13-14 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第5節

2013.11.26 ジグナル イドゥナ パルク
3
1-0
1
2-1
ロイス(10分、PK)
得点
インシーニェ(71分、イグアイン)
ブワシュチコフスキ(60分、ロイス)  
オーバメヤン(78分、レバンドフスキ)  
メンバー
1 ヴァイデンフェラー
GK
25 レイナ
 
19 グロスクロイツ
6 S.ベンダー
25 パパスタソプーロス
37 ドゥルム
DF
11 マッジョ(C)
21 F.フェルナンデス
33 R.アルビオル
27 アルメロ
 
5 ケール(C)
18 ヌリ サヒン
16 ブワシュチコフスキ
   (69分 17 オーバメヤン)
10 ムヒタリアン
11 ロイス
   (81分 26 ピシュチェク)
MF
20 ジェマイリ
   (62分 88 インレル)
85 ベーラミ
7 カジェホン
   (66分 24 インシーニェ)
19 パンデフ
   (76分 91 サパタ)
14 メルテンス
 
9 レバンドフスキ
   (89分 23 シーバー)
FW
9 イグアイン
 

        バイデンフェラ

グロス  ベンダー   パパス  ドルム

       ケール   サヒン

 クバ       ムヒタリ     ロイス

         レバンドフスキ

布陣

           レイナ

マジョ  フェルナン   ラウル  アルメロ

        ジェマ   ベラミ

 カジェホン   パンデフ     メルテン

          イグアイン

sub
20 ランゲラク GK GK 1 ラファエウ
21 キルヒ DF DF 3 ブルーノ ウビーニ
30 ギュンター     5 ブリトス
7 ホフマン MF   28 P.カンナバーロ
ケール イエローカード イグアイン
パンデフ
F.フェルナンデス
R.アルビオル
レッドカード
出場停止選手
シュメルツァー
スボティッチ
フンメルス
戦線離脱中選手

運命の最終節へ

■試合前の状況

全敗のマルセイユ以外は混戦のグループF。
アーセナル9pt、ナポリ9pt、ドルトムント6ptと拮抗しております。
最終節までもつれ込みそうですが、今節で決まる場合も。

そうです、ドルトムントが勝てずガナが勝つと雌雄は決するのです。
つまり前回大会ファイナリストのドルトムントが崖っ淵に追い込まれている状況。
エミレーツでガナを下した時は、そのままスイスイ行くと思ったんですけどね・・・。
直前のブンデスでもバイエルン相手に(スコア上は)大敗、怪我人続出と非常に雲行きは怪しい。

踏ん張れドルトムント!!!ってのが私の本音ですわ。


■たなぼたPK

って事で、絶対に勝利が必要だったドルトムント。
そんなドルトムントに開始早々、追い風が吹きます。
CK時の何でもない競り合いに対し、主審はペナルティを宣告しました。
フェルナンデスとレバンドフスキがポジショニングの争いをしていたんですが、う〜ん。
あれでファウル取られると、ディフェンスは何も出来ないよね。

と、まぁそんなプレゼントPKをロイスが決めてドルトムントが先制です。
出来る事ならば勝つだけでなく当該成績も上回りたいドルトムントなので、ロイスは素早くボールを回収。
前回は2-1でナポリ勝利だったので、この時点でもアウェイゴールルールでドルトムントが上に行けるんですが、貪欲に2点目を狙いにいくあたりは流石です。


■チグハグディフェンス

2点目を奪って試合を決したいドルトムント。
しかしながら、バックラインが足を引っ張ります。

まぁでもしゃーないわな。
レギュラー4バックが4人全員怪我している状態なので、急造なのは仕方無い。
ベンダーとパパスタソプーロスのコンビなんて、今まで組んだ事も無いでしょ??
バタバタしたり、マークがズレたり、クリアし損なったりと色々慌てふためいてましたが、しゃーないよ。

でもね、後ろが安定しないと前も攻められませんわな。
チャンスの数はナポリの方が多かったかな〜。
カジェホンのポスト直撃シュートとか、決まったと思ったもんね。

ムヒタリアンのスルーパスからのレバンドフスキのシュートも惜しかったけど。

総じて両GKは頑張っておりましたよ。


■後半も互角の展開

お互いに懸かっているものが大きい試合は、やはりオモロいですわ。
ナポリが仕掛ければ、負けじとドルトムントも仕掛ける。
イグアインが決定機を外した直後にクバが決めた流れなんて、その典型ですよね。

あそこでイグアインが決めていれば、、、大きく試合の流れは変わった事でしょう。
だがしかし、それがフットボールです。

そんでもって、後半も両GKは良く頑張っていた。
このイグアインの場面しかり、オーバメヤンが抜け出して1対1になったシーンしかり。
素晴らしかったです。
レイナは、もう終わったポルテーロやと思ってましたが、まだまだいけますな。
失礼しました。


■追いすがるナポリ

マッザーリ時代のワクワク感は失われ、魅力は数段落ちていたこの日のラファ・ナポリ。
それでも粘り強さは失われておらず、インシーニェがケールのパスミスを逃さず決めて1点差。
そうなんです、2-1になった事で当該成績もタイになったんです。
これは勝ち抜く上で重要な事やからね。
たとえこの試合負ける事になったとしても、例えば3-2で負ければ、まだ救いがある負けなんです。

なのでドルトムントが決定的な3点目を奪った後も、ナポリの情熱は失われませんでした。
これがCLの面白さよね。
普通の国内リーグなら、3-1になって残り時間僅かなら、もう終戦ムードになっちゃうもんなぁ。


■勝負は最終節へ

この試合は結局ドルトムントが3-1で勝利。
ウラではアーセナルも勝ったという事で、勝負は最終節に持ち込まれました。
ドルトムントは、アーセナルにもナポリにも直接対決の結果では上回っております。
つまりラスト、マルセイユに勝てば突破決定。

一方のナポリもホームで直接アーセナルを叩けば突破出来ます。
しかしながら条件としては3-0以上(エミレーツで0-2で負けている)という厳しいものに。
果たしてナポリの奇跡は起きるのか?
あのスタジアムなら、っていう期待感はあるよね。
それに0-2からの逆転は昨季バルサがやったし、今年もW杯予選でフランスが実現してるし。
決して不可能ではないよ。
頑張れナポリ!!!!!!!!