04-05 UEFAチャンピオンズリーグ グループF第4節

2004.11.2 カンプ ノウ
2
1-1
1
1-0
エトー(37分、シャビ
得点
シェフチェンコ(17分、ピルロ
ロナウジーニョ(89分、エトー  
メンバー
1 V・バルデス
GK
1 ジーダ
   
2 ベレッティ
5 プジョル(C)
23 オレゲル
12 ファンブロンクホルスト
DF
2 カフー
13 ネスタ
3 マルディーニ(C)
4 カラーゼ
 
 
4 マルケス
  (80分 7 ラーション)
6 シャビ
20 デコ
MF
21 ピルロ
8 ガットゥーゾ
23 アンブロッジーニ
22 カカ
  (76分 10 ルイ・コスタ)
27 セルジーニョ
  (74分 20 セードルフ)
 
 
9 エトー
8 ジュリ
  (67分 24 イニエスタ)
10 ロナウジーニョ
FW
7 シェフチェンコ
  (87分 15 トマソン)
   
          バルデス

ベレッチ  プジョル   オレゲル  ジオ

         マルケス

     シャビ      デコ

  ジュリ          ロニー

         エトー   

布陣
         ヂダ

カフー  ネスタ   パオロ  カラーゼ

   ガッツ  ピルロ  アンブロ

      カカ   セルジ

        シェバ

sub
28 ルベン GK GK 46 アッビアーティ
19 F・ナバロ DF DF 19 コロッチーニ
27 ペーニャ     26 パンカロ
14 ジェラール MF MF 32 ブロッキ
30 メッシ  
ロナウジーニョ イエローカード カカ
アンブロッジーニ
ガットゥーゾ
レッドカード
出場停止選手
モッタ

ガブリ

シウビーニョ

エヂミウソン

ジョルケラ

戦線離脱中選手 F・インザーギ

スタム

クレスポ

観戦レポ

CLの醍醐味が存分に出た試合でした。
前評判通りの熱い、濃い試合でカンプノウの10万人いや世界中からの視線を裏切りませんでしたよ。

ミランはサンシーロで勝った事も影響してか守備的な布陣できました。
正直ドローでもGL突破への視界は良好なんで、わざわざカンプノウで撃って出る必要は無い、という判断でしょう。
明らかな「守ってカウンター」って布陣。セルジーニョ起用にそれが現れています。
そして実際も「守ってカウンター」って戦いをしてきました。
それがまたハマる所がイタリアのチームのニクい所でもあります。
狙い通りの大きな展開でシェヴァが先制ゴール。
自陣深い所からのピルロの1発のロビングでした。
か〜、絵に描いた通りやね。
ピルロのパスの精度、パパになったシェヴァの突進力、強さ、落ち着き、完璧です。
オレゲル何も出来なかったよ。
さ〜て、こんなやられかたで負けると屈辱以外の何者でも無いよ。計画通りに負けるなんてね。
反撃です。幸運にもスタムが怪我でいないし、つけいる隙はあるはず。
右からジュリ、ベレッチ。左からはガウショ。中央からはエトー、チャビ、と絶え間なく攻め立てます。
しかし堅い。スタムいなくても堅い。
ネスタ&マルディーニですから。
パオロはむしろ左SBじゃなくて良かったかもね。
カラーゼの方がジュリには適応しやすいでしょうし。
アンブロジーニ、ガットゥーゾも中盤で効いてます。
そしてボールを奪えばカウンター。
ピルロはこういう状況だと凄く生きますね。
カフーやシェヴァをおもしろい様に操ります。

厳しい試合でした。逆に言うとそんな試合だったので喜びもひとしおですわ。
エトーの同点ゴール、終了間際のガウショの逆転ゴール、どちらも選手、スタンドの爆発感は相当やったね。
特に決勝点はね〜、ガウショの興奮っぷりもよくわかるよ。
どちらのゴールもチャビが見事でした。チャビはアシスト以外にも強烈なミドルを数本。
ここまで休み無く働いてるとは思えないほどの運動量と動きの質。
ライカールトもシャビの疲労は理解しつつも使ってしまうでしょうな、あれほど良い働きだったら。
ジュリが帰って来てラーションを切り札的に使える(その逆でもOK)のも大きいね。
決勝点もラーションに釣られてのスペースやったからね。
ベレッチもビルバオ戦には間に合わなかったけど、キッチリ大事な試合には戻って来てくれて良かった。
この試合ダミアーじゃ流石にキツイわ。

そう考えると選手層的には俄然有利なミラン。
バルサは現状全然ターンオーバーとか出来てないけど、ミランはセリエでは余裕を持って回せてるみたいやし。
そういう意味でもこの勝利はデカイよ。

満足度:90%

MOM:シャビ