03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループE第5節 

2003.11.26 ゴットリーブ ダイムラー・シュタディオン
1
1-0
0
0-0
ヴェンツェル(45+2分
得点
 
メンバー
1 ヒルデブラント
GK
1 クロス(C)
    
2 ヒンケル
6 メイラ
3 ヴェンツェル
21 ラーム
DF
21 ロス
  (70分 9 エステンスタ)
25 ベルグ
15 ヒザニシヴィリ
18 ボール
 
 
20 ソルド(C)
15 フレブ
  (73分 14 セントゥリオン)
7 マイスナー
16 ヘルト
  (49分 13 ティファート)
MF
2 リクセン
27 ヒューズ
20 カプーショ
16 ヴァノーリ
  (55分 10 モルス)
   
22 クーラニー
19 サビチ
  (89分 35 ブランコ)
FW
7 アルヴェラーゼ
26 ロヴェンクランズ
  (80分 30 バーク)
   
        ヒルデブラント

ヒンケル  メイラ   ベンツェル  ラーム

         ソルド

  フレブ        マイスナー

         ヘルト

     クラニ      サビチ

布陣
        クロス

ロス  ベルグ   ヒザニシ  ボール

    リクセン    ヒューズ

カプショ            バノリ

    アルベラゼ   ロベンクラ

sub
23 ハイネン GK GK 22 マクレガー
12 ゲルバー MF DF 42 スミス
11 アマナティディス FW MF 4 エメルソン
18 カカウ   33 ギブソン
マイスナー イエローカード ヒューズ

ロヴェンクランズ

レッドカード
出場停止選手
ボルドン

ムツェル

戦線離脱中選手 R・デブール

トンプソン

マルコム

ネリンガー

アルテタ

ムーア

観戦レポ

引き分けでも突破のVfB。引き分けでも敗退が決まるレンジャーズ。
くっきりと試合前の状況で差が出ていますが、レンジャーズに有利なデータもありまして、今の所、今季公式戦たったの1敗だけのVfBなんですけれどもその1敗がレンジャーズなんですよね。
ですので自信を持って戦えるのでは?
しかし、主力が軒並み故障で出られません。特にここにきてアルテタやムーアが出れないってのは痛すぎですね。
そんな苦しい布陣でも攻めに出て勝ち点3を奪わなければいけません。
そうなるとVfB得意の堅い守りからの鋭い速攻がし易くなる展開になりそうですね。
なーんて予想は、あっさりと覆されます。開始から攻勢に出たのはVfBでした。
圧倒的なボール支配から、いつも通りのヒンケル、ラームのオーバーラップが冴えます。
更にはこの日は右サイド中心に動いていたフレブが絶妙で、クーラニーにチャンスを次々と演出します。
しかしどうしたクーラニー決めれません。しっかりしてくれー!
それ以上にしっかりして欲しいのはレンジャーズです。VfBの組織力、プレッシングの前に何もできません。
カプーショ、バノーリもそれぞれ対面に抑えられ、アルベラーゼの存在感は無きに等しく、ロベンクランズの孤軍奮闘さだけが目立ちます。
それでも0-0で何とか終えれそうだったでしたが、前半ロスタイム、セットプレーからヴェンツェルに決められてしまいます。
クロスがDFの背中に当たる不運もありましたが、トリックプレーに惑わされたのも事実で、またヴェンツェルのボレーも見事でした。
1点取るとVfBは勝ったも同然です。
ブンデスで13試合で3失点しか許していないらしい守備の厚さは、レンジャースがどうにかできるものではありませんでした。
格の違いを感じちゃう様なVfBの完勝で、突破が決定しました。
っていうか相変わらずオモロイぞマガトフットボール。
必死でどうにかしたいレンジャーズが、どうにもできないくらいにまで封じ込めましたからね。
若いメンツの躍動感を見てるだけでも楽しいのに、チームとしての成熟度も実に見事です。
怪我のボルドンの代わりに出たヴェンツェルが決勝点を奪ったりとチームとしての勢い、運も良い感じです。
あとサポも五月蝿いぐらいに熱いし、試合前の巨大旗も見事でした。
さ〜、この内容をいつまで持続できるんでしょうか?楽しみですね。
敗退が決まってしまったレンジャーズですが、ここまで差を見せつけれると逆にサッパリでしょうか?
怪我人が多すぎるという運が無い部分もありましたよね。

満足度:65%

MOM:ソルド