13-14 UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg |
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2014.04.09 ビセンテ カルデロン
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1
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1-0
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0
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0-0
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コケ(5分、アドリアンロペス) |
得点
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メンバー
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13 クルトワ |
GK
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13 ピント | ||
20 ファンフラン 23 ミランダ 2 ゴディン 3 フェリペ ルイス |
DF
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22 D.アウベス 15 バルトラ 14 マスチェラーノ 18 ジョルディ アルバ |
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5 チアゴ 14 ガビ(C) 8 ラウル ガルシア 6 コケ |
MF
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16 セルヒオ ブスケッツ 6 チャビ(C) 8 イニエスタ (72分 7 ペドロ) |
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7 アドリアン ロペス (62分 26 ヂエゴ) 9 ビジャ (79分 11 C.ロドリゲス) |
FW
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4 セスク (61分 9 アレクシス サンチェス) 10 メッシ 11 ネイマール |
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クルトワ
ファン ミランダ ゴヂン ルイス チアゴ ガビ ラウル コケ アドリアン ビジャ |
布陣
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ピント ダニ バルトラ マスチェ アルバ ブスケ チャビ イニ メッシ セスク ネイマル |
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sub
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1 アランスビア | GK | GK | 25 オイエル | |
12 アンデルワイレルド | DF | DF | 2 モントーヤ | |
22 インスーア | MF | 21 アドリアーノ | ||
4 マリオ スアレス | MF | 17 ソング | ||
24 ホセ ソサ | FW | 24 セルジ ロベルト | ||
コケ | イエローカード | D.アウベス マスチェラーノ セルヒオ ブスケッツ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
アルダ トゥラン ジエゴ コスタ |
戦線離脱中選手 | ジョナタン ドス サントス クエンカ バルデス プジョル ピケ |
遂に決着
■試合前の状況
1st legは1-1。
この両者の対戦は、今季4戦連続エンパテであるが今回のコンペティションに於いては
アトレティコが貴重なアウェイゴールを取ったと言える。
という訳で、バルサは絶対に得点が必要。
アトレティコは5回目のエンパテ、0-0でもOKという状況です。
Ligaでは依然勝ち点差1のデッドヒートが続いており、両者の力が逼迫している事を証明しています。
もうカサだから有利、フエラだから不利というレベルをも超越している気がしてきた両者の対戦ですが、さてどうなりますやら。
■早々の失点
まず先手を取ったのはアトレティコ。
ビジャの粘りから左右に揺さぶる事に成功し、最後はコケが決めました。
バルサにとっては出鼻を挫かれた格好となりましたが、1点取らなければいけない状況には変わりなし。
気にせず前に進もう、と私は思ってました。
