04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループB第5節 |
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2004.11.23 スタディオン オリンピスキー
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2
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0-0
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0
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2-0
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OG=デラス(73分) |
得点
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シャツキフ(82分、ジオゴリンコン) | ||||
メンバー
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1 ショコフスキー(C) |
GK
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22 ペリッツォーリ | ||
13 サブリッチ 32 ガフランチッチ 14 フシン |
DF
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7 サルトル (77分 25 クフレ) 19 スクルト (76分 退場) 31 デラス 8 フェラーリ 32 カンデラ |
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17 ギオアネ 20 グーセフ (65分 7 レコ) 37 ユーセフ 30 エル・カドゥーリ |
MF
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23 アクイラーニ 20 ペッロッタ 18 カッサーノ(C) |
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9 クレベル 23 ヴェルパコフスキ (77分 16 シャツキフ) 15 ジオゴ・リンコン |
FW
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99 ミド (54分 21 ダゴスティーノ) 11 コルビア |
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ショフコフスキー
サブリチ ガフラン フシン ギオアネ グセフ ユスフ エルカドリ ベルパコスキ リンコン クレベル |
布陣
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ペリツォリ
サルトル スクルト デラス フェラリ カンデラ アクイラニ ペロッタ カッサーノ ミド コルビア |
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sub
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21 レヴァ | GK | GK | 1 クルチ | |
3 フェドロフ | DF | DF | 27 ブリオッティ | |
4 ロドウフォ | MF | 28 ビルガ | ||
26 ネスマチニイ | 29 デ マルティーノ | |||
8 ベルケビチ | FW | FW | 26 チェルチ | |
グーセフ エル・カドゥーリ |
イエローカード | スクルト(×2) フェラーリ ペッロッタ |
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レッドカード | スクルト(Y×2) |
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出場停止選手 | パヌッチ
デ ロッシ |
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戦線離脱中選手 | トンマージ ダクール キヴ デルベッキオ マンシーニ メクセス モンテッラ トッティ |
観戦レポ
雪のウクライナは、と〜ても寒そう。この時期のロシア方面に行くのは嫌、ってのは良く解ります。
ガンガン雪降ってるんで試合どころでは無い気もしますが、それでもやらなくちゃいけません。
特にディナモはね。ここで勝っとけば最終節楽に戦えますので絶対に勝点3が欲しい。しかも相手はグダグダのローマやし。
ローマは数字上は可能性はあるけど、ウラのカードのマドリー×レバークーゼンで引分けもしくはマドリーが勝った時点で可能性が全く無くなります。
勿論この試合も勝たなきゃ駄目だし。しかし勝つ陣容は揃ってません。頼みのモンテッラ、トッティが出れないのを筆頭に怪我人&サスペンションだらけ。
もうセリエだけに切り替えるって意味では、ここで休ませた方が良い気もしますが。
さてさてそんなローマの残ってるメンバーで期待出来るのはもはやカッサーノのみ。
監督と揉めてて試合出てなかったですが、こんな状態じゃデルネリも使わざるを得なかったのでしょうか?先発起用です。
しかもキャプテン。この辺りはカッサーノへのプレッシャーでしょうかね?
ミドとの悪童2トップにコルビアを加えたトライアングルでアタッキングを形成します。
つか攻撃はこの3人のみ。後は全員守りです。
カンデラの全盛期の豪快なオーバーラップも90分間通して見られず、ホントに3人だけの攻撃。
しかもミドが結構消えてて、コルビアはオフサイド引っかかりまくり、ってな感じで頼れるのはカッサーノのファンタジーのみ。
また喧嘩なるんじゃねぇか?と心配しちゃったよ。
カッサーノは結局この日は問題起こさずに終わりましたが、チームのイライラ体質には改善の兆しが見えず、この日もスクルトが無駄な警告2枚で退場処分。
ペリッツォーリが半袖で孤軍奮闘しても、こんなんばっかりじゃホントに意味無いよね。
CL1次グループリーグ敗退っていう屈辱以上の悪いチーム状態のままローマはヨーロッパ戦を去ります。
こっからセリエ1本でデルネリがどう立て直して行くかはある意味注目です。
一方キエフ。確実に命題の勝点3獲得を達成して勝負の最終節に臨みます。
勝ち点10まで伸ばせたので最後はアウェイですがドローでもOKな状況。少し有利ですな。
でもここまで難しい試合ばかりを乗り越えてきたキエフ。期待しても良いんじゃないでしょうか?
この試合も簡単そうで難しかったからね。
前半は意外なローマの健闘に苦しめられました。元々守りに入ったローマのディフェンスは堅いですからね。
8人が守るしかなかった状態だったので、これをこじ開けるのは中々難しかった。
しかし後半。ある意味天候を味方につけました。
いっそう吹雪きが強くなる中でのデラスのオウンゴールは、それを誘ったギオアネを褒めるべきでしょう。
こういうピッチ状態で際どい所にクロスを送ればなにかが起こる可能性があるって事ですよ。
あとシャツキフ100ゴールおめでと。
ウズベキスタンはアジアって感じはあまりしませんが、ディナモというLVの高い中での100ゴール達成は同じアジア人として誇りに思うよ。
何年も継続してやるって事が一番難しいからね。オイシイ所をシャツキフにあげたリンコンは90分間通じて凄い働いてたね。
クレベルと共にこの2人のブラジル人がこの日の勝利の最大の立役者でしょう。
クレベルは見た目もそうですけど、たまにカカーとかぶるね。
まぁ同年代なので意識はしてるやろうけど、今日のようなパフォーマンスを続けれればセリエでも戦えるよ。
満足度:65%
MOM:クレベル