06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループE 第3節 |
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2006.10.17 スタディオン ステアウア
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1
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0-2
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4
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1-2
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バデア(64分、テロー) |
得点
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セルヒオラモス(9分、グティ) | ||
ラウル(34分) | ||||
ロビーニョ(56分、グティ) | ||||
ニステルローイ(76分、ディアラ) | ||||
メンバー
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13 フェルナンデス |
GK
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1 カシージャス | ||
23 サバン (59分 21 テロー) 3 ゴイアン 24 ギオネア 18 マリン |
DF
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4 セルヒオ ラモス 21 エルゲラ 5 F・カンナバロ 3 ロベルト カルロス |
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22 パラスチフ(C) (78分 7 オプリタ) 20 ロビン (62分 8 ペトレ) 16 ニコリタ 11 ボシュティナ 10 ディカ |
MF
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8 エメルソン 6 M・ディアッラ 14 グティ (71分 23 ベッカム) 7 ラウル(C) 10 ロビーニョ |
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9 バデア |
FW
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17 ニステルローイ (78分 9 ロナウド) |
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フェルナンデス
サバン ゴイアン ギオネ マリン パラスチフ ロビン ニコリタ ディカ ボスチナ バデア |
布陣
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カシジャス
ラモス エルゲラ カンナ ロベカル エメルソン ディアラ ラウル グティ ロビニョ ニステルローイ |
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sub
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12 チェルネア | GK | GK | 13 ディエゴ ロペス | |
17 バチュ | DF | DF | 15 ラウール ブラボ | |
27 スタンク | 22 パボン | |||
28 コマン | MF | 24 メヒア | ||
FW | 18 カッサーノ | |||
ディカ ゴイアン |
イエローカード | |||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
クリストチェア ラドイ ヤコブ |
戦線離脱中選手 | サルガド シシーニョ レジェス |
プライド
ステアウアの選手達も、スタジアムの満員の観客達も、ルーマニアの全ての人々が共通の想いでマドリーを迎えました。そう、「ヘタフェの再現」です。
週末のリーガでヘタフェ相手に目も当てられない様な最悪な内容で惨敗を喫したマドリー。当然ステアウアの人々は自分達もヘタフェになれる、という希望を持っていました。それが表れたのが立ち上がり。ステアウアは猛然と攻めました。一心不乱にマドリーゴールを襲いました。そこから伝わって来たのは、「勝ちたい」以上の「勝てる」という自信。マドリー恐るるに足らずという自信。
しかしマドリーは週末のマドリーでは無かった。なにせ今季のマドリーは鬼軍曹が率いているのですよ。その上でヘタフェ戦敗北という劇薬を飲んじゃった訳です。この試合で薬が効かない訳がないのです。腐っても「20世紀最高のクラブ」ですよ。
選手達のプライドがスタジアムを沈黙へと誘いました。特に前半のマドリーは、ここ数年の低迷期の中では五指に入るぐらいのマドリーらしい内容。とにかくパスが繋がる、繋がる。ワンタッチ、ツータッチでポンポン繋がる。それに合わせておもしろい様に人が後ろから後ろから出て来る。これぞマドリーですよ。ヘタフェ戦での散々な内容が残像としてあったからかも知れませんが、実に新鮮に感じました。
最初こそ元気だったステアウアも、流れる様な展開からラウルのゴールが決まって0-2になると、もうグウの音も出なくなっていました。
格の違いを見せつけた「王様」ゲーム。この勝利でこのグループの大勢は決まったと言えるでしょう。次にクラシコを控えてなかったら90分間全力を出し、失点も防げ、もっと大量得点を奪っていたかもしれませんが、実際はペース考えないといけないからね。ロビーニョのゴール以降は流石にダレてたけど、それでも圧勝です。クラシコへ向けて弾みがついた試合になりましたね。
まぁバルセロニスタとしても、これは嬉しい。ボロボロのマドリーを倒してもねぇ(−_−k)
興奮度:75%
MOM:ロビーニョ