたが、あれなんかも正直1点ものやったしね(笑)
聖イケル降臨ですわ。
やっぱ守護神は彼が相応しいで。
政治的に外されるなんて、おかしなハナシやで!!


■Oh・・・カセレス

後半もユーベがそつなくこなして終わるのかなーと思ってたんです。
マドリーはそんなに機能してなかったし、試合巧者のユーベならのらりくらりと45分やり過ごすだろうと。

ところがどっこい、俺達のカセレスがやらかしちゃいましたよ。
なんでもない場面で、バックパスをプレゼント。
ここから簡単にベンゼマ→ロナウドと展開され、あっさりと失点。。。
あ〜、やっちゃいましたね、カセレスちゃん。
すんません、ユベントスさん。

これをキッカケに試合はドタバタしちゃいました。
派手な試合になりました。
大味な試合になりました。
続けざまに両チームにビッグチャンスが訪れ続けるという無法地帯状態に。

シャビアロンソのミドルがバーを叩いたり。
ユーベが再び突き放す絶好機を逃したり。
ベイルが左足一閃して、マドリーが逆転したり。
カセレスが汚名返上の好クロスを繰り出し、ジョレンテが得意のヘッドを決めたり。
ベンゼマがスルーパスで抜け出すも、決められなかったり。

いや〜、二転三転する目まぐるしい展開でしたわ。
ユーベの試合とは思えないぐらいに(苦笑)

ユーベがリードしてもおかしくなかったし、マドリーがリードしててもおかしくなかった。
つまり両チームに勝ち越すチャンスがあったのです。
1つ言えるのは、どちらもポルテーロが素晴らしかった、って事やね。


■ヴァランにとっては厄日に

2つの失点に絡んでしまったので、本人もそうとう悔しい筈です。
特にジョレンテにヘディングを許したシーンは、簡単にやられ過ぎちゃいましたね。
バルサ戦を筆頭に、ヴァランの良いパフォーマンスの試合ばかり観てきたので脆さが少し意外なくらいでした。

ただまぁPK献上シーンも含め、トータルではそんなに悪い出来ではなかったと思います。
トータルで言えば、やっぱりペペの方が悪かったよ。
安定感なかったよ(笑)


■ユーベ最下位

このエンパテにより、ユーベはまさかの一番下へ転落。
ガラタサライ、コペンハーゲンとは勝ち点1差だし、直接対決もそれぞれ残しているので、どうにでもなるっちゃぁなるねんけどね。
でもユーベが最下位、ってのは中々の衝撃度。
このままGL敗退、って事にはならんとは思いますがね〜。

でも、終盤のコンテ采配は微妙やったしなー。
勝ち越しを狙わなアカンのに、交代遅すぎでしょ。
しかも単純に前線の2人を代えただけやし。
豊富な駒揃えているんですから、システム変更含め他にも手は色々あったやろうに。

マドリーとしては、エンパテでもOKOKだったでしょうから終盤の時間稼ぎも頷ける。
ただ勝ち点10に乗せたにも関わらずGL突破が決まらなかったのは誤算か!?
ほぼ決まってはいますけど、数字の上ではね。
次節、主力を休ませてくるかどうか見物ですな。

それにしても、今日のオレンジユニは斬新すぎた。
マドリーがオレンジ、ってね(苦笑)
バルサの真似すんなー!!!