06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループB 第5節 |
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2006.11.22 スタディオ ジュゼッペ メアッツァ
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1
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1-0
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0
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0-0
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クレスポ(36分、デキ) |
得点
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メンバー
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12 ジュリオ セーザル |
GK
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1 リカルド | ||
13 マイコン 2 コルドバ 23 マテラッツィ 11 グロッソ (82分 19 カンビアッソ) |
DF
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12 カネイラ (15分 78 アベウ) (27分 24 ミゲウ ベロゾ) 13 トネル 4 アンデルソン ポウガ 11 テージョ |
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15 ダクール (90分 16 ブルディッソ) 14 ビエラ 4 J・サネッティ(C) 5 スタンコビッチ |
MF
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27 クストディオ(C) 76 パレデス 21 ファーネルード (57分 10 カルロス マルティンス) 28 ジョアン モウティーニョ 18 ナニ |
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18 クレスポ 8 イブラヒモビッチ |
FW
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19 アレクサンドロ | ||
ジュリオセーザル
マイコン コルドバ マテラツ グロッソ ビエラ ダクール サネティ スタンコビッチ クレスポ ズラタン |
布陣
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リカルド
カネイラ トネル ポウガ テジョ クストディオ パレデス ファネルド モウチニョ ナニ アレクサンドロ |
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sub
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1 トルド | GK | GK | 22 ルイ パトリシオ | |
25 サムエル | DF | DF | 8 ロニー | |
7 フィーゴ | MF | MF | 34 ジョアン アウベス | |
91 マリアーノ ゴンサレス | FW | 80 ブエノ | ||
10 アドリアーノ | FW | |||
マイコン スタンコビッチ |
イエローカード | パレデス ナニ クストディオ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | リエジソン | |||
レコバ フリオ クルス |
戦線離脱中選手 | ジャロ |
ジリ貧なスポルティング
生きるか死ぬかを懸けた試合です。
この試合にインテルは勝てば文句無しでGL突破決定。しかし引き分け以下なら苦しくなります。というのもインテルの次節はアウェイでバイエルン。一方のスポルティングはホームでスパルタク。スポルティングの方が有利になっちゃうんですよね。
だからインテルとしては是が非でも勝利が必要。一方のスポルティングも負けてしまうと敗退が決まるし、引き分けでも自力での突破が無くなるのでこちらも是が非でも勝利が必要なのです。
そんな両チームの直接対決な訳ですから盛り上がらない筈がありません。
試合は序盤から超絶ハイテンションなペースで進みます。
スポルティングは開幕戦でインテルに勝ってるので何も恐れていませんでした。自信たっぷりに積極果敢に試合を進めます。
そんなスポルティングを苦しめたのはインテルではなくアクシデントでした。
前半僅か15分でカネイラが負傷交代。更にはその12分後、カネイラの代わりに入ったアベウまでも負傷交代。30分も経たない内に2人の右SBを失ってしまいました。
3人目の右SBとしてトネルがCBから移動し、ミゲウ ベロゾがCBに入りました。
そんな微妙な守備の乱れを突いたのがクレスポ。上手い具合に中央のギャップを突いてフリーで抜け出し、先制ゴールをボレーで突き刺しました。
結局はこういう事なんですよね。やっぱり一発勝負では無くリーグ戦なのでトータルの実力が問われちゃう訳です。
スポルティングはインテルみたいにいくらでも控えに実力者がいるチームでは無いのです。
2人も負傷で失うと最終ラインは俄然苦しいし、前線にしてもこの日はレギュラーのリエジソンとジャロが出場停止と故障で欠場したので代わりにアレクサンドロが入ったのですが全くカタチを作れませんでした。
クルスもレコバもいなくても、またアドリアーノを出さなくても世界トップクラスのクレスポとズラタンがいるインテルとは違うのです。
結局はトータルのチーム力でスポルティングは敗れたと言えるでしょう。
個々人は光るモノがありましたよ。
その筆頭がナニ。
抜群でしたよ。数人に囲まれても慌てるそぶりもなく展開出来るし、勿論自ら打開する事も可能。スピードもアイディアも豊富で、今後間違い無くおもしろい存在になるでしょう。今でもなってるし。
さて、この勝利でインテルはGL突破を決めました。最初に連敗した時は絶望視されたGL突破ですが3連勝で帳尻を合わせました。
この日もビエラ、ダクール、サネッティのトレスボランチがしっかりと中盤で効いてたし、前線もズラタンが改心し好プレーを連発。周りを使えだしたのが大きい。
カンビアッソも戻って来たし、アドリアーノも復調出来れば前線はますます強力です。
不調不調と言われながらもセリエでは未だに無敗だし、R-16以降、インテルは列強にとって脅威の存在となるでしょう。
興奮度:65%
MOM:サネッティ