03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループF第4節 |
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2003.11.4 スタディオン・パルティザン
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得点
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メンバー
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27 パンティッチ |
GK
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1 カシージャス | ||
16 ウェスト 25 バイッチ 14 ジョルジェヴィッチ |
DF
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2 サルガド 22 パボン 15 ラウール・ブラボ 3 ロベルト・カルロス (12分 14 グティ) |
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4 ドゥリャイ 28 ナジ (67分 10 ドゥルロヴィッチ) 24 サヴィッチ 15 マルバサ (19分 26 ルザサ) 22 イリッチ(C) 17 イリエフ |
MF
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23 ベッカム 6 エルゲラ 10 フィーゴ 5 ジダン |
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9 デリバシッチ (HT 7 ストヤノスキ) |
FW
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7 ラウル(C) 9 ロナウド |
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パンティッチ
ウェスト バイッチ ジョルジェ サビチ ドライ ナジ マルバサ イリッチ イリエフ デリバシッチ |
布陣
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カシジャス
サルガド パボン ブラボ ロベカル ベカム エルゲラ フィゴ ジダン ラウル ロナウド |
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sub
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1 ラダコヴィッチ | GK | GK | 25 セサル | |
11 チャカル | MF | DF | 4 ルベン | |
18 イヴィッチ | MF | 19 カンビアッソ | ||
32 ラドビッチ | 21 ソラリ | |||
26 ボラハ | ||||
27 ヌネス | ||||
ルザサ | イエローカード | |||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
クラリ
チルコヴィッチ |
戦線離脱中選手 | ポルティージョ
ミニャンブレス |
観戦レポ
3連勝中のマドリーは、この試合でグループ突破を決めてしまいたい所でしょう。
逆にここまで勝点1と苦戦を強いられているパルティザンは、是が非でも負ける訳にはいきません。
しかもホームの大観衆の前だしね。
そのサポなんですけど、スタンドでビアンコネッロを作る気合いの入りようです。
こりゃ燃えるでしょ。
それが影響したのか、前半早々マドリーにアクシデントが襲います。
ゴール前のFKをロベカルが得意の左足弾丸ショットで狙ったのですが、蹴った直後ダウン。
どうやら左足肉離れらしいです。グティと交代します。
これでエルゲラが最終ラインに下がり、ブラボが久しぶりに左SBへ。グティはピボーテに入ります。
この離脱が大きかった。左サイドの攻撃力が失われたマドリーは、この後苦戦します。
ブラボも奮闘しますが、クロスの質がイマイチです。
しかも、この試合アクシデントはこれで終わりません。
呪われたかのようにパルティザンの左WBマルバシャも負傷交代。
代わるまで決定的なシュート2本と奮闘していただけに惜しまれます。
更にデリバシッチも前半ロスタイムに競り合いで頭を切ってしまい、そのまま救急車で運ばれます。
後半のピッチに立つ事はなりませんでした。
前線のターゲットマンを失ったパルティザンは後半攻め手を欠いてしまいます。
前半もマドリーを崩すまでは行っても決定力に欠けたり、最後のパスの質が悪かったパルティザンですが、後半はそこまで行くのも辛くなりました。
それでもイリッチが、「あわや」のシーンを作りますが、カシージャスが奇跡的セーブを披露します。
前節に比べると随分攻撃的だったパルティザンでしたが、やはり得点までは難しかったようです。
イリエフはかなり頑張ってたんだけどな〜。一方ディフェンスはウェストが帰って来た事によって大分締まりましたが、ロナウドのシュートミスに助けられた部分も大きかったです。
パンティッチの好セーブも効いてました。
結局激しい肉弾戦の削り合いが多かったこの試合はスコアレスドローで終了しました。
ベッカムも大ブーイングを浴びるぐらい熱くなってますた。
そんな試合だったのにイエローは1枚だけってのは、流石イタリア人レフェリーですね。
満足度:60%
MOM:カシージャス