マドリーvsオリンピアコス

07-08 UEFAチャンピオンズリーグ　グループC 第3節
2007.10.24　サンチャゴベルナベウ
マドリー	4	1-1	2	オリンピアコス
		3-1
ラウル（2分）	得点			ガジェッティ（7分、ｼﾞｮﾙｼﾞｪﾋﾞｯﾁ）
ロビーニョ（68分、ﾗﾓｽ）				セザル（47分、ｼﾞｮﾙｼﾞｪﾋﾞｯﾁ）
ロビーニョ（83分、ﾆｽﾃﾙﾛｰｲ）
バルボア（90+3分、ﾛﾋﾞｰﾆｮ）
メンバー
1　カシージャス	GK			71　ニコポリディス

2　サルガド　　（64分　20　イグアイン） 4　セルヒオラモス 21　メッツェルダー 12　マルセロ	DF			35　トロシディス　　（13分　退場） 18　アンツァス 5　ジュリオセザール 15　ラウールブラボ　　（75分　14　ジェブワコフ）

14　グティ 8　ガゴ 23　スナイデル　　（82分　24　バルボア） 10　ロビーニョ	MF			28　C・レデスマ　　（86分　10　ヌニェス） 2　パツァツォグル 6　ストルティディス 7　ガジェッティ 11　ジョルジェビッチ（C）

7　ラウル（C）　　（88分　22　M・トーレス） 17　ニステルローイ	FW			32　ルアルア　　（72分　9　コバチェビッチ）

カシジャスサルガド　　ラモス　　　ﾒﾂｪﾙﾀﾞ　　マルセロ　　　　　　グティ　　　ガゴ　スナイデル　　　　　　　　　ロビーニョ　　　　　　ラウル　　ニステル	布陣			ニコポリディストロシ　　アンツス　　　セザル　　ブラボ　　　　　　　　　レデスマ　　　　ﾊﾟﾂｧﾂｫｸﾞﾙ　　　　ｽﾄﾙﾃｨﾃﾞｨｽガジェティ　　　　　　　　　ｼﾞｮﾙｼﾞｪﾋﾞｯﾁ　　　　　　　　　ルアルア
sub
25　デュデク	GK		GK	87　シファキス
15　ドレンテ	DF		MF	8　アルチュビ
19　バチスタ	MF			16　ネー
18　サビオラ	FW			22　ミトログル
サルガドロビーニョ	イエローカード			ジョルジェビッチパツァツォグルガジェッティアンツァス
	レッドカード			トロシディス
	出場停止選手
ペペ	戦線離脱中選手			ドミ

神ージャス降臨

いや～、日々忙しくて全然試合観戦が進みません（´Д｀；）
なので先週の試合ですが、今頃観戦です。

ある意味、非常に楽しい試合となったこのゲーム。
マドリーからすれば、「なってしまった」ってのが適切な表現でしょうか。
試合前は楽に勝てると思っていた事でしょう。
でも結果的には激しい激しい消耗戦になりました。
試合開始2分で先制点を奪えた時は、試合前以上に楽に勝てると思った事でしょう。
しかも相手のミス絡みでアッサリとゲット出来ましたからね。
でも結果的には激しい激しい激しい消耗戦になりました。

そうなってしまった要因は何か？
一言で言うと自滅でしょうね。
だってミスが多過ぎましたもん。
しかもツマラナイのがね。
同点ゴールにしたって、油断しまくりだったのが明らかでしたし。
この同点劇で一旦は背中に火が付きかけたものの、直後に相手に退場者が出たので火はすぐに消えてしまいました。
んで、後半開始直後に逆転ゴールを喰らってしまう訳であります。
これも時間帯から考えても集中しきれてなかったんかな～、って感じですよね。

大人の戦い方が出来れば、こんなに苦労はしなかったでしょう。
今季もカペッロが采配を振っていれば、考えられない様な展開。
まぁ、でもマドリーなんですからこれでいいんじゃないですか？
後半ロビーニョの2ゴールで再逆転する訳ですが、そもそもカペッロならチームへの合流が遅れる様な選手は使ってないでしょうしね。
ってなると、華麗な跨ぎもエラシコも見れなかった訳です。
その分、試合はバタついてしまったかもしれませんがファンタスティックを求めるなら仕方無いでしょ。
両チーム共にDFがザルザルでオープンな展開になったからこそ、これだけ楽しめる試合になった訳ですからね。

しかし、オリンピアコスは勿体無かったなぁ。
やり方によっては、勝ち点3ないし1は持って帰れた試合だったとは思うんですけどね。
守りを固めないくせに攻撃に人数もさかない、という非常に狙いの解らない戦い方をして、結局獲得勝ち点は0で終わってしまいました。
一体どういう狙いだったんでしょうかね？
攻撃は基本的には前のルアルア、ガジェッティ、ジョルジェビッチにお任せ。
彼等1人1人の能力が高く、そしてマドリーのDFがユルかったのでチャンスは意外に作れました。
なので攻撃はまあいいでしょう。
しいて言うならば、コバチェビッチをルアルアと代えて欲しくなかったぐらい。
だってダルコを投入した時、マドリーはメッツェルダーだけの1バックと言っても差し支えないぐらい前線に人数をさいてましたからね。
ロングボールをダルコに当ててルアルアを走らせたら可能性あったんじゃないかな～、って思いました。
でも根本的な問題はそこじゃなくて守備です。
基本的に6人プラスGKで守ってたんですが、とにかくマークは緩いわファウルはしまくるわラインコントロールは出来ないわ、という状態。
ロビーニョが2得点1アシスト1PK獲得（ニステルが宇宙開発しなけりゃ・・・）と大活躍だった訳ですが、多分にオリンピアコスDFのアシストも光りましたよ。
ロビーニョを引き立てる為に、そしてサルガドにトドメを刺す為にスペインまで彼等ははるばるやってきたのでしょうか？？
まぁ、なんにしてもこれで来週の折り返しマッチが余計に楽しみになった次第であります。

P.S.ロスタイムのカシージャスのスーパーファインセーブ！！あれには金子以上に絶叫してしまいましたよ。流石はカシージャス。結局今季もマドリーを支えているのはカシージャスなんでしょうね。
ダルコの呆然とした表情が忘れられません

興奮度：85％

MOM：カシージャス