05-06 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2006.3.7 エル マドリガル
1
0-1
1
1-0
アルアバレナ(49分、フランコ
得点
ロベンクランズ(12分)
メンバー
13 ヴィエラ
GK
25 ヴァーテリュウス
   
17 ハビ ベンタ
  (HT 14 フォント)
2 G・ロドリゲス
22 ペーニャ
3 アルアバレナ(C)
DF
20 ハットン
16 J・ロドリゲス
14 キルギアコス
24 マレイ
 
 
18 タッキナルディ
19 セナ
6 ホシコ
8 リケルメ
  (86分 11 カジェハ)
MF
6 ファーガソン(C)
7 エムダニ
17 バーク
  (87分 10 ノボ
31 ナムシ
 
 
23 ホセマリ
  (HT 99 フランコ)
5 フォルラン
FW
4 ブッフェル
  (64分 27 ボイド)
26 ロヴェンクランズ
   
         ビエラ

ベンタ  ゴンサロ   ペニャ  アルア

       タッキナルディ 

    セナ        ホシコ

         リケルメ

    ホセマリ    フォルラン

布陣
        バーテルウス

ハットン  ロドリゲス   キリヤコス  マレイ

    ファガソン    エムダニ

 バーク            ナムシ

     ブフェル   ロベンクランズ

sub
25 バルボサ GK GK 1 クロス
16 キケ・アルバレス DF DF 2 リクセン
30 アルカンタラ     3 ベルナール
7 グアイレ FW   5 アンドリュース
MF 11 G・レイ
アルアバレナ
ホシコ
ヴィエラ
タッキナルディ
フランコ
イエローカード マレイ
ハットン
ブッフェル
レッドカード
出場停止選手 プルソ
ソリン 戦線離脱中選手

観戦レポ

アウェイゴールを2点奪って帰って来たビジャレアルの俄然有利が伝えられた2nd leg。それでもペジェグリーニは「有利不利は無く、どちらも五分五分」と語り、気を引き締めようとしていました。
そんなペジェグリーニの喝は悪い意味で当たってしまった。
前半のビジャレアルはボロボロ。大観衆で膨れ上がったエル マドリガルであってはならない醜態。序盤から一気呵成に撃って出たレンジャーズとは正反対の精神力。
そうこの時点でビジャレアルは負けていたのです。バックパスのミスからの失点も必然。失点しても尚眼が覚めないビジャレアル。眠りから覚めるまで45分もかかってしまいました。
ハーフタイムにペジェグリーニがどんな激を飛ばしたのかは定かではありませんが、フォント、フランコの投入だけでこちらに意図は伝わってきました。そして4分後の同点弾。
なにより重要なのはアルアバレナが決めた事。言い換えるならばアルアバレナがそこに居た事。フォルランからのクロスが中のフランコに合わず、流れたボールをアルアバレナが詰めた訳ですが、前半のアルアバレナならば決してそこには居なかった。
これはハビベンタにもホシコにもマルコスセナにも言える事ですがね。
かくして同点に追い付いたビジャレアル。攻撃的精神を取り戻した僅か4分後の事でした。もう最初からやれよ(笑)、って感じでまぁビジャレアルらしいと言えばらしい。
この同点ゴールはイコール突破を意味する訳で、つまりレンジャーズにとっては敗退を意味します。
残り40分間、逆転ゴールを狙うレンジャーズと突き放したいビジャレアル。この構図はビジャレアルの不安定なディフェンスラインとフランコの決定力不足によって最後の最後まで続きました。
娯楽という意味に於いては最高のものを提供してくれましたが、次のラウンド以降のビジャレアルを想うと不安になります。ここまでが限界の気もしますが、試合毎に成長していくチームでもあるので「どう化けるか」って期待もありますわな。
今は不安の方が大きいけど・・・。

興奮度:65%

MOM:フランコ