04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループD第3節

2004.10.19 シュクル サラコール スタジアム
1
0-0
3
1-3
ノブレ(68分、トゥンジャイ
得点
ジュニーニョ(55分、ビルトール
  クリス(66分、M・ディアッラ
  フロウ(87分、ビルトール
メンバー
34 ルストゥ
GK
1 クペ
   
30 セルカン
2 ルシアーノ
3 セルベト
5 ウミト オザト(C)
DF
12 レベイェール
3 クリス
5 カサパ(C)
20 アビダル
 
 
15 マルコ アウレリオ
24 デニズ
  (HT 7 メフメト)
11 ノブレ
20 アレックス
10 トゥンジャイ
MF
7 M・ディアッラ
4 エッシェン
8 ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
  (79分 15 ディアッタ)
14 ゴヴ
  (85分 13 フロウ)
10 マルダ
 
 
17 ファンホーイドンク
FW
22 ビルトール
  (90分 11 ニウマール)
   
         ルストゥ

セルカン  ルシアノ   セルベト  オザト

     マルコ     デニズ

 ノブレ    アレックス  トゥンジャイ

      ファンホーイドンク

布陣
          クペ

レビユール  クリス   カサパ  アビダル

         ディアラ

    エッシェン    ジュニーニョ

 ゴヴ      ビルトール     マルダ

sub
1 ヴォルカン GK GK 30 ピュイドゥボワ
6 ファビアーノ DF MF 26 クレメント
21 セルチュク MF FW  21 ベルグニュー
8 ムラト FW   34 ベナルファ
9 セルハト  
29 セミッヒ  
セルカン イエローカード M・ディアッラ

クリス

レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 エウベル

観戦レポ

選手を生かすのも殺すのも監督次第ですが、監督を生かすのも殺すのもこれまた選手次第ですわ。
そんな試合でした。
ダウム、ルグエン両知将の采配についてこれたリヨンイレブン、ついてこれなかったフェネルイレブン。
それが勝敗を分けました。

探り合いの静かな前半。
これから180分間戦う上でのまずは45分。
これはいわゆる様子見でした。
そして後半、先に動いたのはカリスマ・ダウムでした。
メフメト投入で一気に攻勢に出ます。
この采配は的中しました。
立ち上がりの攻撃は前半とは見違える程に意図が明確で、得点の臭いが漂ってきました。
しかしゴールならず。
選手達が応えられませんでした。
攻撃に出るという事はリスクを伴う訳でして、なんとか持ちこたえた後はリヨンの反撃です。
中盤の底の空きスペースを遊ぶように使われた挙げ句、ジュニーニョビューティフルミドルを叩き込まれます。
耐えたルグエンとしては会心でしょう。
更に10分後にはCKからクリスが詰めて突き放します。
これで勝負あったかに思われましたが直後にノブレが追撃弾
追い上げムードになりますが、アウェイのルグエンは節操無く守備固めに入ります。
また潤沢なFWの駒を生かして、元気者のカウンター要因を投入
これも効いたよ。
キッチリ駄目押しゴール取るしね。

トータル90分間見た中ではアウェイながらもリヨンの順当勝ちって印象やね。
選手個々のポテンシャルに開きがあるわ。
両チーム共に国内リーグではここまで負け無しと好調ですが、チーム力には確かな開きがあるね。
それはそのままアレックスとペルナン君の差だったりもします。
アレックスは素晴らしい選手やけど、やっぱ好不調の波があるねぇ。
ペルナン君はこの日も安定してたし、やはりその辺がセレソンに置けるウェイトでも違うんかね。
それからビルトール
こういうアウェイ戦の展開では彼の良さが凄く生きるね。
ここんとこの好調さが実に良く見て取れました。
逆にファンホーイドンクは殆ど目立てなかったねぇ。
チームとしてボールが前に行かなかったので仕方無いですが。

満足度:60%

MOM:ビルトール