03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループC第6節 |
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2003.12.10 フィリップス・スタディオン
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3
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1-0
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2
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2-2
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ジョン・デ・ヨング(14分、ロッベン) |
得点
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ルケ(59分、直接FK) | ||
ロッベン(48分) | パンディアーニ(83分、ルケ) | |||
ジョン・デ・ヨング(90+4分、ヘネゴールオブヘッセリンク) | ||||
メンバー
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23 ヴァーテリュゥス |
GK
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1 モリーナ | ||
30 ベゲル 2 オーイヤー(C) 5 ボウマ 3 李 榮杓 |
DF
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24 エクトル 4 ナイベト 14 アンドラーデ 15 カプデヴィジャ |
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14 フォーゲル 7 朴 智星 (HT 19 ロンメダール) 11 ロッベン 25 ジョン・デ・ヨング |
MF
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8 セルヒオ (57分 19 ルケ) 23 ドゥーシェル 12 スカローニ (84分 5 セサール) 10 フラン(C) 21 バレロン |
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9 ケズマン 8 ヘネゴールオブヘッセリンク |
FW
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9 トリスタン (63分 7 パンディアーニ) |
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バーテリュゥス
ベゲル オイエル ボウマ 李 フォゲル 朴 ロッベン デヨング ケズマン ヘネゴール |
布陣
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モリナ
エクトル ナイベト アンドラ カプデビ セルヒオ ドゥセル スカロニ バレロン フラン トリスタン |
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sub
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1 ファンダイク | GK | GK | 13 ムヌア | |
4 ファーベル | DF | DF | 2 マヌエル・パブロ | |
20 コーリン | 3 ロメロ | |||
29 ホフラント | FW | 17 ムニティス | ||
13 ファンデルスハーフ | MF | |||
15 ボンランテン | FW | |||
フォーゲル | イエローカード | |||
レッドカード | ||||
ルシウス | 出場停止選手 | |||
ファン・ボメル | 戦線離脱中選手 | ヴィクトール
マウロ・シウヴァ |
観戦レポ
デポルとPSVの勝点差は、わずか3。つまりこの試合PSVは勝てば並ぶ訳なんですよね。
で、並んでからは直接対決の結果で順位が決まります。
デポルはホームで2-0で勝ってるので、この試合を0-2以上の悪いスコアで負けなければ突破が決まります。
そんな状況です。ま、デポル優位なんですが、どうなるでしょうか?
とにかく得点が欲しいPSVは、ツートップで臨んできました。
対するデポルは開始から相当なプレッシングをかけてミスを誘います。緊迫した立ち上がりでした。
そんなデポル包囲網を打ち破ったのはロッベンでした。
14分、朴智星とのワンツーから一気に加速するとグラウンダーのクロスをデヨングに合わせます。
デヨングのダイレクトシュートはポストに当たりながらもゴールに吸い込まれます。ラッキー!
直前にスカローニの突破からのクロスを決めれなかったトリスタンとはツキが違いました。
PSV先制!さぁ、おもしろくなってきましたよ。
巻き返したいデポルは、セルヒオが何度かチャンスを迎えたり、CKからアンドラーデのドンピシャヘッドがあったりしますが、防がれます。
PSVの方もヘネゴールの頭を狙いますが、追加点とは至らず。
そんな前半が終わって1-0。1点では足りないヒディングは後半からロンメダールを投入します。
更に攻撃的布陣に!そしてそのロンメダールが開始からトバシます。久々ですよ彼の突破を見れたのは。
左サイドのロッベンだけでも脅威だったのに、右にも増えちゃったのでデポルDFは完全に混乱してますね。
そしてその勢いを生かして追加点を奪えました。
スローインからのゴール前での混戦からロッベンが上手く持ち込んで空いてるコースを突いたシュートを決めますた。
2-0!こうなると直接対決の結果が並んだので後はトータルの得失点差で順位が決まります。
つまりモナコに8失点喰らったデポルは3位になっちゃう訳でして、この時点だとPSVが突破です。
ヤバイよデポル!でも心配御無用でした。ここからチーム力の差が出ます。
ロンメダールで攻めのカードを使い果たしたPSVに対し、デポルはまだここからルケ、パンディアーニという極上のカードを切れたんですね。
そしてその2人が確実に仕事をやり遂げてくれます。
まずはルケ。交代後すぐに直接FKを叩き込みます。35m?はあろうかという距離でしたが、弾丸シュートが突き刺さります。
ルケって、こんな良いシュート打てたっけ(笑)なにせ本人もゴール後ビックリした様な顔してたし、お馴染みのゴールパフォーマンスも無かったしで、マグレか(笑)
ま、マグレでも何でもいいや、このゴールがデポルを救います。そしてここからルケはノリノリです。
惜しいシュートを連発するは、3人抜きからパンディアーニのゴールをアシストするはの大車輪の活躍です。
パンディアーニはクロスに合わせるだけでしたが、このゴールが完全にトドメを刺しました。
2-2になった事でPSVは突破の為には5-2にしなくちゃいけない訳でして、残り7分で3点奪うのは絶望です。
それでも最後まで戦う姿勢を魅せてくれます。
フォーゲルがバー直撃ミドルを放ったり、ロスタイムにはデヨングが、この試合の決勝点を奪ったりと意地を見せます。
ケズマンのセンタリングを合わせたヘネゴールのヘディングはバーに当たったんですが、そのリバウンドを詰めました。
最後まで気持ちが入っていた証拠でしょうか?
結局この試合は負けたデポルですが、突破を決めました。PSVも楽しませてくれましたよ、良い内容でした。
満足度:65%
MOM:ロッベン