03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループF第2節 

2003.10.1 スタッド・ベロドローム
3
0-0
0
3-0
ドログバ(62分、ミド
得点
 
ドログバ(68分、メリエン  
ドログバ(85分、シチェフ  
メンバー
1 ルンイェ
GK
1 ラダコヴィッチ
   
8 ペレス
DF
14 ジョルジェヴィッチ
4 ヴァン・ブイデン 7 ストヤノスキ
12 メイテ 16 ウェスト
21 エケール  
 
 
18 メリエン(73分 6 エムダニ)
MF
4 ドゥリャイ
29 セレスティーニ(C)
28 ナジ
20 マルレ(61分 10 フェルナンドン) 2 チルコヴィッチ(87分 24 サヴィッチ)
14 ヴァショウセック 15 マルバサ
  22 イリッチ(C)(81分 10 ドゥルロヴィッチ)
   
11 ドログバ
FW
9 デリバシッチ(45+1分 退場)
9 ミド(77分 22 シチェフ) 17 イリエフ(81分 23 ブルノヴィッチ)
         ルンイェ

ペレス  ブイデン   メイテ  エケール

     メリエン   セレスティ

マルレ             バショセク    

      ドログバ   ミド

布陣
         ラダコ

  ジョルジェ  ストヤノ  ウェスト

チルコ   ドライ    ナジ   マルバサ

         イリッチ

      デリバ    イリエフ

sub
16 カラッソ GK GK 27 パンティッチ
25 ロランティ DF DF 5 オグニャノヴィッチ
7 ヌディアーユ MF 21 サヴィシッチ
15 ヨアンセン 25 バイッチ
26 ルザサ
ミド イエローカード

デリバシッチ×2

レッドカード デリバシッチ(Y×2)
出場停止選手
ドス・サントス

クリスタンバル

ベイェ

戦線離脱中選手 クラリ

観戦レポ

マルセイユのスタジアムもやっぱええ雰囲気です。歌声もすんげぇし、パネル人文字もキレイだし。あぁ、試合始まる前から充分満足です。
試合の方はハイペースで進みます。アウェイながらもパルチザンもガンガン攻勢に出て来まして、負けじとマルセイユも果敢に攻めて、両チームともにスタミナ大丈夫なの?って感じで仕掛け合います。
その中でも目立つのはドログバ。トラップ、キープ力が高いので前線でタメを作れますし、身体能力も並外れてますし。ええ選手やわ。
そのドログバやマルレが決定機を逸っした事もあって、むしろパルチザンの思惑通りに前半終了?と思われたロスタイム、デリバシッチがつまらないシュミレーションでイエローを貰います。
この日既に一枚カードを貰っていた為に退場処分となってしまいました。確かにエリア内でのバンブイデンとの競り合いで、若干押されている様にも見えましたが、演技が下手すぎです。
彼の若さではしゃーないんかな?でも凄く勿体無い退場です。見てる側としてもオモシロイ前半だったので水を差された感じです。
これで後半はパルチザン守りに入るんかな?と予想してたのですが、マテウスは違いました。流石マテウス。
後半も引く事なく前半同様ガンガン攻めてくれます。人数の少なさを感じさせません。えらいぞマテウス。
でもね勝負の世界では結果的には、これは采配ミスだったのかもしれません。
パルチザンが攻めに人数を割いた所をマルセイユがカウンターから先制点を挙げます。
カウンターからミドが粘って2人抜きドリブルから中央にグラウンダーパス。これをドログバがGKともつれながらヒールで決めます。
1点奪われたパルチザンは勿論攻めの姿勢を変えません。そこをまたカウンターで突かれてしまいます。
メリエンのアーリークロスにドログバが上手く入り込んで肩ヘッドで2-0!!!それにしても彼の身体能力は特筆モノですね。
更に奪ってカウンターの形は続きます。トドメはシチェフとのワンツーからスピードで抜け出したドログバがGKとの1対1も冷静に浮かせて決めてハットトリック!正に独壇場です。
それでも最後までパルチザンの攻めの姿勢は続きます。0-3になっても諦めていません。実に素晴らしい。
結果的には完敗でしたけれどもマテウスのゲームプラン自体は間違っていなかったのでは?実際マルセイユが先制するまでも惜しいチャンスがありましたし、最後の精度さえ良かったら全く逆のスコアになっていたかもしれません。
そう言っちゃうと最後はストライカーの差になっちゃうんですかね。そういう意味でもこの日のドログバは完璧に仕事を成し遂げました。

満足度:75%

MOM:ドログバ