06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループE 第2節 

2006.9.26 サンチャゴ ベルナベウ
5
3-0
1
2-1
ニステルローイ(20分
得点
ミレフスキ(47分
ラウル(27分、レジェス  
レジェス(45+1分、ディアラ  
ラウル(61分)  
ニステルローイ(70分、PK)  
メンバー
1 カシージャス
GK
1 ショコフスキー(C)
  (68分 退場)
   
24 メヒア
5 F・カンナバロ
4 セルヒオ ラモス
3 ロベルト カルロス
DF
20 グーセフ
32 ガフランチッチ
6 サブリッチ
26 ネスマチニイ
 
 
6 M・ディアッラ
8 エメルソン
19 レジェス
  (HT 23 ベッカム
14 グティ
7 ラウル(C)

  (84分 10 ロビーニョ
MF
37 ユーセフ
7 コレア
  (74分 17 ミハリク)
15 ジオゴ リンコン
  (81分 88 アリエフ)
8 ベルケビチ
  (70分 55 リブカ)
 
 
17 ニステルローイ
  (72分 9 ロナウド
FW
25 ミレフスキ
16 シャツキフ
   
        カシジャス

メヒア  カンナ   ラモス  ロベカル

    ディアラ   エメルソン

 レジェス   グティ     ラウル

      ニステルローイ

布陣
       ショフコフスキー

グセフ  ガフラン   サブリチ  ネスマチ

      ユスフ   コレア

 リンコン   シャツキフ   ベルケビチ

        ミレフスキ

sub
13 ディエゴ ロペス GK DF 4 ロドウフォ
15 ラウール ブラボ DF   81 マルコビッチ
22 パボン   MF 10 セルナト
18 カッサーノ FW FW 23 ヴェルパコフスキ
セルヒオ ラモス イエローカード シャツキフ
レッドカード ショコフスキー
出場停止選手
サルガド
シシーニョ
戦線離脱中選手 ロタン
エル カドゥーリ
レブロフ
ヴァシュク

ディアラ君臨

開幕戦は共に惨敗だった両チーム。負け組同士の対戦ですが、マドリーはリーガで3連勝中です。チョットずつ噛み合ってきたのでしょうか。ですが、前半ペースを握ったのは前節の大敗を受けて先発メンバーを大幅に入れ替えたキエフ。「守ってシンプルに攻める」というコンセプト通りのスタイルでマドリーゴールを脅かします。イマイチどう攻めるのか見えてこないマドリーとは差がありました。でもこの差が結果に結びつかないのがキエフの苦しい所。マドリーは「個」のチカラとキエフの自滅によっての大勝でした。まぁミスしてたら勝てませんよ。先制ゴールもキエフのミスから。ロベカルの弾丸ショットをショフコフスキーがニステルの前に弾いて先制点を献上しました。ロベカルも素晴らしいボレーだったので、これは「個」のチカラですが、それ以上にショフコフスキーの処理が不味かった。せめて捕れないにしてもプレゼントしちゃ駄目です。ショフコフスキーはこの後もキャッチングミスを連発します。挙げ句の果てがニステルを倒しての1発退場劇。決定機を止めてしまったので当然のロハでしょう。ずっとキエフのレギュラー張ってる選手なんで何試合も彼のパフォーマンスを観てきましたが、こんなに悪いGKじゃなかったのになぁ。で、キエフのミスは彼だけではありませんでした。4失点目もガフランチッチのバックパスミス。失点に繋がったミスだけじゃなくって、シュートミスも山程あったので、これでは勝てません。ただシャツキフの空振りは良いフェイントになってミレフスキが得点出来たけど。マドリーはキエフがこんな内容だったので手放しでは喜べません。攻撃のカタチも依然見えないまま。タレントの「個」のチカラに頼ってるだけです。ラウルが2点も取れた事や怪我あがりのロナウドを試せた事など収穫もあったけどね。あと中盤はしっくりいってきた様な感じもします。ディアラとエメルソンとグティの言うなれば3センターとも言える布陣。エメルソンがどっしりと後ろで引き締めてグティとディアラが攻撃を司るというスタイルがこの日は機能していました。特にディアラは完全にチームの中心とも言える活躍ぶり。彼がリズムを作っていたのは確かです。豊富な運動量とダイナミックな攻め上がり、決定的なパスを出せるだけでなくシュートもパワフル。そして本業のディフェンスでも抜かりはありませんでした。このままの調子でいけば3センターとカンナバロ、ラモスで中軸をしっかり作れる様な気がします。カシージャスも依然として健在やしね。

興奮度:75%

MOM:ディアラ