|
07-08 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg |
||||
|
2008.3.5 サンチャゴ ベルナベウ
|
||||
|
1
|
0-0
|
2
|
||
|
1-2
|
||||
| ラウル |
得点
|
タデイ |
||
| ヴチニッチ |
||||
|
メンバー
|
||||
| 1 カシージャス |
GK
|
32 ドニ | ||
| 2 サルガド (64分 22 M・トーレス) 3 ペペ (71分 退場) 5 F・カンナバロ 16 エインセ |
DF
|
3 シシーニョ (87分 2 パヌッチ) 5 メクセス 4 ファン 22 トネット |
||
| 8 ガゴ 6 M・ディアッラ (61分 15 ドレンテ) 14 グティ |
MF
|
16 デ ロッシ 8 アクイラーニ 11 タッデイ 20 ペッロッタ (76分 7 ピサーロ) 30 マンシーニ (65分 9 ヴチニッチ) |
||
| 7 ラウル(C) 19 バチスタ (85分 9 ソルダード) 10 ロビーニョ |
FW
|
10 トッティ(C) | ||
| カシジャス
サルガド ペペ カンナ エインセ ガゴ ディアラ グティ バチスタ ロビーニョ ラウル |
布陣
|
ドニ
シシニョ メクセス ファン トネト デロッシ アクイラニ タデイ ペロッタ マンシニ トッティ |
||
|
sub
|
||||
| 25 デュデク | GK | GK | 27 ジュリオ セルジオ | |
| 12 マルセロ | DF | DF | 21 フェラーリ | |
| 24 バルボア | MF | MF | 33 ブリーギ | |
| 20 イグアイン | FW | FW | 14 ジュリ | |
| エインセ ペペ(×2) ロビーニョ グティ |
イエローカード | タッデイ デ ロッシ ペッロッタ シシーニョ アクイラーニ トネット |
||
| ペペ(Y×2) | レッドカード | |||
| セルヒオ ラモス | 出場停止選手 | |||
|
メッツェルダー スナイデル ロッベン ニステルローイ サビオラ |
戦線離脱中選手 | |||
時にはイタリア的に?
やはりフットボルの魅力が凝縮された試合となりました。
基本的には攻めるマドリー、守ってカウンターのローマという構図。
しかしながら主導権はローマが握っているような雰囲気。
ボールも持たせるし、遠めからのシュートなら打たせてあげるよ、ってな感じ。
キッチリキッチリとファウルを取る審判だった事もあって、中々リズムを作れないマドリー。
ローマにとっては、この部分は幸運でした。
得点の臭いはマドリーの方がしていたけど、ローマもアクイラーニのミドルシュートなどで応戦。
前半は予想通りスコアレスのまま終了。
そして後半、試合が動きます。
マドリーはより攻撃の厚みを増してきました。
サルガド、エインセの両ラテラルは上がりっぱなしで、殆ど2-5-3って布陣。
これに対するローマの戦術は、ひたすら亀になる事。
マイボールになっても、いつもの様に後ろから後ろからドンドン人が前に出る事も無く、ひたすらトッティ頼り。
そのトッティが、あまり良い状態じゃなかったのでローマは困りました。
しかもDFラインでのパス回しは拙く、ミスを連発。
こりゃマドリーの得点は時間の問題だな、と思いました。
しかし試合は解らないもんです。
サルガド負傷→トーレス投入、という不測の事態が。
これに乗じたのがローマ。
ヴチニッチがトーレスを翻弄。
ペペまでも制覇して、退場に追い込みました。
サルガドでも止められてたかどうかは定かではありませんが、トーレスは殆ど何も出来ず。
ひたすらヴチニッチにファウルを繰り返すだけ。
ペペが退場になっていなかったら、彼が退場になってたやろうな。
そんなヴチニッチの活躍で盛り返したローマ。
数的有利を突いて、タッデイのヘディングで先制します。
貴重なアウェイゴール。
これで2点の余裕が出来ました。
しかし試合は解らないもんです。
直後にマドリーが同点に。
これは審判からの完全なプレゼントでした。
ラウールの明らかなオフサイドを見逃してくれたんですからね。
これが無かったら敗戦を審判の責任にしていたであろうマドリーでしょうが、こんなどうやったらオンサイドに出来るねん!ってプレーを認めてくれたんですから文句は言えない筈。
まぁとにもかくにもこれで試合は更に加熱します。
あと1点を狙ってのマドリーの猛攻。
これをひたすら人数で守るローマ。
カウンターはヴチニッチ頼り。
マドリーが追いつく可能性もあったけど、正念場に強いのがイタリアのチーム。
ロスタイム、遠距離からのパヌッチのFKにヴチニッチがダイビングヘッドで合わせてゲームセット。
ローマに対して私は0トップの魅力的なスタイルを大いに評価していました。
なのでローマに勝って欲しいという想いが強かった。
しかしながら、この日のローマは昔ながらのイタリアのチーム丸出しでした。
これならマドリーに勝利して欲しかったな、というのが試合後の実感。
まぁアウェイだし、リードしてたし手堅くなったのかな。
ベスト8以降、もしこの日の様な戦いぶりが続くなら即刻敗退してもらって結構です。
一方のマドリー。
ニステルとセルヒオラモスがいなかったのが大きかったな。
それに1st legでローマを混乱に陥れたロッベン不在の影響も大。
ロビーニョも良かったけど、怪我明けだったからバリバリじゃなかったしなぁ。
興奮度:70%
MOM:ヴチニッチ