04-05 UEFAチャンピオンズリーグ グループF第5節

2004.11.24 カンプ ノウ
1
1-1
1
0-0
エトー(24分、デコ
得点
ハートソン(45分、ヴァルガ
メンバー
1 V・バルデス
GK
21 ヘドマン
   
2 ベレッティ
5 プジョル(C)
23 オレゲル
16 シウビーニョ
  (HT 12 ファンブロンクホルスト)
DF
17 アガト
5 ヴァルハーレン
6 バルドゥ
23 ヴァルガ
  (66分 27 カマラ)
4 マクナマラ(C)
 
 
4 マルケス
20 デコ
6 シャビ
MF
18 レノン
19 ペトロフ
8 トンプソン
  (87分 33 ウォレス)
9 サットン
 
 
9 エトー
8 ジュリ
  (60分 24 イニエスタ)
10 ロナウジーニョ
FW
10 ハートソン
   
         バルデス

ベレチ  プジョル   オレゲル  シウビ

         マルケス

      デコ     シャビ 

  ジュリ          ロニー

         エトー   

布陣
       マーシャル

アガト バルハ バルド バルガ マクナ

        レノン

  ペトロフ      トンプソン 

     サットン  

        ハートソン

sub
28 ルベン GK GK 22 マーシャル
19 F・ナバロ DF DF 16 U・ラウルセン
34 ロドリ   MF 7 ジュニーニョ
14 ジェラール MF   11 ピアソン
30 メッシ     46 マクギーディ
マルケス イエローカード レノン
レッドカード
出場停止選手
モッタ

ガブリ

エヂミウソン

ラーション

ジョルケラ

戦線離脱中選手

観戦レポ

クラシコでマドリーを圧倒し、まさに昇り調子のバルサ。一方のセルティックは、こちらもスコットランドが誇るデルビー・レンジャースとの戦いがあったみたいですが、どうも敗れたらしい。好対照な両チームの戦いですが、それはこのグループ内の順位にも如実に表れています。4節終了時点で4チームに数字上は可能性が残ってます。しかし誰がどう見てもミランとバルサの優位は動かず、実際この5節でミラン、バルサは共にホームで戦い共に引き分け以上で突破が決まります。つまりもう決まってる様なもんですわ。そこでオニール監督ですよ。どうやらオニール監督は現実主義者らしい、ってのがこの試合を見て理解出来ました。1%も無いGL突破の可能性にかけず、UEFA杯狙いで戦いを仕掛けてきました。もう始まる前から勝負を捨ててましたね。その戦い方にある意味失望したのと同時に、バルサへの尊敬を感じました。やる前から勝てる気しないんでしょうな。ならば現実的にエンパテを狙おう!と。そしてその作戦がまんまと成功するんですからビックリですわ。前半はオニールが恐れを抱いていた通りの展開でした。圧倒的なチカラの差がそこにはあった。エトーの先制点が入るまでチョット苦労したけど、そこからはゴールラッシュの臭いがプンプンしてました。久々の実戦で心配されたシウビーニョがむしろ一番良い動き出しで、オーバーラップに良質クロスにウラ取りに、と大活躍。ガウショとの息もピッタリで左サイドは正にファンタジーゾーン。(前半だけでの交代ってのは恐らく病み上がりなんで最初から決められてたんでしょうな。)負けじと右サイドもベレッチが常に高い位置取り。FWか?と見間違う程に。デコとのコンビで切り崩してると、いつの間にかジュリがゴール前にいるという理想の神出鬼没さ。そしてチャビは相変わらず絶好調。5バックいや8バックぐらいの勢いでひたすら守ってたセルティックですが、それでも止め切れず。スペースは無いのに崩されまくってました。でもまぁそこでエトーが決めれなかったから、こういう結果になったんですけどね。エトーが戦犯って訳じゃないけど・・・・。実際先制点のスピードはとてつもなく素晴らしかったしね。あと後半はもうバルサも引分けでいいや、って感じやったし。伝説のクラシコを観た後のバルセロニスタ達は、ドローでは納得しないでしょうが、やってる選手達にしたら、やっぱりクラシコ後で疲れてるし、達成感からくる虚脱感もあるやろうし、なにより引き分けでも突破が決まるねんからそれでいいじゃねえか、みたいな気持ちはあったと思う。長いシーズン常に100%を出す事なんて不可能やからね。あれだけゴール前に高い高い山を築かれると、なんか意欲も下がるのもわかりますよ。

満足度:70%

MOM:シウビーニョ