13-14 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第1節

2013.9.18 カンプノウ
4
1-0
0
3-0
メッシ(22分、直接FK)
得点

メッシ(55分、ブスケツ)
ピケ(69分、ネイマール)
メッシ(75分、チャビ)
メンバー
1  バルデス(C)
GK
1 フェルメール
 


 
22  D.アウベス
3  ピケ
  (80分 15  バルトラ
14  マスチェラーノ
21  アドリアーノ
DF
2 ファン ライン
4 モイサンデル
   (73分 6 ファン デルホールン)
24 デンスヴィル
17 ダレイ ブリント
   (78分 20 シェーネ)
 
 
16  セルヒオ ブスケッツ
4  セスク
   (71分 6  チャビ
8  イニエスタ
MF
5 ポウルセン
10 シーム デ ヨング(C)
  (59分 25 セレーロ)
8 ドゥアルテ
 
 
10  メッシ
9  アレクシス サンチェス
11  ネイマール
  (71分 7  ペドロ
FW
11 ボヤン
9 シグソールソン
15 ボイレセン
 


 
         バルデス

アウベス  ピケ   マスチェ  アドリ

          ブスケ

      セスク     イニ

アレクシス            ネイマル

           メッシ

布陣
        フェルメール

ライン  モイサン   デンス  ブリント

        ポウルセン

     シーム     ドゥアルテ

シグソルソン          ボイレセン

          ボヤン

sub
13  ピント GK GK 22 シレセン
2  モントーヤ DF DF 7 フィッシャー
17  ソング MF MF 19 サナ
20  テージョ FW FW
23 フーセン

イエローカード モイサンデル
デンスヴィル

レッドカード

出場停止選手
プジョル
ジョルディ アルバ
アフェライ
クエンカ
戦線離脱中選手

守備的アヤックス(泣)

元気が無かったアヤックスに対して、力の差を見せつけたバルサの快勝劇でありました。


何かと関係の濃いバルサとアヤックスの対戦。
どちらのチームも好き!って人も非常に多いと思います。
私もそんな1人です。

意外にもヨーロッパの大会で当たるのは初めてらしいですよ。
両者の密接な関係と、どちらも欧州カップ戦常連チームであるが故に対戦してるイメージはあったんですけどね。
意外やわ。

バルサを観るのは勿論楽しみだったのですが、アヤックスを観るのがこの試合の最も興味があった部分。
なにせ普段のリーグ戦は、あまり観る機会が無いからね。

んで、そんなアヤックスなんですが、えらい守備的な戦いぶりでしたな。
まずね、左のWGがボイレセンなんですよ。
そうです、ディフェンスの選手ですよね。
WGって書いたけど、基本的に↑の図のようになってる時間帯は殆どありませんでした。
ディフェンスに回るとブリントの近くまで下がってましたからね。
シグソールソンも結構ディフェンスラインに入って守備してたし。
ディフェンス時は4-5-0-1みたいな感じやったなー。
全体通しても4-1-4-1の時間が長かった。
シグソールソンとボヤン君が2トップみたいに並んでる時もありましたけどね。

なので、攻撃面で殆ど見せ場は無く、気を吐いてたのはボヤン君ぐらいだったと思う。
ボヤン君に対しては贔屓目もあると思われるかもしれませんが、むしろ厳しい目で観てましたよ。
愛するが故ね。
決定的なクロスも上げてたし、終盤の惜しいシュートとか、最後まで意地を見せてましたよ。
PKすら止められてしまったシグソールソンとは違ってね。
(ってか、あのPKは全くいらんかったな。
マスチェラーノ不要なファウルやったわ。
4点リードしてる状況で、ペナルティエリア内であんなタックルは要らんですよ!)
※どうでも良いけど、シグソールソンとシグルドソン(スパーズ)名前が似すぎてて言い間違えるわー(苦笑)


デブール兄貴は、なんでこんな守備的な戦い方を選択したんでしょうね。
ベンチにはフィッシャーとかサナとかフーセンとか本職のデランテーロがいるじゃないですか。
フィッシャー観たかったぞ!!!
最初に書いたけど、バルサとの初めての対戦って事はカンプノウに公式戦で来たのも初めてって事でしょう!?
それなら4-3-3の攻撃的フットボールの本家として、見せるもとい魅せる必要はあったんじゃないかと。
どうせ4-0で負けるなら、そっちの方が良かったで。
それならカンプノウのクレも「やっぱりアヤックスやで!!」って事で拍手したと思いますよ。

選手交代も、何故かカピタンを連続で代えていくっていう意味わからん感じやったしな(笑)
ま、シームは確かに全く目立ってなかったし調子悪そうではあったけど。
そのシームからカピタンマークを譲り受けたモイサンデルも交代に。
カピタンマークをしてる選手を代えなければいけない、っていう縛りでもあったんか??
それなら最後ポウルセンも代えるべきやったねww
モイサンデルは怪我でもしたんか?
別に際立って悪かった気はしなかったけど。
ってか、モイサンデル2年目やのにカピタンやねんなー。



バルサの話もしますか。
アヤックスが低調だったので、バルサについてそんなに言う事はありません。
この試合だけを観て、例えば「バルサもそんなに良くなかった」って言う人もいるかもですが、エンジンフルスロットルで行く必要はあまり無い試合でしたからね。

ハットトリックをして試合のヒーローになったのはメッシでしたが、この試合でもネイマールが目立ってました。
とりあえずネイマールに預けて単独突破させよう、っていうシーンが何回もありました。
ネイマールとファンラインが対峙してるシーン、もう何回か思い出せないぐらいあったよね。
逆にアレクシスとブリントが対峙してるシーンは、思い出すのが難しいぐらい無かった。
もうすっかりネイマールは信頼を勝ち取ってますなー。
しっかりと突破してましたしね。
それにピケのヘディングゴールのアシストに繋がったのも、ドリブルの伏線があったからでしょ?
あんだけドリブル突破を試みまくってたネイマールが、このシーンではアッサリとクロス上げましたもんね。
そりゃGKの反応も遅れるわ。

あとね、またメッシが点取りまくったので「メッシ依存症」とか言う人がいるかもしれません。
でもそれは試合観てないのが丸わかりな発言ですわ。
この試合でもメッシに頼って頼って、って訳じゃなかったからね。

例えばメッシの3点目のシーン。
これは直前にアレクシスが、超絶決定機外した後だったんですよ。
この試合最も美しく、華麗にバルサらしく崩しきった後のフィニッシュをアレクシスが外したんですよね。
で、その直後にメッシが簡単に決めるっていう。

つまりは決定力の違いですわ。
チャンスはあるのに、決めるか決めないか。
それがレオと他の選手とのゴール差になってますよ。
1点目の直接FKは別として、2点目のカウンターから決めた得点なんかも別に「メッシだから」ってゴールじゃないからね。

ちなみにレオはCL通算4回目のハットトリック達成。
歴代1位らしく、またもや記録を1つ作りました。
もうそろそろラウルの通算ゴール記録も見えてきたかな?

あ、あとこの試合のトピックとしては遂にバルトラが出てきましたね。
ローテーションを採用するタタにすら外され続けてきたバルトラとモントーヤ。
4点リードの中、ようやく出番が訪れました。
3-0になった時に出してあげても良かったぐらいやけどね。
(ってか、3-0からチャビとペドロ出してきたもんなww
結構鬼やで、タタwww)
今日ぐらいの試合なら、ソングやモントーヤにも出番を与えてあげたかったぐらいですが、まぁ良いでしょう。

とりあえず、CLの船出としては良い感じになりましたわ。