でもね、2失点目の恐怖が迫ってくる失点でしたわな。
流石に序盤で2点取られると苦しいから。。。
それとやっぱり先制したかったよね。
ウチとしては勝つことがベストであり、2-2以上の引き分けは狙いにいくものではなかったので。
アトレティコがアウェイゴールに怯える展開に持っていきたかった。
そんでもって、「先制される」という初めての体験を味わわせたかったよね。
※今季4度の対戦全てでバルサが先制した事は無し
■システム変更
最初の数分は、↑の図の通りではなく前線はネイマールが右でメッシが真ん中、イニが左でした。
そしてセスクが中盤。
つまりここ最近の必勝システムだったのです。
ところが失点する少し前から、↑図の様に変更。
最初は流れの中で、たまたまそうなっただけかと思っていたのですが以降もカタチはこれでした。
ま、メッシは完全に右に張っていた訳ではなく中央にも頻繁に顔を出してましたがね。
エンパテが続いているアトレティコとの対戦ですので、何か変えたいという想いがタタにあったのでしょう。
■立て続けにピンチ
ですが、序盤はそのシステムは機能せず。
アトレティコの攻勢に、集中攻撃にさらされます。
もうね、ピンチの連続でしたよ。
何度枠に救われた事か。
ビジャがポストとバーにそれぞれ1回ずつ当ててくれましたかね。
アドリアン?もバーに当ててた記憶が。
こちらの深い位置でボールを奪われ、そこからショートカウンターで決定機を作られるというパターンが頻発。
前線に全くボールすら繋げない時間が続きました。
思い切ってクリアする事も時には必要なんですが、バルサの哲学としては簡単にそれは出来ない。
でもいつもの調子でGKにボールを戻しても、そこはバルデスではなくピントなのでボールを上手く繋げない。
そしてボールを奪われ、ピンチを招いてしまう、というね。
スタイルとのジレンマではあるのですが、なかなか難しい。
■こちらにもチャンス
なんとか青息吐息で連続ピンチを凌ぐと、ようやく我が軍の時間帯に。
ボールをポゼッションし、ピッチを広く使い、決定機を作れるようになりました。
そこからメッシが2回チャンスを迎えたのですが、決められず。
ダニのクロスからのヘッドと、ネイマールの突破からのPUSH。
どちらも特大のビッグチャンスだっただけに、悔やまれる。
特にネイマールが突破した場面は、その突破自体が素晴らしかったので決めてほしかったね〜。
あれが入ってたら、勢いもついたゴラッソだったでしょうから。
■ハーフコートマッチ
という事で、前半は1-0で折り返し。
勝負の後半、両者の戦い方はより明確になりました。
つまり攻めるバルサ、守るアトレティコです。
アトレティコはほぼ全員で自陣に引き、攻撃はカウンターとセットプレーのみ。
1st leg同様、最後にはFWも全員交代させ0トップで戦いました。
"偽9番"な0トップと違い、単純にデランテーロが居ない0トップなのでね。
でもカウンターは破壊力ありましたね。
単純にバルサが人数的に足りてなかった面もありますが、ガビとクリスティアン・ロドリゲスのチャンスは正直やられたと思いました。
いずれもピントが1対1を制し、事なきを得ましたがね。
逆にバルサは守りを固められ、スペースの無さに苦労。
分かりきっていた展開ではありますが、動きが制限されている中で本来の輝きは出せず。
ネイマールのヘディングとか、チャビが押し込みきれなかったやつとか1点は取れそうな場面あったんですけどね。
■交代策は不発
こうなるとベンチワーク、カードの切り方も重要になってきます。
しかしながら、今日はアレクシスもペドロも殆ど見せ場を作れず。
3枚目のカードも使う事はありませんでした。
もうこのブログでも何回も言ってるんですが、1点が必要な場面ではアルバ→アドリアーノで良いと思うんですよね。
相手は引いているので、中長距離砲ってのは有効になってくるし。
結局そういう交代策は最後までしてくれへんかったな、タタ・・・。
■幸運には恵まれたが・・・
真実の時が来てしまいました。
満員のアトレティコサポーターが高らかに歌う中、ホイッスル。
これにてバルサの今季ヨーロッパ戦は終了です。
7年連続となる準決勝進出はならず。
よくよく考えてみれば、6年連続セミファイナル以上の結果を出していた事が驚異的なんですけどね。
それに慣れきってしまったクレとしては今回の結果は非常に残念でしょう。
終盤は消えてしまったメッシに敗戦の責任をぶつけたい人もいるでしょう。
チャビ&イニのコンビに限界を感じた人もいるでしょう。
ビッグゲームで使い続けられるが、一向に結果を出せないセスク、そして起用するタタに呆れている人もいるでしょう。
不安定なディフェンスライン、問題だらけのフロント陣、補強の必要性を叫ぶ人もいるでしょう。
ですが、もうねそんな事を言っててもしょうがないのです。
今はアトレティコのファイトを称えつつ、Ligaでの雪辱を果たせるよう応援するのみです。
Liga最終節、リベンジを果たし笑顔でシーズンを終えましょうぞ。
ま、まずはコパクラシコやね。
今日の鬱憤を全てぶつけるには格好の相手や!!!!!!!!!!