03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループG第6節 

2003.12.9 トヨタ・アレーナ
1
0-0
0
1-0
キンツル(90+3分、ポボルスキー
得点
 
メンバー
29 ブラジェク
GK
1 ペルッツィ
   
4 ペルグル
16 ヒュブスマン
17 ヨハナ
3 ラバント
DF
31 スタム
23 ネグロ
24 コウト
19 ファバッリ(C)
  89分 53 S・コンセイソン
 
 
15 コバチ
8 ポボルスキー(C)
10 ミハリク
  (73分 9 キンツル)
7 ゼレンカ
MF
14 フィオーレ
4 アルベルティーニ
17 ゴッタルディ
  53分 20 リベラーニ
10 スタンコヴィッチ
 
 
27 I・グルシュチェビッチ
  (85分 11 イェジェク)
14 シオンコ
  (89分 21 ユン)
FW
9 コッラーディ
18 ムッツィ
  73分 21 S・インザーギ
   
        ブラジク

ベルグル  ヒュブ   ヨハナ  ラバン

        コバチ

ポボルスキ          ミハリク

        ゼレンカ

    グルシェ     シオンコ

布陣
       ペルッツィ

スタム  ネグロ   コウト  ファバ

    フィオレ   アルベル   

ゴタルディ           スタンコ

    コラディ    ムッツィ

sub

30 シュピット GK GK 33 セレーニ
5 フラフバルト DF DF 5 ザウリ
22 ホモラ 22 オッド
26 ズボンチャク MF MF 6 ダボ
イエローカード コッラーディ

スタンコヴィッチ

レッドカード
出場停止選手 ミハイロヴィッチ
ロシツキー

ペトラーシュ

V・グルシュチェビッチ

ネメツ

戦線離脱中選手 セーザル

ジャンニケッダ

C・ロペス

観戦レポ

引き分けだと両チームともに脱落、という苦しい状況です。
例え勝ったとしてもベジクタシュの結果次第では勝ち抜けない他力本願な状況でもあります。
しかもベジクタシュはホームで消化試合のチェルシーが相手なので俄然有利なんですよ。
そんな中キックオフとなった訳ですが、この日の一番の主役はピッチでした。
映像からも伝わる程の寒さはピッチを凍らせてしまっていた様です。
だって選手の吐く息が煙みたいに鮮明に写ってましたからね、そりゃピッチも滑るさ。
どの選手もボールコントロールに苦しみます。決定的チャンスもピッチのせいで逃したりと、焦る選手の気持ちを逆撫でします。
この日ラツィオはゴッタルディを右SHに起用してファーストチェックを厳しくすると共にフィオーレの深い位置からのゲームメイクに託します。
コラーディやゴッタルディ自身もチャンスを迎えますが、ブラジェクに抑えられます。
スタンコヴィッチのエアポケットシーンも事無きを得ます。むむむラツィオ、ヤバイかも。
プラハの方は、ポボルスキーを中心にミハリクとゼレンカが良い感じです。
チームとしての連携、一体感を感じます。
後半、ラツィオの時間帯が続きますが、アルベルティーニのミドルがポストに助けられたり、ブラジェクのファインセーブが決まったりして、流れはプラハへ。
いや〜、メチャクチャ劇的でしたよ。
両チーム痛み分け濃厚かと思っていたロスタイム。決定機をファウルで潰されて得たFKからでした。
ファウルを取らずに流してた方が決定的チャンスだったので、プラハは憤ってましたが結果論で言うとFKで良かった。
ポボルスキーがフワッと浮かしたボールをキンツェルがヘディングシュート!これがバーに当たったもののゴールに叩き込まれます。
プラハ、キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーです。
自動的にラツィオ脱落です。セリエでユーベに勝った勢いを生かせませんでしたね。
勝ったプラハですが、サポの喜ぶ様を見てるとベジクタシュが負けたみたいなので、16強決定です。
うわっ、完全に予想外の展開です。でも、実際強かったですよ。
こんなピッチでもポボルスキーの確かな技術は真に健在でしたしね。
まとまりがある好チームなので、組み合わせ次第ではベスト8入りも現実的でしょう。
それにしてもポボルスキーは完全にラツィオを見返す活躍ができましたね。

満足度:50%

MOM:ポボルスキー